ぬいぐるみは自宅で洗濯可能?それともクリーニング?お気に入りのぬいぐるみをふわふわに戻す方法!

子供がお気に入りのぬいぐるみは、いつの間にか汚れてしまいます。
見た目的には汚れていなくても汚れてしまっていることも…。
ぬいぐるみを洗濯するためにはクリーニングに出すべきなのでしょうか。
自宅で洗濯することができる方法もあるのです。
クリーニングに出す場合の費用、自宅でのぬいぐるみの洗濯方法など、詳しくご紹介していきます。
目次
ぬいぐるみは自宅で洗濯可能?クリーニングのほうが良い?
ぬいぐるみの種類にもよりますが、自宅でも洗濯可能なものはあります。
しかし、基本的には手洗いでの洗濯となるため、手間がかかるのは否めません。
一方、クリーニングに出す場合は、持っていくだけ、取りに行くだけでぬいぐるみは綺麗になりますね。
自宅で洗濯するよりも、クリーニングの方が高温のお湯で洗濯されるため、ダニを除去すすることができます。
ダニ対策を行いたい時はクリーニングに出したほうがよいでしょう。
クリーニングに使用する費用としては、クリーニング店によっても異なりますが、1500円~15000円ほどと意外と高額です。
ぬいぐるみの洗濯についての基本
ぬいぐるみの洗濯についての基本についてお伝えしますね。
ぬいぐるみを洗濯する頻度
子供のぬいぐるみは、一見綺麗に見えたとしても、長期間洗わない状態で使い続けていると、ダニが繁殖してしまいます。
少なくとも半年に1回は洗濯するようにしましょう。
子供が小さい赤ちゃんであればあるほど、頻繁に口に入れて遊ぶことが多いため、半年に1回ではなく、3,4ヶ月に1回のペースでこまめに洗濯したほうがよいです。
洗濯表示と素材を十分に確認
ぬいぐるみを洗濯する前に、洗濯表示と素材について十分に確認してから行いましょう。
洗濯機マーク、手洗いマークなどがついている場合、自宅で洗濯をすることができます。
しかし、洗濯表示に水洗い不可マークがついている場合、自宅で洗うことはできないので注意しましょう。
洗濯表示が記載されていない、薄くなってしまっていて見えないというような場合は、メーカーに問い合わせてみると教えてもらうことができますよ。
素材によって洗濯の方法を洗濯しましょう。
洗濯表示うや素材を確認できない状態で洗濯をする場合は、自己責任で行いましょう。
また、ぬいぐるみは基本的に手洗い表示の場合が多いのです。
手洗い表示があるのに、洗濯機で洗ってしまうと、型崩れや布が破れてしまうというようなことがあるため注意してください。
洗濯機でぬいぐるみを洗う場合は、洗濯ネットを使用して洗いましょう。
洗濯機でのコース選択は、手洗いコース、ドライコース、弱水流コースなどを選択することをおすすめします。
色落ちしそうなもの、接着剤が使用されているものなどの場合は、クリーニングに出したほうがよいですね。
ぬいぐるみ洗濯に使う洗剤は?
ぬいぐるみの洗濯に使う洗剤としては、おしゃれ着用の中性洗剤がおすすめとなります。
洗浄力が弱いことにより、ぬいぐるみの色落ちがしにくいためです
しかし、使えば使うほどぬいぐるみには皮脂が蓄積しやすいため、皮脂汚れを落としたいという場合は、固形石鹸、粉洗剤などを使用しましょう。
付属品をはずす
ぬいぐるみに付属品がついている場合、付属品は必ず取り外してから洗濯しましょう。
接着剤などで取り付けてある目なども、先に外して置いたほうが紛失を防ぐことができます。
取り外してから洗濯し、乾いてから再度接着剤で取り付けるとよいです。
ぬいぐるみを洗濯し失敗する実例
ぬいぐるみを洗濯する際に起こりやすい失敗があります。
以下のような失敗が起こらないように注意しましょう。
- 付属品が取れ、紛失してしまう
- 干す際に中綿が寄り、形が崩れてしまう
- 色落ちが起こる
- 生乾きとなってしまう
ぬいぐるみの洗濯方法を誤ってしまうと、元に戻せなくなってしまいます。
大切なぬいぐるみを守るためにも失敗は防ぎましょう。
ぬいぐるみを手洗いする正しい方法
ぬいぐるみを手洗いする場合の正しい方法をご紹介します。
ブラッシング
ぬいぐるみを手洗いする前に、ブラッシングを行いましょう。
ブラッシングをすることで、全体のほこりや多いな汚れを落とすことができます。
毛の長いぬいぐるみの場合、より毛の間にほこりが溜まりやすいため、丁寧にブラッシングをしてから洗濯しましょう。
汚れている部分の確認
ブラッシングをした後に、ぬいぐるみに目立つ汚れはあるかどうか、確認しましょう。
特に汚れが目立つ場所がある場合、固形石鹸、粉洗剤を活用し、揉み洗いをします。
汚れが目立つ部分だけを洗濯したいという場合は、以下の方法で一部洗いましょう。
- コップに入れた水に中性洗剤を溶かす。(洗浄剤)
- スポンジ又は歯ブラシに洗浄液を付け、汚れを叩いて落とす。
- 固くしぼった濡らしたタオルで洗剤を拭き取る。
ネットに入れる
大体目立つ汚れを落としたあとは、洗濯ネットにぬいぐるみを入れます。
風呂桶にお湯を
風呂桶に30℃程度のぬるま湯をはります。
洗剤の表示通りに濃度に溶かします。
風呂桶には入らないくらいの大きなぬいぐるみの場合は、浴槽を使用して行いましょう。
押し洗い
押し洗いをします。
洗剤を溶かしたお湯にぬいぐるみを入れ、全体を優しく押し洗いしていきます。
汚れが気になる部分を軽くこすったりもんだりして汚れを落としましょう
中性洗剤だけだと汚れが全然落ちないというような場合は、液体漂白剤を使用します。
手荒れ予防のために、ゴム手袋を着用して行うとよいですね。
5分ほど揉み洗いを行った後は、20分間程度漬け置きします。
洗濯機ですすぎと脱水を
漬け置きの後は、洗濯機を使用しすすぎと脱水を行います。
ぬいぐるみを洗濯ネットに入れた状態で洗濯機にいれ、1番弱い設定で1分間脱水します。
脱水後は入れ替えたぬるま湯で押し洗いを行い、再び1分ほど弱い脱水を行います。
最後に押し洗いをする場合、柔軟剤をぬるま湯に溶かしたものを洗濯ネットに入れた状態で洗濯機に戻ります。
一番弱い設定で1分ほど脱水します。
これで洗濯は完了となります。
脱水する場合、タオルで包まなくても大丈夫です。
ところが、サイズによっては脱水がなかなかできないことがあるため、その場合はタオルで包み大きさを調節し脱水をおこないましょう。
- 漬け置き
- ネットに入れる
- 1分間脱水
- 押し洗い
- 1分間脱水
- 押し洗い(柔軟剤を入れたお湯で)
- 1分間脱水
という方法となりますね。
ぬいぐるみの正しい干し方
ぬいぐるみを洗濯した後は、形をしっかりと整え、ブラッシングをしてから干しましょう。
風通しの良い場所、陰干しを行いましょう。
小さいぬいぐるみの場合は、洗濯ピンチに吊るして乾かしても大丈夫です。
しかし、ピンチの後がついてしまう、型崩れとなってしまうという場合もあるのでおすすめはしません。
平干しネットを使用すると、ぬいぐるみを型くずれさせること無く乾かすことができるのでおすすめします。
平干しを用意しないと無い、用意するのが面倒だという場合は、ピンチハンガーの上に寝かせる、ハンガーを2本使用し平置きのように干すという方法がおすすめです。
ぬいぐるみが完全に乾くまでには、2、3日かかることがほとんどです。
ぬいぐるみがしっかりと乾いていないと、カビの原因などになってしまい不衛生となるため、しっかりと最後まで乾かしましょう。
乾いたかどうかの確認として、ぬいぐるみを握り手のひらに水分がつかないかどうか確認してください。
ふわふわに仕上げるためには
ぬいぐるみが乾いたあとに乾燥機で10分くらい乾かすと、ぬいぐるみがふんわりとします。
コインランドリーで行う場合は、静止乾燥を使用しましょう。
ぬいぐるみ、クリーニングの基本
ダニ対策のためにはクリーニング店で洗ったほうがよいです。
自宅で洗う時よりも、ダニは高温に弱いため、55℃以上で死滅するため、ダニ対策となるのです。
自宅で手洗いできるぬいぐるみの場合も、半年に1回、1年に1回、汚れがひどい、ダニが気になるという場合は、クリーニング店で洗うとよいですね。
クリーニングの相場
ぬいぐるみのクリーニングの相場としては、1500円~15000円となります。
ぬいぐるみの大きさにより値段が異なることが多いのです。
小さいぬいぐるみをクリーニング店に出すという場合は、小さいサイズは安く洗濯できるというような設定のクリーニング店を探したほうがよいですね。
ぬいぐるみが出せない場合も!?
クリーニング店によっては、ぬいぐるみのクリーニングは受け付けていないということがあります。
ぬいぐるみのクリーニングもおこなっているかどうか、受付場所か電話で尋ねて置きましょう。
大切なぬいぐるみの場合、ぬいぐるみ専門のクリーニング店もあるので検討するとよいです。
水洗いができないぬいぐるみの場合は?
水洗いができないぬいぐるみの場合は、重曹を使用しお手入れを行うことができます。
- ビニールに入れたぬいぐるみにたっぷりの重曹をふりかけます。
- ビニールの口を縛り、振ったり揉み込みます。
- その後30分ほど置いておき、袋から出した後に重曹を叩き落とします。
- 叩き落とした後は、掃除機をかけるです。
これで綺麗になります。
重曹は食材として使用されることもあるため、子供の口に入ってしまうということがあっても安心ですね。
まとめ
子供が遊ぶぬいぐるみ、一緒に寝るという子もいますね。
大好きなぬいぐるみの場合は特に汚れやすいものです。
きれいなぬいぐるみにスリスリできるように、ダニや雑菌の繁殖を抑えるために、定期的に洗濯、クリーニングでお手入れを行いましょう。