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赤ちゃんが自分のモロー反射で驚いて起きてしまう時の対処法!

赤ちゃんが生まれてからしばらくの間、なんの前触れもなく、突然ビクッと体が動くことがあります。

この反応はモロー反射というもので、正常な反応です。

しかし、急に赤ちゃんがビクッと驚いたような状態になることで、パパママはびっくりしたり心配になることがあります。

また、モロー反射が起こり、赤ちゃん自身が驚いて泣いてしまったり、激しく驚いてしまうことがあります。

そこで今回は、赤ちゃんに起こるモロー反射について、いつまで起こるのか、反応が激しい時のの対処法など詳しくご紹介していきます。

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赤ちゃんのモロー反射とは?

赤ちゃんのモロー反射は、大きな音などに対し、急に驚き、手足が大きくビクッとなります。

ビクッと動き、何かに抱きつこうとします。

赤ちゃんの顔を正面にした状態で寝かせて、頭を支え少し起こります。

そこで頭を支えている手を緩めると、赤ちゃんは守ってもらうために、誰かに抱きつこうとして、モロー反射が起こるのです。

本能的な反応ですね。

無意識にしているものとなります。

オーストラリアのエルンスト・モロー医師が発見した新生児特有の原始反射の1つで、モロー反射と呼ばれていますよ。

赤ちゃんのモロー反射はいつまで続く?

赤ちゃんのモロー反射は、神経系が未熟である、生後4ヶ月頃まで見られます。

モロー反射が起こらなくなるころ、ちょうど首がすわり、首を動かすことが出来るようになります。

神経系の発達過程の1つです。

何度も繰り返しモロー反射が起こることもありますが、反応が気づかないくらい小さいという赤ちゃんもいます。

モロー反射で赤ちゃんが泣く!起きてしまうときの対策は?

赤ちゃんの意思と反し、無意識に起こってしまうのがモロー反射です。

そのため、赤ちゃんが寝た時に布団に降ろしたり、大人は気にならないような小さな音や振動でもモロー反射が起こってしまうことがあるのです。

自分でもモロー反射が無意識のうちに起こったことに驚いてしまい、起きたり泣いてしまったりするのです。

何度も何度もモロー反射が起こり、寝かしつけがうまくいかないと悩むことも少くありません。

モロー反射はママから離れないようにと探している仕草でもあります。

そのため、咄嗟に手を出したのにママを掴むことができない、居ることを感じられないと泣いてしまうことがあるとも言われています。

お腹の中に居たときの体勢のように、体を丸めた姿勢にして優しく抱きしめることより、落ち着き、もう一度寝てくれることもあるのでおすすめです。

頻繁にもロー反射が起こってしまい、全く眠れない状態となってしまうと言う場合は、おくるみの使用をおすすめします。

おくるみ、又は大きめのバスタオルで体を包んであげることで、モロー反射を収め、眠れるようになりますよ。

モロー反射を抑制するおくるみの巻き方

モロー反射を抑制するためのおくるみの巻き方です。

  1. おくるみの四角い角の一箇所だけを内側に折り込みます。
  2. 折り目の部分に赤ちゃんの襟足がくるようにしましょう。
  3. 赤ちゃんの両腕をW の形になるようにしたら、左側の布を右脇の下へと向けて巻き付けます。
  4. 足元に余ってしまった布を持ち上げたら、胸元、首元に差し込みます。
  5. 最後に反対側も同じように右側の布を左側に巻きつけたら完了です。

おくるみにくるむときのコツとしては、ゆるすぎずきつすぎずです。

ゆるすぎると手足が動いてしまうため、モロー反射を抑制することもできませんしすぐに外れてしまいます。

一方、きつすぎても苦しくなってしまいます。

大体、赤ちゃんとおくるみの間にママの手のひらが入るくらいで巻くのがおすすめです。

おくるみにくるむ時は布が顔にかからないように注意しましょう。

スワドルミーもおすすめ

モロー反射を抑制するためのアイテムとして、スワドルミーもおすすめです。

胎内に居た時と似た安心感を赤ちゃんに与えることができるものです。

また、赤ちゃんのうつ伏せ寝により乳幼児突然死の予防にもなるのでおすすめです!

我が子のモロー反射が激しい!!異常?大丈夫?

モロー反射には個人差があります。

それほどびっくりしない子もいれば、ものすごくびっくりする赤ちゃんも居ます。

モロー反射の反応が大きく激しい場合、点頭てんかん、低血糖、頭蓋内出血などが疑われることがあります。

ママの手を掴んだり、おくるみを巻くことで落ち着くのであれば、さほど心配はないと言われています。

しかし、心配な場合は1ヶ月健診で相談してみたり、小児科の医師に相談してみましょう。

点頭てんかんの場合は、足を伸ばした状態で手を上に挙げて体を曲げるという特徴的な症状が見られます。

このような症状が見られた場合は、早急に医師に相談することをおすすめします。

また、だっこをしても収まらない時なども早めに相談したほうがよいですね。

更に、モロー反射がなさすぎる、全く起こらないという場合、新生児黄疸の1つである核黄疸、鎖骨骨折などが考えられます。

まったくモロー反射が見られないと不安な時は相談してみたほうがよいですね。

まとめ

モロー反射は赤ちゃんの原始反応の1つだり、神経系の成長過程の一つです。

手を握ったり抱っこをして安心感を与えたりおくるみでくるんで挙げたりすることでおさめてあげることができます。

生理反応なので、とくに気にすること無く、新生児期~少しだけ見られる赤ちゃん特有の可愛い様子ですね。

成長過程の1つとしてムービーにおさめておくのも思い出の1つとなりますね。

しかし、わざと何度もモロー反射をおこすために音を立てたりして驚かせたりするのは赤ちゃんのストレスの原因となるのでやめましょう。

もし異常を感じるときは、念の為医師に相談してみるとよいですね♪

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