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妊婦さんが虫に刺された?!市販の薬を使っても大丈夫?薬を使わない対処法!

妊婦さんが虫に刺されてしまった場合、市販の薬を使用してもよいのか、放置しても大丈夫なのかなど悩みますよね。

たかが虫刺されと思ってしまいがちですが、蚊に刺されたことが原因で感染症に至ってしまうということもあるので油断はできませんね。

そこで、今回は妊婦さんの虫刺されに市販の薬を使用してもよいのか、薬を使用しない対処法や正しい対処法などについて詳しくご紹介していきますね。

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妊婦さんは市販の虫刺され薬を使用しても良い!?

虫刺されるということは、意外とよくあることですよね。

蚊などの虫に刺され、痒みを感じ、市販の薬を塗って対処するということも多いものです。

しかし、妊娠中ということで、市販の虫刺され薬を使用しても大丈夫なのかと不安になるのですよね。

実際、妊娠中は市販の虫刺され用薬でも、赤ちゃんでも使用可能の弱い薬であれば特に問題なく使用できるといえます。

しかし、薬を塗らなくても我慢できるという場合は、塗らずに治るのを待ったほうがよいですね。

しかし、痒みに対してイライラしてしまったり、掻きすぎて出血するというような場合は、薬を塗ったほうがよいですね。

虫刺されは掻くと悪化する!

虫刺されは、掻かずにかゆみを忘れてしまい、自然に治るということはあります。

ところが、虫の種類によっては、虫刺され用の薬も聞かず、痒みに対して掻くとどんどん痒みが増し、症状が悪化してしまうことがあるのです。

なかなか治らない、掻いてしまい悪化したというような場合は、重症化してしまっているので、その後膿んでしまうという状態に陥ることもあります。

すると、傷跡が残ってしまう原因にもなります。

かゆみがおさまらず悪化しているという場合は、自分だけで治そうとするのではなく、皮膚科に受診し処置をうけたほうがよいです。

悪化している感じがしたら、早めに皮膚科に受診しましょう。

虫刺されで受診すべきは皮膚科?産科?

妊娠中ということで、虫刺されで受診すべき病院にみ悩みますね。

皮膚科に受診すればよいのか、かかりつけの産科に受診すべきか…。。

虫刺されの状態によっては産科でも診てもらい処置を受けることができるのですが、場合によっては皮膚科に受診しなければいけないこともあるという感じです。

妊娠中に虫刺され以外にも、ホルモンバランスの関係で肌荒れなどが起こることがあるので、産科でも皮膚への処置を受けることができます。

しかし、虫刺されが普通ではない、悪化がひどいという場合は、皮膚科を受診したほうが良いです。

皮膚の細かい治療はやはり皮膚科となります。

皮膚科に受診するという場合は、妊娠しているということ、妊娠何周目なのか、などを細かく伝えるようにしましょう。

妊娠中の虫刺されは悪化しやすい!?

妊娠中の虫刺されは、妊娠前よりも治りにくいな、悪化しやすいなと感じることがあります。

免疫力の低下による影響

妊娠中は自分だけではなく、自分以外の生命を守ろうと、自分以外の生命(赤ちゃん)を自分の一部であるということを体が認識しなければいけません。

そのためには、免疫力を低下させる必要があります。

一部として認識するために免疫力を下げた結果、妊婦さんはウイルスや菌による感染が起こりやすくなってしまうのです。

虫刺されの場合、虫の唾液が妊婦さんの体内へと侵入し、菌、ウイルスが体内に入り、免疫力が低下している影響で、悪化しやすく治りにくくなります。

肌荒れ

妊娠すると、ホルモンバランスの変化が急激に起こります。

すると、体の状態も大きく変化し、今まであまり肌荒れをしたことがないというような場合でも、肌荒れを起こしてしまうことがあります。

  • 食物アレルギー
  • 化粧品によるかぶれ
  • 蕁麻疹
  • 原因不明の肌荒れ
  • 湿疹

などが起こることがあるのです。

妊娠中は不安定な肌になるため、虫刺されがなかなか治らなかったり悪化したりということが起こるのですね。

我慢

虫刺されが起こっても、適切な処置をしっかりと早めに行なうことで、悪化を防ぐことができます。

ところが、薬を使用したくないという我慢により、症状が悪化してしまうことがあります。

体温

妊娠中は妊娠前よりも体温が高くなるという傾向があります。

そのため、体温が高い人を好んで刺す虫も多く、普段よりも虫刺されやすくなってしまうのです。

その結果、多くの虫さされが悪化してしまうことがあります。

妊娠中に虫刺されが悪化してしまう

妊娠中に虫刺されが悪化すると、以下のような症状に見舞われることがあります。

痒疹(ようしん)

虫刺されが原因で、強い痒みを伴い、皮膚が赤く盛り上がるということがあります。

この症状が体のあちこちで起こってしまうこともあります。

一度、痒疹になってしまうと、なかなか痒みがおさまらないということも多いです。

症状がなかなか収まらず長期間続くということもあります。

とびひ

虫刺されの部分を強く掻いてしまっていると、手にある黄色ブドウ球菌という常在菌や、化膿連鎖菌などが傷口から入り込み、炎症が起こってしまうと、とびひとなります。

一箇所だけの虫刺されだったはずが、菌に感染することにより、全身に広がってしまいます。

感染に気づかずにどんどん広がってしまい、悪化してしまうため、とびひのような症状が診られた場合は、早急な皮膚科への受診と、抗菌薬などにより治療を受ける必要があります。

妊娠中に使える虫刺され薬とは?成分に注意!

では虫刺されに使用される主な薬や妊娠中でも使用できる薬、注意点等をご紹介したいと思います。

虫刺されに使用される薬

  • 痒み止め(抗ヒスタミン剤)

虫刺されの部分に強い痒みを感じる場合、痒みを抑えるために使用されます。

痒みを抑えるためには基本的に高ヒスタミンが使用されますね。

抗ヒスタミンにも種類がたくさんあるものの、痒み止めにはだいたいジフェンヒドラミンという薬が用いられています。

  • 炎症止め(ステロイド剤)

虫刺され部分が赤く腫れている、ただれている、炎症が起きているという場合、炎症を抑えるための薬が使用去れます。

炎症を抑えるためには、基本的にステロイド剤が使用されます。

ステロイドにも様々な種類がありますが、

  • プレドニゾロン
  • フッルチカゾン
  • ヒドロコルチゾン
  • デキサメタゾン

などが用いられることが多いですね。

市販の虫刺されの薬の成分は?

市販の虫刺されの成分としては、色々な高ヒスタミン剤、ステロイド剤などが配合されています。

また、同じような薬でも、液体タイプなのか、クリームタイプなのかなど形状により星雲も異なります。

成分表示を見ただけではどんな成分が配合されているのか分からないことも少なくありません。

そんなときは、薬の成分を薬局在中の薬剤師さんに尋ねましょう。

炎症がひどいときはステロイド配合の薬を、かゆみが辛いときは抗ヒスタミン剤が配合されている薬を選ぶとよいですね。

妊婦さんが市販薬を使う時の注意点

抗ヒスタミン剤やステロイド剤が含まれている市販薬を使用することはできますが、できるだけ使用しないほうがよいということに越したことはありませんよね

市販の薬を2,3日塗り続けても良くならない、悪化しているというような場合は薬の使用をやめ、皮膚科に受診したほうがよいですね。

また、お腹に近い部分に塗るのは避けておくと良いでしょう。

妊娠しているときの使用には注意すべきであるという注意書きがある市販薬には注意しましょう。

できるだけ赤ちゃんから使用できるような薬、効き目は弱くても肌に優しい薬を選ぶようにするとよいですね。

妊婦さんの虫刺されへの対処法!

では、妊婦さんの虫刺されに薬を使用せずに対処する方法についてご紹介します。

緑茶のティーパック

緑茶のティーパックを使用する対処法があります。

緑茶には炎症を抑える効果があります。

方法としては、使用した後の緑茶のティーパックを冷蔵庫に保管しておきます。

虫に刺された時に、冷たく冷やしておいた緑茶のティーパックを患部に当てて冷やします。

殺菌効果もありますし、冷たく冷やされると痒みがおさまり、炎症も収まるので悪化せずに虫刺されがおさまります。

アロエ

アロエによる対処法についてです。

アロエが庭のベランダなどに植えられているととても重宝します。

虫に刺された時や怪我をした時に役立ってくれます。

アロエの葉を折ると透明のドロドロとした液体が出ます。

その液体を患部に塗ることにより、炎症がおさまり痒みがおさまります。

アロエを冷やしておき使用するとより効果的で、冷蔵庫でアロエを常備しておくとよいですね。

アロエを育てられないという場合は、アロエジェルを代用するのもおすすめです。

アルコール

アルコールを塗るという対処法もあります。

消毒にするアルコールを虫刺されの患部に塗るだけです。

アルコールが気化するときに熱も放出され、スッとします。

かゆみも和らぎ、炎症もおさまります。

消毒用エタノールを適度に薄め、患部に塗るだけです。

手を消毒するための除菌ジェルでも大丈夫です。

レモンの薄切り

レモンの薄切りを患部に乗せるだけで対処法となります。

レモンなど、柑橘系のものは抗菌作用があるため、炎症を抑えることに繋がります。

氷を患部に当てるだけでも効果的です。

かゆいという感覚が、氷の冷たさで麻痺し、冷たいという感覚で痒みが打ち消されます。

氷とともに、冷たい流水、冷えた湿布なども効果的ですね。

ティーツリーオイル

ティーツリーオイルを塗るという対処法もあります。

アロマオイルの一種で、ティーツリーオイルは殺菌力が高いため、虫刺されの炎症を抑える効果があります。

綿棒につけて、患部にちょんちょんとつけるだけです。

肌の弱い場合、敏感な場合は薄めた物を塗ると良いです。

また、湯船にティーツリーオイルを数滴垂らして入浴するだけでも良いです。

バジル

バジルの葉っぱを軽く揉み、出た汁を患部に塗るだけでかゆみがおさまります。

ミントの葉っぱやタイムの葉っぱ、よもぎ、びわの葉、桃の葉でも効果を得ることができます。

はちみつ

はちみつを患部に塗るのも良い対処法です。

患部に塗ることで炎症がおさまります。

しかし、肌がベタベタしてしまうことが難点となることと、虫の種類によっては甘い香りに誘われ近寄ってきてしまうことがあるので気をつけなければいけませんね。

テープ

医療用テープを貼るのもよいです。

痒みに対して掻いてしまうと悪化しますが、医療用テープを貼って保護しておくことで、直接患部を刺激せずに悪化を防ぐことができます。

しかし、一方でかゆみを抑えることができずにストレスを感じたり、医療用テープに負けてしまい、肌荒れを起こしてしまうこともあります。

長時間貼るのではなく、寝る時に無意識に掻いてしまうのを防ぐために貼るという方法もおすすめです。

軽く叩く

虫にさされた部分を軽く叩くのも対処法となります。

掻くと悪化につながってしまうので、どうしても掻きたいときは軽く叩きましょう。

爪で押すという方法はおすすめしません。

妊婦さんは虫刺されを予防しよう!

妊婦さんは、虫に刺されてしまうと厄介です。

そこで虫刺されを予防することが大切ですね。

肌を露出する

虫さされを予防するためには、肌を露出しないことが大切ですね。

夏場など、暖かい時期は得に肌を露出したいなと思ってしまいますよね。

しかし、長袖長ズボン、靴下を着用し過ごすことで、虫刺されを防ぐことができます。

虫除けスプレー

虫除けスプレーを体の全体、特に露出部分に散布するとよいですね。

しかし、妊娠中ということもあり、体にできるだけ優しい成分の虫除けスプレーを選ぶようにしましょう。

特に注意すベきは、虫よけスプレーにDEETという成分が配合されているものは避けましょう。

海外では妊婦さんが使用することで、お腹の赤ちゃんへの精神遅滞、感覚運動強調障害、奇形などという症状が起こるという報告があります。

まとめ

妊婦さんの虫刺されは、普段よりも悪化してしまう傾向があります。

かき壊す前に、正しい対処法で乗り切りたいですね。

かゆみがひどい悪化しているというような場合は早めに皮膚科に受診しましょう。

また、虫刺されをもともと予防するのもとても大切ですね!

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