つわりが辛くて夜眠れない!試してみてほしい5つの対処法

妊娠初期からつわりに悩まされる妊婦さんは少くありませんね。
一日中辛い、一日中吐き気があるということもありますが、そんな中で夜だけものすごくつわりが辛くなるというママは結構います。
夜だけものすごく気持ち悪さが増し、眠れないとなると、睡眠不足に陥ってしまい、更に辛い日々となってしますね。
つわりせいで昼夜逆転してしまうこともあります。
そこでつわりが辛くて夜眠れなくなる原因や、眠るために試してみて欲しい5つの対処法について詳しくご紹介しますね。
目次
つわりとは?
吐き気や嘔吐、胃のあたりが気持ち悪くなったりと消化器系の様々な症状が起こります。
また、食欲不振や頭痛、強い眠気などもつわりとして起こります。
つわりが起こる時期は明確に決まっているわけではありませんが、大体妊娠5,6週目頃から始まり、胎盤が完成する妊娠12週目~16週目頃までに落ち着くことが多いです。
つわりの症状は1日の中で変化がある?
つわりの症状はつわりの期間ずっと気持ちが悪い状態が続くというわけではありません。
1日の中でも症状に波があり、楽に感じる時もあれば、ものすごく辛く起き上がることすらできないというような時もあります。
しかし、一方で一日中つわりが辛いという場合、一日中水分すらも摂取することができなかったり、尿も出ないというようなこともあります。
体重も急激に減少します。
その場合はつわりを通り越し、妊娠悪阻の可能性があります。
一日中なにも食べることも飲むこともできずに体重の減少などが見られた場合は、無理せずに早めに産婦人科へ受診し主治医に相談しましょう。
夜のつわりが辛い!眠れなくなる原因とは?
夜につわりが辛くなるということはよくあります。
昼間は比較的落ち着いて楽に過ごすことができるという妊婦さんは夜になるとつわりがひどくなるということは多いですね。
つわりが夜にひどくなり辛いのは、精神的なストレスや疲れなどが影響します。
ホルモンバランスも影響し、吐き気や嘔吐、胃のむかつきがひどく眠れなくなることがあります。
昼間は忙しく行動しているため、仕事や家事などが落ち着く夜は、つわりに意識が向きやすくなり、つらく感じるということもありますね。
つわりが辛くて眠れない!試してほしい5つの対処法
つわりが辛くて夜に眠ることができないという場合に試してみてください。
寝る姿勢を工夫する
まずは寝る姿勢を工夫してみましょう。
つわりで気持ちが悪い時、消化器官の機能が低下しているため、胃酸が逆流しやすくなっています。
またよく吐くことで胃酸が出やすくなってしまっています。
胃酸の影響でより気持ちが悪くなってしまうので、胃酸が逆流しない体勢がおすすめです。
枕の位置を少し高くして、頭の位置を高くすることで、胃酸の逆流を防ぐことができ、気持ち悪さを軽減することができます。
しかし、頭を高くしすぎると、腰痛の原因となってしまうことがあるので、少しだけ高くするようにしましょう。
また、シムス体位という体勢も、体がリラックスするので、つわりが軽減される姿勢としておすすめの寝方です。
ゆったりと昼間過ごす
昼間はゆったりと過ごす事をおすすめします。
日中頑張って無理をしすぎてしまうと、夜落ち着いた時に一気に辛くなってしまうのです。
仕事も家事もしなければと無理をしてしまいがちですが、夜の事を考え、アクティブに動きすぎず、できるだけゆったりとすごしたいですね。
夜食を食べる
食べつわりの場合は特に、夜に夕飯を食べたのにも関わらず、お腹が空いてくると気持ちが悪くなってしまい眠れなくなってしまいますね。
夕飯をしっかりと食べようと思うと、食べ過ぎで気持ちが悪くなってしまうこともあるので、夕飯は腹八分目くらいにして、また夜寝る前に少しだけか軽く食事をとるとよいでしょう。
一口サイズのお菓子やおにぎりなどがよいですね。
また、枕元に飲み物を用意しておいいたり、一口サイズのおにぎりや果物などを置いておくことで、食べつわりの対策ができますね。
ただし妊娠中は虫歯になりやすいので、食べた後は出来る限り歯磨きをしたり、起き上がるとまた目が覚めてしまうという時は、その場で歯を拭くことができるシートなどを活用し虫歯を防ぎましょう。
早めに寝る
早めに寝るというのもおすすめです。
つわりがひどく感じる前に眠りに付くのです。
そうすることで吐き気を感じる事が少なくなり、睡眠不足を防ぐことができます。
就寝前に温かい飲み物を飲んだり、静かな音楽を聞いたり、照明をくらくしたりして、落ち着いたリラックス空間を作り、早めに就寝しましょう。
眠れない時にスマホを使用すると、より眠れなくなってしまうので、本や雑誌を飲み眠気がくるのを待つことをおすすめします。
医師に相談を!
様々な対処法を自分自身でおこなってきても、なかなか改善できずに夜に眠れない日々が
続く場合は、かかりつけの産婦人科に相談するとよいです。
睡眠不足となるとより気持ちが悪くなってしまいますね。
日々の生活にも睡眠不足+つわりで支障が起こてしまうようになるので、医師に相談してください。
つわりが重く辛い場合、中には妊娠悪阻というものの可能性もあります。
妊娠悪阻の場合は入院し治療が必要になります。
無理しすぎずに相談するということも大切な対処法の1つですね。
まとめ
つわりが辛く眠れない夜は、気持ちも悪いし睡眠不足だしで、本当に疲れてしまいますよね。
いつ落ち着くのだろうと思いながら、出産直前までつわりが続くこともあります。
安定期に入ると落ち着くこともありますが、夜に眠れない時は、昼間に仮眠をとるのもよいですね。
産後もしばらくは授乳などで夜寝るというよりも眠れる時に眠るという生活となります。
仕事などがなければ、眠れる時に寝てつわり期間を乗り越えられるとよいでしょう。
無理しすぎず、辛い時は主治医に相談してくださいね♪