妊娠中の外食は大丈夫?!外食する際の注意点やポイント!

妊娠中は自分で調理をするのが難しいほど体調が悪い日もあります。
気分転換に外食をしたいなと感じる日もあるでしょう。
しかし、外食をすると自分で栄養管理をしたりすることはできませんよね。
そこで今回は妊娠中に外食をしても大丈夫なのか、外食をする上での注意点や上手に外食するためのポイントやおすすめメニューなどについて詳しくご紹介しますね。
目次
妊娠中でも適度な外食なら…
妊娠中はバランスの良い食事を考えて摂取することが、ママにとってもお腹の赤ちゃんにとっても大切です。
しかし、妊娠初期のつわりや妊娠後期のお腹が大きくなってきたりすると、自分で調理をすることが難しい日もありますね。
そんな中、毎日自分で食事を作り 食べるということは、妊娠中のママにとってはかなり大変なことです。
適度な外食であれば、妊娠中でも問題ありません。
上手に活用しましょう。
また、産後は赤ちゃんにつきっきりとなり、しばらく外食を楽しむことは難しくなるため、妊娠中に外食を気兼ねなく楽しんでおくべきという意見もあります。
どのくらいが適度な外食なの?!
適度な外食と言われても、どのくらいの頻度であれば適度なのか悩みますよね。
特に決まった回数などはありませんが、週に1,2回程度であれば特に問題ないといえます。
気分転換にもなりますね。
精神衛生的にもおすすめ
外食をするということは、パートナーとも楽しむことができる時間になりますし、自分にとってのリフレッシュにもなり、ママの精神衛生的にも、外食はおすすめです。
あまり神経質になってしまうと、逆にストレスとなってしまい逆効果なので、あまり考え込まずに外食を楽しみましょう。
妊娠中に外食をするときの注意点!
気分転換やストレス解消におすすめの外食ですが、外食する頻度以外にも、気をつけたいポイントがいくつかあります。
以下の注意点に気をつけながら外食を楽しみましょう。
お店の選び方
まずはお店の選び方です
お店の形態は色々ありますよね。
椅子がないお店や立ち食いのお店、全席喫煙可能なお店もあれば、完全分煙のお店もあります。
妊娠中のママが外食する時は、飲食店の形態をしっかりと調べてからお店を選ぶことをおすすめします。
立ち食いの飲食店は避けましょう。
バイキング形式のお店、立ち食いのお店、開放感が出るというメリットにより増えて着ている傾向があります。
しかし、妊娠中は立ち食い形態のお店は避けたほうがよいです。
妊娠中は急に体調が悪くなってしまうこともあります。
身体が万全な状態ではないので、自分が思っているよりも疲れやすいという傾向もあります。
お腹が大きくなってくると、より長時間立ちっぱなしで足がむくんでしまったり、お腹がハリやすくなるので注意しましょう。
冷房
飲食店では特に暑い夏の季節は冷房がガンガンかかっているお店が多くなります。
冷房がついていないというお店は殆どないので、冷房をさけてお店を選ぶことはかなり難しいでしょう。
そこで冷対策のために、カーディガンやブランケットを持参することをおすすめします。
また、店に入り食事をする際、自分で席を決められるのであれば、冷房の風が直接当たらない場所を選ぶようにしましょう。
逆に冬場は体が冷えないように、店の出入り口付近が避け、温かくして食事を楽しみましょう。
受動喫煙
禁煙の店ではないものの、分煙が徹底されている飲食店が増えてきていますね。
中にはあえて分煙していないというお店もあります。
妊娠中は受動喫煙を防ぐために、完全分煙または喫煙の飲食店を選ぶとよいですね。
受動喫煙は低体重児出産、あかちゃんの酸欠の原因となってしまったり、最悪の場合は突然死につながってしまうこともあるので注意しましょう。
お座敷のお店
小上がりになっている座敷のお店もできるだけ避けたほうがよいです。
お腹が大きくなってきてからは特に、直接床に座ることでお腹が圧迫されてしまいます。
負担がかかりやすいのでおすすめできません。
座るのも立つのも、靴を履いたり脱いだりするのも一つひとつが大変なので、出来るだけお座敷のあるお店は控えましょう。
カロリー
外食すると高カロリーな食事が増えます。
高カロリーな食事を妊娠中に摂取しすぎてしまうと、肥満や妊娠高血圧症候群を引き起こしてしまいます。
肥満になると分娩の際、産道が狭くなってしまい、難産となる可能性がたかまってしまいます。
また、妊娠糖尿病になると、あかちゃんが巨大児となり、低血糖やrdsという呼吸窮迫症候群となってしまうことがあります。
赤ちゃんへの危険性が及ぶ原因となるので気をつけたいですね。
食材や成分
外食する際は栄養バランスについて考えることも大切ですが、使用されている食材や成分にも注意が必要です。
ママだけではなくあかちゃんにも影響を及ぼしてしまうことがあるので、きをつけたいですね。
塩分
外食だと、基本的に塩分量が多いものがほとんどです。
塩分を摂取しすぎてしまうと、妊娠高血圧症候群のリスクが高まります。
外食すると塩分は避けにくい成分ですが、なるべく塩分が少ないメニューを選ぶようにしましょう。
生ハムなど
生ハムやカマンベールチーズなどのおつまみ系が簡単につまむことができますが、妊娠中は控えたほうがよいメニューとなります。
妊娠中は免疫が赤ちゃんを異物として判断し、体外に排出しないようにするために、免疫力が低下してしまっています。
そこで妊娠前には普通に食べることができていた食べ物でも、妊娠中はアレルギーを引き起こしてしまうことがあります。
食べものによく付く細菌の影響をうけてしまうこともあります。
非加熱の生ハムやカマンベールチーズなどは控えたほうが安心ですね。
万が一感染してしまった場合、赤ちゃんにへその緒を通し感染し、早産や流産のリスクが高まります。
生肉・生魚
外食する際、生肉や生魚は避けるようにしましょう。
トキソプラズマというものに感染してしまう可能性が高まります。
寄生虫の影響を受けることもあります。
感染してしまった場合、赤ちゃんに障害がでてしまう可能性があります。
妊娠初期の場合は流産の原因となってしまうこともあります。
リステリア菌が生息していることもある生魚やなまものの摂取も控えましょう。
加工食品を避ける
洋食系のレストランなどでは、加工品が多いメニューが目立ちます。
加工品には豊富な添加物が多く含まれている傾向があるため、できるだけ摂取は控えたほうがよいです。
加工食品の場合、塩分や脂質も大量に含まれているので、妊娠高血圧症候群を酒類ためにも十分に注意しましょう。
野菜の量
外食のメニューは野菜量が少ないものが多い傾向があるます。
ビタミンやカルシウム、ミネラルが少ない傾向があるので、十分な栄養素を摂取するためも、できるだけ野菜の量が多いものを選ぶようにしましょう。
野菜がたっぷりと使用されてされているメニューは赤ちゃんにとっても嬉しい食事となります。
まとめ
外食する際の注意点は様々なものがありますが、外食のときはあまりストレスを感じずに食事を楽しむことも大切です。
ラーメンやパスタなどの一品系の料理は控えるようにして、定食系のメニューや野菜がたっぷりと含まれているスープ付きのもの、サラダ付きのものなどを食べるようにするとよいですね。
また、咀嚼をしっかりとして食べることも大切です。
栄養面を気にしながらも、ママが外食を気兼ねなく楽しみ、リフレッシュすることも大切です。
あまり神経質になりすぎずに食事の時間を楽しみ、適度に気をつけていきたいですね。