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産後・入院中は入浴できない!?シャワーは?入浴する際の注意点!

 2020/01/10 産後
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出産を終え、汗も良くかき、入浴でさっぱりしたいところですね。

しかし、傷口などへの不安もありますね。

産後の入院中にお風呂に入ることができない理由やシャワーを使用する際の注意点などについてご紹介していきますね。

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産後の入浴はNG!?なぜ?

産後は、汗や羊水、涙や鼻水などにより、体も顔もベタベタですよね。

タオルで拭いてもらったとしても、何となくすっきりとしない感じがします。

すると、すこし時間が経ち、体や気持ちが落ち着いてくると、お風呂でさっぱりしたいなと思いますよね。

お風呂に入ってゆっくり癒やされたいということもあるでしょう。

しかし、産後は入浴することができません。

なぜなのでしょう。

雑菌

湿気でいっぱいのお風呂には、カビを始めとして、雑菌が多く存在する場所です。

体調が万全な普段は、特に問題なく入浴することができます。

ところが、産後の体は免疫力が低下してしまっているため、お風呂の雑菌に感染してしまうというリスクが高いのです。

そのため、産後の入浴は避けるべきであると言われているのですね。

清潔なお風呂であればと思われることも多いのですが、いくら清潔であっても、雑菌が一切いないということにはなりませんね。

水分さえあれば、カビなどの雑菌は増殖することができるため、すぐに繁殖します。

傷口

免疫力が低下し雑菌に感染しやすいだけではなく、産後の傷口から感染症を起こしてしまうこともあります。

出産による陰部、産道の傷からの感染のリスク高い上に、自然分娩の場合は子宮口が開いた状態なので、雑菌が侵入してしまうこともあります。

帝王切開の場合も、お腹の傷口部分から感染してしまうことがあります。

産後は感染症を起こしやすいので入浴は控えるべきなのですね。

産後のママの入浴はいつから可能?

産後のママの入浴は、入院中はもちろん、退院後もしばらく控える必要があります。

産後の入浴は1ヶ月健診の後からとなります。

1ヶ月健診で、入浴許可が起きれば、その後からは入浴可能となります。

だいたい産後28日くらいまでは入浴を控える必要がありますね。

自己判断で入浴せず、必ず医師の指示に従い入浴を開始するようにしましょう。

シャワーはいつから大丈夫?

一切お風呂に入ることができずに1ヶ月間過ごすということは厳しいですよね。

お風呂の変わりにシャワーだけは浴びることが許されています。

シャワーを浴びてすっきりすることができますね。

医師の許可が必要不可欠なので、個人差はありますが、だいたい出産の翌日からシャワーを浴びても良いと許可がおりることが多いです。

しかし、病院の方針によっては、シャワーも産後1週間までは浴びることを許されないということもあります。

基本的には、翌日から2,3日の間にシャワーの許可がおりる事が多いですね。

洗髪はいつから?

シャワーで体をサーッと流せるだけでも気持ちが良いものの、やはり洗髪をして頭皮の汚れも落としてすっきりしたくなりますよね。

実は一昔前までは産後1ヶ月間は洗髪をしてはいけないということもあったと言われています。

しかし、許可がおりればシャワーと同じく洗髪を始めることができます。

早い場合は出産後、翌日から洗髪可能という場合もあるので、医師に確認しましょう。

産後にシャワー浴びる際の注意点!

では、産後シャワーを使用する際の注意点についてです。

体調を考え、注意点を守り、シャワーを使用したいですね。

温度

シャワーの温度はぬるめで使用しましょう。

熱めが好きという場合でも、産後ということで、ぬるめの温度で使用したほうが良いです。

温度の目安としては、38度くらいとなりますね。

シャワーの温度が高すぎると、血行がよくなり、悪露が増えてしまうこともあります。

また、普段であれば大丈夫な温度でも、貧血になってしまいやすくなるのでぬるめに設定しましょう。

使用時間

シャワーの使用時間は短めにしましょう。

産後のシャワーの使用時間の目安としては10分程度が望ましいですね。

短いと感じてしまいますが産後に体力がまだ万全ではない状態でシャワーをすると、体力の消耗が著しく、どっと疲れてしまいます。

浴室の温度

冬など、特に浴室が冷えているときは、浴室をあたためてから入るようにしましょう。

ヒートショックの心配などもあります。

お風呂を沸かして蓋を開けておく、電気ストーブで温めておくなど、浴室と共に脱衣所なども温めておき、温度差で体が驚かないようにしましょう。

肌への刺激

シャワーを行なうときのシャンプーやボディーソープにも注意が必要です。

今まで肌に刺激を受けたりすることなく普通に使用できていたのにもかかわらず、産後は肌も敏感になりやすく、敏感な肌が刺激を受け、肌荒れなどにつながってしまうことがあります。

肌に刺激を感じたときなどは、ボディーソープやシャンプーを見直す必要がありますね。

産後のシャワーを行なう際のポイントは?

産後のシャワーの際、洗い方などにもポイントがあります。

デリケートな肌や会陰部分などの洗い方などについて、ポイントをご紹介していきますね。

泡立ててから使用する。

シャンプーやボディーソープはしっかりと泡立ててから使用するようにしましょう。

原液のままで直接肌へと使用してしまうと、肌への刺激が強い状態となります。

シャンプーもボディーソープもしっかりと泡立てた状態で使用するようにしましょう。

シャワーの水圧

シャワーの水圧は、強めにせず弱めで使用しましょう。

強い水圧は肌への刺激となったり、会陰へのダメージとなってしまいます。

回復が遅くなってしまうので、弱めの水圧で優しく洗いましょう。

マッサージするように…

洗うときはマッサージをするように洗いましょう。

こすると肌への強い刺激となってしまいます。

手のひらを使い、マッサージをするように洗うとよいですね。

しっかりと泡立てた泡で手のひらで優しくなでるように洗いましょう。

ゴシゴシこすらなくても十分に汚れは落ち綺麗になります。

洗い残し

洗いの残しなくしっかりと流すようにしましょう。

ボディーソープやシャンプーを洗い残してしまうと、肌への刺激となってしまいます。

肌のかぶれ、肌の荒れの原因となってしまうので、十分に洗い流すことが大切です。

もちろん長く入浴することは避けたいものの、洗い残しに気をつけましょう。

まとめ

産後の入浴は、だいたい翌日~2,3日以内でシャワーであればOKという許可が医師からおりるため、シャワーですっきりすることができます。

しかし、湯船への入浴は1ヶ月健診で許可がおりてからとなりますね。

場合によっては、産後1週間後までシャワーの許可が降りないという場合もあります。

経過により異なるので、自己判断ではなく医師の指導を必ず受けるようにしましょう。

また、産後は体力が万全ではないため、短時間で済ませたり、肌もデリケートなので、刺激を与えないように洗浄するということがとても大切ですね。

十分に気をつけてシャワーですっきりしましょう!

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