妊娠1週目のママの身体の変化や赤ちゃんの成長と過ごし方!

妊娠1週目は妊娠0ヶ月にあたります。
排卵前の時期ですね。
もっとも妊娠しやすい時期ですが、まだ着床はしてないため妊娠の兆候などはまだ感じません。
この時期に妊娠する確率や妊娠しやすいタイミングなどがあります。
妊娠初期のママの状態や過ごしかたをご紹介していきたいと思います。
目次
妊娠1週目とは?
妊娠1週目は、最終月経開始日の翌週となります。
受精日や排卵日から妊娠を数えるイメージがありますが、実は妊娠0週、妊娠1週の時点では妊娠とはついていますが、受精は成立していません。
もちろん着床もですね
妊娠1週目と数えるのは、妊娠の数週は最終月経開始日が起点としてカウントし始めるため妊娠していないものの妊娠と数えます。
最終月経が妊娠0週0日目であり、6日までの間が妊娠0週となります。
7日目が妊娠1週となりますね。
最終月経開始日の翌週は妊娠1週目です。
妊娠数週の数え方
最終月経開始日が妊娠0週0日となりますね。
7日目が妊娠1週と数える方法はWHO(世界保険機関)により定義されている数え方となります。
正常な妊娠持続期間は28日で、分娩予定日を40週0日とすると、28日間は一ヶ月となります。
最終月経日が不明だったり、間違ったときは、実際の数週との間に誤差があります。
妊娠9週目空10週目と去れる時期にエコー検査により計測され、胎児の頭殿長から分娩予定日が調整されます。
妊娠1週目は妊娠しやすい
排卵日2,3日前が妊娠しやすい
平均的に、月経周期では、最終月経開始日の14日後に排卵が起こります。
妊娠1週は排卵日前の7日となります。
7日間のうち、排卵日の2,3日前に性交すると妊娠しやすくなります。
妊娠しやすいのは卵子と精子の寿命に関係します。
個人差はあるものの、卵子の寿命は24時間ほどです。
精子は射精後6~8時間ほど受精機能を獲得します。
受精は卵管の奥にある卵管膨大で行われるため、排卵が起こった際、受精機能を獲得した精子が待機している場合妊娠しやすくなります。
精子が卵子を待ち受けるために適したタイミングが排卵日の2,3日前なのです。
妊娠率は
排卵の2,3日前に性交をおこなっても、必ずしも自然妊娠できるとはかぎりません。
妊娠率は年齢が上昇すると徐々に低下します。
疲れやストレス、喫煙習慣も受精や着床を妨げます。
妊娠はホルモンの状態、卵子と精子の質、性交のタイミングなどの条件が重なり、奇跡的な確率でできます。
妊娠にいたることができないケースもあります。
一方、排卵時期とずれた性交、高齢は妊娠しにくくなります。
妊娠を望まない場合は避妊をしっかりと行いましょう。
妊娠1週目の身体の変化や症状
妊娠1週目は最終月経開始の翌週となります。
生理周期だと妊娠1週目は卵胞期です。
卵胞期は卵胞と子宮内膜が育ちます。
卵胞は脳下垂体から分泌されるため、卵胞刺激ホルモンの作用により、原子卵胞から成熟卵胞に成長します。
成熟した卵胞は女性ホルモンのエストロゲンを分泌するため、子宮内膜が増殖します。
卵胞が十分に育つと、エストロゲンの分泌量が一定量超えると、合図となり、LHサージというものが起こります。
卵胞から卵子が飛び出すと排卵されます。
この時点で妊娠1週目は終了となります。
妊娠1週目は通常の月経周期と変わりはありません。
妊娠の兆候は見られませんね。
早くても妊娠3週目の後半から4週目頃になると妊娠初期症状を感じ始める人が多いですね。
排卵前後の体調不良は妊娠ではなくホルモンバランスの変化によるものだと考えられます。
排卵日、生理を予測する方法!
基礎体温を測る
基礎体温は目覚めてすぐに安静な状態で婦人体温計を使用し、舌の下で計測します。
基礎体温を毎日計測することで、グラフ状に記録することで、月経周期に合わせて規則的に体温が変化しているのがわかります。
一般的には月経から排卵までの間は低温となり、排卵から月経までが高温となります。
基礎体温が変化すると、排卵の後に女性ホルモンのバランスが変わることでおこります。
排卵後に多く分泌されるのは、子宮内膜を厚くするプロゲステロンというホルモンになります。
排卵後の黄体から分泌されるため、体温が上昇します。
黄体は約14日間で寿命となります。
時期が過ぎるとプロゲステロンの分泌量は低下し、体温も低下します。
基礎体温を測り、周期を知ることにより、生理や排卵を予測することができます
ホルモンバランスの乱れを把握することもできます。
身体の症状をこまめにチェック
女性の身体はエストロゲンとプロゲステロンの影響を受けて、月経周期の中で体調は変化します。
月経から排卵までの間の肺胞期は、エストロゲンが多く分泌されるため、気持ちや体調が落ち着いてきます。
排卵期は卵子や卵巣が飛び出す時に痛みを感じることがあります。
ホルモンの変化が原因で排卵出血がおこることもあります。
排卵後から月経までの黄体期は、プロゲステロンの分泌量が増え、様々な症状が現れてしまうことがあります。
頭痛や腰痛、倦怠感や乳房のハリ、むくみやイライラという症状がおこることもあります。
妊娠1週のレントゲンや薬による影響は…
受精から妊娠27日までの間は無影響期と呼ばれる時期となります。
一般的には薬やレントゲンなどの影響は受けないと言われています。
そのため、この時期に薬を服用したり、レントゲンをうけたとしてもあまり気にしすぎないことが大切です。
気をつけるべきことは、妊娠28日~50日目までの絶対過敏期となります。
妊娠3週目後半から妊娠7週目の前半にかけては、心臓や消化器官、中枢神経などの重要な器官が作られる時期となります。
しかし薬の種類によっては重大な影響が及んでしまうこともあるので、市販の薬などを自己判断で服用するのは避けましょう。
喫煙の習慣が精子の質を低下させてしまったり、生殖機能にい影響が及ぶかのうせい もあるので、妊娠を望む場合は男女ともに禁煙することをおすすめします。
妊娠1週目に出血するのはなぜ?原因は?
排卵出血
卵巣で育った卵胞から卵子が外にでる排卵により、卵方の膜が破裂する際に少量の出血がおこることがあります。
排卵期はホルモンバランスが大きく変化するため、影響を受け、子宮内膜が剥がれてしまうことがあります。
剥がれ落ちた子宮内膜が体外に排出されると、一時的に生理のような出血が起こります。
出血は少量であり、通常は2,3日程で終わります。
出血が長引くときや量が多い場合は、医師に相談しましょう。
ホルモンバランスによる機能性出血
妊娠や疾患以外の原因により、性器から出血してしまうことがあります。
機能性出血というものです。
機能性出血はホルモンバランスの乱れと関係していることが多いもので、出血のパターンにより原因が異なります。
出血している原因を知るためには、出血したタイミングや量、期間を確認し医師に伝えることが大切です。
機能性出血の場合、無排卵月経、黄体機能不全だと起こりやすい傾向があります。
症状がおこる原因として、高プロラクチン血症、甲状腺機能異常が隠れていることもあるので注意が必要です。
生理不順がつづいているような場合は医師に相談しましょう。
無排卵月経がの場合、出血がダラダラと長引く特徴があります。
排卵が起こらないので基礎体温が高くならないのも特徴です。
高温期が短いときは黄体機能不全が疑われます。
感染症による炎症
細菌に感染し膣に炎症がおこると不正出血がおこる傾向があります。
クラミジア感染症、淋病感染症、などにより起こります。
この場合、不正出血以外にも、おりものの変化、外陰部のかゆみ、下腹部痛なども起こります。
細菌感染は初期段階では気づきにくいものの、気づいたときには子宮内膜や子宮頸管に感染が広がって閉まっている場合があります。
治療しない状態で妊娠してしまうと、早産や流産、母子感染がおこる可能性がるので、おりものの変化や不正出血がみられる場合は早めに医師に相談しましょう。
子宮ポリープ・子宮筋腫
子宮にできたポリープや子宮筋腫による出血がおこる場合もあります。
ポリープは子宮内膜や子宮頸管にできる腫瘍です。
殆どの場合は良性ですが、できた場所によって出血量が違います。
まれにがんになってしまうこともあるので検査をうけることが大切です。
子宮頸がん・子宮体がん
子宮頸がんや子宮体がんが原因で出血することもあります。
茶おりやおりものの量の増加などに気がついた場合は、すでに初期から進行してしまっているので、早めに受診し医師に相談するようにしましょう。
妊娠1週目の過ごし方!
バランスの良い食事
妊娠しやすい体をつくるために、健康的な体を維持することが大切です。
健康な体を維持するためには、バランスの良い食事をこころがけましょう。
感染症から守るためには、ビタミンを十分に摂取することが大切です。
タンパク質やビタミンは卵子や精子を作ってくれます。
栄養を内蔵に届ける血液をつくるためには鉄分が必要です。
タンパク質、炭水化物、脂質、ミネラル、ビタミンの5大鋭意要素をバランスよく摂取するようにしましょう。
質の良い睡眠
質の良い睡眠も大切です
睡眠軟化は下垂体から成長ホルモンやプロラクチンなどの様々なホルモンが分泌されるため、ホルモンが不足してしまうと、性腺機能が低下するため、無月経になってしまったり、精子が作られなくなります。
十分な睡眠時間、睡眠の質を高め寝るようにしましょう。
適度な運動
適度な運動で血行を促進することも大切です。
臓器の働きを高めましょう。
また妊娠や出産に必要となる体力を維持するためにも、妊娠前から適度な運動を心がけるようにしましょう。
ウォーキングなどの適度で優しい運動で体を動かすだけで十分です。
妊娠1週目の注意点!
葉酸の摂取
葉酸を摂取することはものすごく大切です。
神経管閉鎖障害の発症リスクを抑えるために、しっかりと摂取しましょう。
葉酸は緑黄色野菜に多く含まれています。
食事で十分に摂取できないという場合は、栄養補助食品などを活用し摂取することをおすすめします。
妊活中から妊娠3ヶ月頃までは積極的に葉酸を摂取したいですね。
予防摂取歴の確認
妊娠中に感染症にかかってしまうと、治療が受けられない場合もありますし、赤ちゃんい影響が及んでしまう場合もあります。
早産や流産などの原因になることもあるので、特に風疹やおたふくかぜ、はしか、水疱瘡の予防摂取歴があるかしっかりと確認しておきましょう。
摂取から2ヶ月は避妊が必要なので、妊活前に抗体検査を受けることをおすすめします。
まとめ
妊娠初期症状を感じる前の妊娠1週目のママの体の様子についてでした。
完全には妊娠が成立していないものの、妊娠するための大切な時期ですね。
妊娠を意識して妊娠しやすい体つくりをしていきたいですね。
妊娠初期症状が起こっている場合は、妊娠3週目頃となるので、まずはしっかりと確認したいですね。