子供の急な入院!!準備は?持ち物は?医療費は?

子供の入院…慌ててしまいますよね。
子供の体調はもちろん心配ですし、どんな準備が必要なのか、入院費用がどれくらいかかるのか、わからないと焦りますね。
元気で何事もなくいてくれることが一番ですが…もしも入院になったときに、慌てず乗り切る対策として、知っておくと良いポイントをお伝えします。
目次
我が子の初めての入院で大慌て!
私事ですが…2017年は、四男が生まれたり、夏と冬にRSやら肺炎やらで入院したりで大忙しで、あっという間に過ぎました。
子供の入院は、4人目にして初めての経験でした。
なかなか長引く風邪の症状に、母乳もミルクも飲まない5ヶ月になったばかりの息子は、かかりつけのお医者さんで紹介してもらった大きな病院へ。
なにやらいろいろつけられて数値を測ったり、血液検査、レントゲンを撮られたりしての、先生からの一言…「今日このまま入院しましょう」
上の子たちも体調が悪く保育園を休んで一緒にいたのですが、病棟に子供は入れないとのことなので、四男をそのまま病院にお願いして、わたしと上の子供たちは一旦家に帰り、子どもたちの預け先をさがして預け、入院の準備を急いでしてから病院へと向かいました。
・・・ということが、去年7月と11~12月にかけての2回ありました。
2回目は割とスムーズに準備ができましたが、やはり初めての時は本当に慌てたもので…
その経験をふまえて、知っておいたほうが良い知識や、持ち物リストなどをご紹介できたらと思います。
入院案内を確認する
子供が入院した病院も、私が出産した病院にもありましたが、入院する際ほとんどの病院で配布している【入院のご案内】をまず確認しましょう。
病院により、病院が用意してくれるもの、レンタルがあるもの、患者自身で用意する必要があるもの、持ち込んではいけないものなどがちがいます。
タオルやパジャマがレンタルのところや、院内にコインランドリーのあるところなど様々です。
私の出産した病院ではパジャマ、タオルはレンタルで何度でも新しいのと交換できました。
また、シャンプーリンス、ボディーソープ、コップと歯ブラシ、ティッシュ、おはし、スリッパなどは病院で用意したものをもらって使いました。
子供の病院ではタオルは持参しましたが、パジャマは下だけ用意すればOKでした。
必要なもの(書類関係・薬など)
健康保険証
診察券
乳幼児医療証など公費受給証
母子手帳
お薬手帳/あれば服用中のお薬
入院手続き時にもらった書類
印鑑
入院保証金(病院により異なる)
入院手続きの際にもらう書類の中でも、保証人を記入するものや、誓約書、緊急連絡を書くものなどは、忘れずに提出しましょう。
入院中にも、同意書などで急に印鑑を使うことがありますので、すぐ出せるようにセーフティーボックスなどに入れておくと安心です。
入浴/洗面グッズ
歯ブラシ/歯磨き粉
うがいコップ
シャンプーリンス/ボディーソープ
保湿クリームなど
うがい用のコップは落としても割れることのないものを用意しましょう。
ドライヤーは貸出ししてくれることが多いので確認しましょう。
日用品など
パジャマ(レンタルの場合もあるので要確認)
スリッパなど室内履き
BOXティッシュ
お箸やスプーン/フォーク
紙おむつ
おしりふき
毎回洗う必要があると大変なので、お箸やコップなどは使い捨てのものをを用意しても良いかもしれません。
あると便利なもの
ウエットティッシュ
ビニール袋
リップクリーム
爪切り(子供の爪って伸びるの早いですよね)
DVDやゲーム
絵本やおもちゃ・パズルなど
ビニール袋は汚れた服を持ち帰ったり、なにかと必需品です。
院内は乾燥しやすいので、リップクリームはあると安心です。
DVDが観られる病院でしたら、お気に入りのDVDをみせてあげると、子供の気も少しまぎれるかもしれません。
絵本やパズルは良いですが、おもちゃは音のなるものなどもあります。
大部屋でしたらほかのお子様もいるので配慮が必要かもしれません。
子供が入院した病院では同じ部屋の2歳児のお母さんが、あまりおもちゃを持って来すぎないようにと注意を受けていました。
ぬいぐるみがベッドにあふれんばかりにのっていたのですが、小さい子ですと寝ているときに窒息の危険があったり、ぬいぐるみを台にしてベッドから転落する危険があるからという説明でした。
子供が入院するとできるだけ寂しくないように、飽きないように、なにか暇つぶしになるようにといろいろ持たせてあげたくなりますが、子供の安全をや周りに配慮しつつ、持ち物を考えられると良いですね。
付き添い入院の場合
浴びられるのであれば、付き添いの方の分も入浴グッズの準備が必要です。
入院患者以外の入浴がNGの病院の場合、交代で見てくれる人を頼んで、一旦家に帰って入浴される親御さんが多いようです。
ある場合も値段と相談ですね…(*_*)
ない場合、パンやおにぎりなどで簡単に済ます方が多いようです。
コインランドリーが病院内や近くにある場合は活用しましょう。
ない場合は、着替えを多めにもっていき、交代で見てもらえる時などに、洗濯と替えの洋服の用意をしましょう。
タブレットや携帯
充電器/延長コード
メモ帳/文具
その他ケア用品や、羽織り、売店やコインランドリーにすこしまとまったお金なども準備しておくと便利です。
24時間付き添いの場合と、夜以外付き添い、面会時間だけなど病院によって様々です。
お子様の入院によって、仕事を長く休んだり、短時間勤務にしてもらったり、兄弟の預け先を探したりと大変かもしれません。
配偶者や祖父母に交代を頼めないなど、家庭の事情がある場合は、病院や市町村の窓口に相談すると、解決策が見つかったり、妥協案をだしてもらえるかもしれません。
医療費助成を確認しよう!
急な入院ですと特に、お金の心配もでてきますね…。
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住んでいる自治体の医療費助成の方法を確認しましょう。
小さいお子さんの場合、受診料や治療費が助成されることがあります。
医療費がすべて免除になったり、一部負担で済んだり、家計にとって大きなメリットがあるので、必ず確認しましょう。
もちろん、助成対象の年齢、疾患、支給の方法などは自治体によって変わってきます。
医療証や受給者証を病院窓口で提示すれば、一時負担のお金が少しも必要ない自治体もありますし、窓口で一時お金を支払い、申請して後日口座に振り込まれるというシステムの自治体もあります。
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加入している健康保険組合の医療費助成を確認しましょう。
健康保険組合にも、医療費の助成が受けられる制度があります。
【限度額適用認定証】をお聞きになったことがあるかもしれません。
加入している健康保険組合に申請し、交付してもらいます。
それを病院に提出すると、1か月の医療費が、“限度額”(収入によって異なります)を超えた金額が健康保険組合に請求されるという制度です。
差額ベッド代や食事代などは医療費には含まれないので、注意が必要です。
入院することになった場合、どのような助成、補助を受けることができるのか、インターネットや電話で確認すると良いです。
我が家の場合…
テレビ代(病院でDVDの貸出がある)が1日300円。
1回目は離乳食を始めていなかったのでミルクのみでしたが、1回目も2回目も変わらず、食事代は1食360円×3食×入院日数でした。
入院費は、乳幼児医療費助成で窓口での支払いはゼロだったので、とても助かりました。
まとめ
子供の入院。
お子さんも親御さんも、心配や不安でいっぱいですよね。
お子さんはもちろん大事ですが、それを支えるお母さんやお父さん、おばあちゃんおじちゃんだって大事です。
お子さんを看病している方が倒れたらもっと大変です。
初めての入院となると、きっと私のようにプチパニックになる方もいらっしゃるかと思います。
準備も入院中も大変かもしれませんが、この記事が少しでもお役に立てると幸いです。