妊娠初期は疲れやすくなる!でも、家事に仕事と大忙し…疲れるときの対処法

妊娠に気づく前に、疲れやすくなって妊娠に気づいたり、妊娠が判明してから急に疲れたやすくなったり、妊娠初期は疲れやすくなってしまいます。
そこで妊娠初期に疲れやすくなる原因や、疲れるときでも過ごせるように、対処法についてご紹介していきますね。
目次
妊娠初期は疲れやすい!
妊娠初期は疲れやすいというのは、妊娠初期症状の1つです。
疲れやすさ以外にも、だるさ、眠気、イライラ、めまいなどの症状も起こり、より疲れを感じますね。
風邪に似ただるさや疲れに感じたというママも居ますし、眠くて眠くて寝てもも寝ても眠いというママもいますね。
ママの約80%以上は妊娠初期に疲れやすさを感じています。
妊娠初期に疲れやすくなる原因
妊娠初期に疲れやすい原因はいくつかあります。
ホルモンバランスの変化
まずはホルモンバランスの変化ですね。
妊娠によりヒト絨毛性ゴナドトロピンというホルモンが作られ始めます。
すると、ホルモンバランスが変化し、プロゲステロンという黄体ホルモンの分泌量が盛んとなります。
すると、妊婦さんの体の体温はいつも以上に高くなり、熱っぽく感じたり、ぼーっとしたり、だるく感じたりという症状を感じ、疲れやすくなってしまいます。
妊娠初期は体に目立った変化はないものの、体の中ではホルモンの大きな変化が起こっていて、自分が思う以上に消費エネルギーが多く、疲れやすくなっているのです。
イライラしたり、眠気を感じたり、風邪に似た症状を 感じたりという原因もホルモンバランスの変化が関係しています。
赤ちゃんが過ごしやすい体への変化
お腹の中では、赤ちゃんが過ごしやすい体へと変化していっています。
体が急激に変化していくため、体を休ませてあげなければならないと、生理的な眠気が起こり、眠気により疲れやすいと感じることもあります。
お腹が大きくなく、赤ちゃんもものすごく小さいのに、ママの体は赤ちゃんを守ろうと必死に稼働しはじめているのですね。
つわりによる体力消耗
つわりが始まる時期は個人差がありますが、妊娠超初期からつわりが始まる人も珍しくありません。
つわりにより、食事を摂ることができない、水分をとることもできないというほど辛い吐き気や嘔吐、胃のむかつきに襲われます。
すると、やはりつわりに耐えるだけでも大きく体力を消耗します。
つわりにより体力が消耗し疲れやすいとかんじるのですね。
また、つわりの症状としてものすごく眠くなるということもあるため、眠くなることで疲れやすいなと感じることもあります。
貧血気味
貧血気味であることも、疲れやすいと感じる原因となります。
妊娠すると初期から体内の血液循環量は増加します。
一方、赤血球の数は減ります。
血液中のヘモグロビンの濃度は低くなり、貧血気味になりやすくなるのです。
するとフラフラしたり、疲れやすいと感じるようになるのですね。
心拍数が上昇する
妊娠すると心拍数が上昇します。
妊娠初期の後半頃から、妊娠12週目頃までに、心拍数は上昇します。
妊娠前よりも約30から60%も心拍数が増加するのです。
すると、普通に過ごしていても心臓が運動したときのようにドキドキバクバクしているように感じ、疲れやすいと感じます。
妊娠初期の疲れやすいはいつまで?
妊娠初期の疲れやすい状態はいつまで続くのか知りたいですよね。
やはりつわりと同じく、疲れやすいのがいつまで続くのかは人それぞれです。
妊娠初期をすぎると疲れやすさも落ち着くだろうと思いますが、落ちつかないことも少くありません。
もともと疲れやすくならないという人もいれば、出産までずっと疲れやすかったという場合もあります。
つわりが落ち着く頃まで
妊娠初期の疲れやすさは、つわりが落ち着く頃までがピークだと言われています。
一般的には妊娠4ヶ月ころまでには落ち着くとされていますよ。
妊娠初期の疲れやすいときの対処法
妊娠初期に疲れやすいときの対処法についてです。
妊娠初期は赤ちゃんのための胎盤や器官などが作られているため、とても大切な時期ですね。
そのため理想としては、妊娠初期の間は疲れやすさを無理して奮い立たせずに、ゆったりと疲れにくい生活をすることです。
しかし、仕事をしていたり、家事もあったりと、疲れないようにゆったり過ごすことには限界がありますよね…。
自分で手軽にでき、赤ちゃんへの悪影響も及ぼさない方法で対処していきましょう。
リラックスする
リラックスするようにしましょう。
疲れやすく体調もすぐれない生活に対し、焦ってしまったり、落ち込んでしまったりすると、ホルモンのバランスがより崩れ、さらに疲れやすくなってしまいます。
そこで、アロマなどを活用しながらリラックスするのがおすすめです。
妊娠初期の場合は、アロマオイルを肌に付けてしまうと、胎児への影響がでないとは言い切れませんし、肌も敏感になるので控えたほうがよいですね。
そのため、ボトルに入った状態のアロマオイルを手で仰いでかんだり、デュヒューザーを活用するなどし、香りで気分をリフレッシュしてリラックスしましょう。
妊娠中には柑橘系のすっきりする香りがおすすめです。
しかし合わないな、気持ち悪く感じるなという場合などが無理せず、自分が好きな香りのものを使用しましょう。
一部のアロマやハーブは子宮収縮を促してしまい妊娠中には向かないものがあるので注意しましょう。
家事はほどよく手抜き
家事は程よく手抜き知ながら適度に行いましょう。
家事を一生懸命やりすぎてしまうとやはり疲れてしまいます。
疲れやすい時期、疲れている日は、手抜きをしてしまいましょう。
赤ちゃんが生まれてからも、家事は今までのように完璧にこなせなくなります。
そのため、妊娠中から完璧にはこなせない状態に慣れておくことはとてもよいことです。
パパにも生まれてから手伝ってもらう場面もあるでしょうから、この期間に覚えてもらったり手伝ってもらうのもよいですね。
軽い運動
軽い運動もおすすめです。
マタニティヨガやストレッチで体を軽く動かしましょう。
疲れやすいときでも、軽い運動を行うことで、気分転換になったり、疲労回復になります。
妊娠初期は無理をせずに行いましょう。
こまめな水分補給を忘れずにしながら行いましょう。
疲れやすい!でも仕事がある!そんな時の対処法
疲れやすい妊娠初期でも仕事があるという場合の対処法についてです。
妊娠を報告
妊娠初期に職場に報告するのはちょっと…。と躊躇知てしまいますよね。
しかし、妊娠しても仕事を続ける上で、一番大切なことは、職場の上司に早めに報告することです。
直属の上司に一番にすぐに妊娠を報告しましょう。
そして、疲れてしまったときに休憩する、仕事量を調節することができるようにすることが大切です。
まだまだ隠しておきたいと思うでしょう。。
しかし、自分の体のためにも、お腹の赤ちゃんのことを守るためにも、はやめに伝えておきましょう。
隠して置いたほうがよかったということは基本的にありませんよ!
万が一、つわりにより、業務に支障をきたしてしまうという場合は、医師に診断書を書いてもらうこともできます。
こまめな休憩を
仕事の合間合間で出来る限りこまめな休憩をとるようにしましょう。
立ち仕事の場合は、ちょっとした時間を見つけたら座って休みましょう。
お茶を飲むことができるのなら、お茶を飲んで一息つきましょう。
休憩するために、トイレに行ったり、外の空気を吸うのもよいですね。
こまめに休憩をとることで、疲れやすさを悪化させてしまうこと無く過ごせるでしょう。
重いものを持つ・背伸びをしない
背伸びをすることは、母体に直接的な危険はありません。
しかし、背伸びをしてしまうことにより、お腹に力は入ってしまうため、赤ちゃんに悪影響を及ぼしてしまう可能性があります。
背伸びはしないようにしましょう。
また、重いものを持つときも、お腹に力は入ってしまいます。できるだけ持たないようにきをつけましょう。
通勤ラッシュ
通勤ラッシュは避けるようにしたほうがよいですね。
疲れやすくもなってしまいますし、つわりも辛くなってしまう原因となります。
すこし早めに出勤したり通勤方法を替えたりしながら、通勤ラッシュは避けたほうがよいですね。
冷房・暖房の温度
冷房や暖房の温度が高すぎたり低すぎると、疲れやすい原因となります。
冷房や暖房の温度を調節できるのなら、冷房の場合は、25℃~28℃くらい。煖房の場合は18~22℃くらいに設定しましょう。
しかし温度設定ができない場合は、カーディガンやひざ掛けなどを活用しながら調節したいですね。
冷暖房については自宅でも気をつけましょう。
まとめ
妊娠初期はどうしても疲れやすくなってしまうものです。
心配になってしまうこともあるでしょう。
しかし、おかしいことではありません。
無理せずに、ゆっくりと過ごすようにしたり、対処法を実践しながら、疲れやすい時期をのりきりましょう!
できれば家族やパパの協力を得られるとよいですね♪