赤ちゃんの沐浴はいつから卒業?赤ちゃんと一緒に入るお風呂の手順とポイントまとめ

赤ちゃんとの生活で切り離せないことの1つが「お風呂」。
赤ちゃんとのお風呂は問題なくこなせていますでしょうか?
産まれたばかりの赤ちゃんのお風呂、「沐浴」は病院や両親学級でも教えてもらえますね。
赤ちゃんの成長に伴い、少しずつ大きくなってくると「沐浴はいつ卒業?」「沐浴卒業後、どうやってお風呂に入れればいいの?」など疑問に思うお母さんも多いのではないでしょうか?
今回は、赤ちゃんの沐浴の卒業のタイミングから始まり、赤ちゃんと一緒に入るお風呂の手順や必要物品、ポイントなどをお伝えしていきます♪
目次
赤ちゃんの沐浴はいつ卒業?いつから一緒にお風呂に入ってもいい?
生まれてから1ヶ月頃までは沐浴でお風呂に入れてもらっていた赤ちゃんですが、大体1ヶ月検診の際に医師から「一緒にお風呂に入ってもいいよ」と言われることが多いようです。
許可をもらった1ヶ月頃から赤ちゃんと一緒にお風呂に入るお母さんもいれば、生後1ヶ月だと首がまだまだ不安定で一緒に入るのが不安なため、首が安定してくる3ヶ月頃から一緒に入り始めるお母さんもいます。
しかし、一緒に入ってもいいよと言われたものの、どうやって入ればいいの?!と戸惑うお母さんも多いことでしょう。
これから赤ちゃんと一緒にお風呂に入る際の必要物品や手順をポイントや注意点を抑えながら説明していきますね。
必要物品を準備しよう!
必要物品は沐浴の時とほとんど変わりません。
いつものお風呂セットにお母さんのお着替えセットをプラスすればいいという感じです。
- バスタオル
- ガーゼ
- オムツ
- 赤ちゃんのお着替え
- ベビーローションやベビーパウダーなど保湿するもの
- お母さんのタオル、お着替えセット
このくらいです。
赤ちゃんとお風呂に入ると、出た時も予想以上にパタパタしますので、脱衣所には赤ちゃんのタオルを広げておく、着替えはすぐ取れる位置に置いておくなどし、お風呂がスムーズにいくようにあらかじめ準備しておくとよいでしょう。
赤ちゃんとお風呂に入るときの手順とポイント
先にママの身体をサッと洗う
赤ちゃんを脱衣所で寝んねやお座りなどで待ってもらい、その間にお母さんの身体をサッと洗いましょう。
たまに赤ちゃんが不安がらないようにドアを開け様子を見ながら洗うと、赤ちゃんも安心します。
ちなみに私は、脱衣所も浴室の熱気で温めるという目的や、私の姿が見えないと泣いてしまうパターンでしたので最初からドア全開で入っていましたよ。
その子に合わせたやり方で進めていってみて下さいね。
赤ちゃんとのお風呂の手順〜湯船に浸かるまで〜
赤ちゃんを浴室へ連れていく
次に赤ちゃんを浴室に連れていき赤ちゃんの身体を洗います。
その際、赤ちゃんはお母さんの膝の上で抱っこする姿勢ですと赤ちゃんも安定しますし、洗いやすいです。
抱き方は縦抱っこでも横抱っこでも問題ありませんので、お母さんと赤ちゃんのやりやすい方法で行うとよいです。
赤ちゃんの身体を洗う際のポイントは、利き手でない方の手で赤ちゃんの頭を支え、利き手で赤ちゃんの身体を洗うことです。
利き手でない方は、やはり慣れていないので、なかなかスムーズにいかず時間がかかってしまうかもしれません。
お風呂で時間をとってしまうことは赤ちゃんにも負担になりますし、お母さんも大変ですのでやりやすい利き手で洗っていきましょう。
赤ちゃんの顔をガーゼで洗う
お顔の洗い方の手順は沐浴と一緒です。
赤ちゃんによって石鹸で洗ってあげるのもよいでしょう。
石鹸を使う際は濡らしたガーゼでしっかり石鹸を落としてあげましょう。
ここでのポイントは、沐浴と一緒ですが洗う部分を変える際はガーゼの面を変えることです。
右目を拭いたら面を変えて左目など、部位が変わるごとに新しい清潔な面で拭いてあげるように心がけましょうね。
洗面器で赤ちゃんの頭を洗う
赤ちゃんの頭の下に洗面器を置き、沐浴と同じように頭を洗っていきます。
石鹸をつけるときは撫でるように優しく洗いましょう。
月齢が小さい子ですと、この時にフットボール抱きにしてもやりやすいと思います。
石鹸をつけたらガーゼで優しく洗いましょう。
ここでのポイントは、しっかり石鹸を洗い流した後はしぼったガーゼで頭を拭いてあげることです。
これにより、赤ちゃんの頭が湯冷めするのを防いでくれます。
赤ちゃんの身体を洗う
赤ちゃんの身体を洗うときの手順は沐浴と一緒です。
首→お腹→腕→脚→お股→背中→お尻の順番で洗っていきましょう。
ここでのポイントは、首や脚の付け根、腕のシワなど皮膚と皮膚が密接している部分は汚れが溜まりやすいので意識して洗ってあげるようにしましょう。
私が出産した病院のベテラン助産師さんは「順番よりも、汚れが溜まっている部分を洗うことだけは押さえて」と言っているほどでした。
特に夏場の首や脚の付け根は、さらに汚れが溜まりやすかったりするので、細かい部分にも手をかけてあげましょうね。
赤ちゃんと湯船に浸かる!気になる温度と浸かる時間は?
いよいよ赤ちゃんと湯船に浸かります。
赤ちゃんの肌は大人よりもたいへん敏感であるため、湯船の温度には気をつけましょう。
赤ちゃんのお湯の適温は38〜40度と言われています。
夏場ですと38〜39度、冬場ですと若干高めの40度前後と言われています。
温度計をお持ちでしたら温度計を使うとよいです。
お持ちでない場合は、赤ちゃんを入れる前に、お母さんの肘をお湯につけることで熱さ加減が分かります。
1回目はお湯をちゃんと測って入ると、大体のお湯加減が分かりますので次からは温度計を使わなくても適度な温度でお風呂を準備することができるというお母さんも多いようです。
また、お湯に浸かるのは2〜5分、どんなに長くても10分程度がよろしいです。
これ以上長くなるとかなり体力を消耗してしまいますので、シャワーで身体を洗う時間も含めて10〜15分で済ませるようにしましょう。
赤ちゃんのお風呂の手順〜お風呂から出たあと〜
- 脱衣所で広げておいたバスタオルで赤ちゃんの身体を拭き、オムツを履かせる。
- その後クリームやローションなどで保湿し服を着せる。
- お母さんも身体をサッと拭き、服を着る
- 母乳やミルク、あるいは白湯などで水分補給をする。
赤ちゃんのお風呂は毎日入れてあげた方がいいの?
赤ちゃんは大人よりも新陳代謝が盛んであるため、たくさん汗をかきます。
また皮膚トラブルもなりやすいことから最低でも1日1回はお風呂に入れてあげることで清潔を保つようにしましょう。
また、夏場など特に汗をかいていると感じたときや、乳児湿疹などの皮膚トラブルをおこしているときなどは1日に2回お風呂に入れるのもよいです。
2回入れる際は2回目はシャワーだけで手短に済ませるようにしましょう。
私も夏場はとても暑く、子供の汗がすごかったので、朝と夕方の2回お風呂に入れていましたよ。
お父さんにも入れてもらおう!!
赤ちゃんと一緒にお風呂に入るとなると、どうしてもパタパタしてしまいますので、たまにはお父さんと一緒に入ってもらいながら、お母さんもゆっくりお風呂に入れる日を確保できるといいですね。
赤ちゃんとのお風呂はコミュニケーションをとる上ですごく大きな効果がありますので、ぜひ忙しいお父さんにも、時々一緒に入ってもらいましょう。
きっと赤ちゃんも大喜びするはずです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
お風呂の温度や湯船に浸かる時間さえ注意すれば、必ず守らないといけないルールはありません。
お母さんや赤ちゃんに合ったお風呂の方法が1番です。
ぜひ色々な方法を試しながら、お母さんにとっても、赤ちゃんにとっても楽しいお風呂タイムを過ごせられるといいですね。