おむつの臭いを充満させないための方法は?!簡単処理方法や意外なアイテム!

使用後のおむつの臭いって意外と厄介です。
大きくなるにつれ、より臭いもキツくなっていきます。
捨てた直後は気にならなくても、ゴミ収集の日までの間に臭いが更に酷く変化し、室内に充満してしまうことも・・・。
そこで使用後のおむつの処理を簡単に防げるアイテムや意外に役立ちすぐに行える方法などをご紹介していきます。
目次
おむつが臭くなるのはしょうがない!
おむつを替えた後に臭いがあるのは当たり前ですが、ゴミ箱に入れゴミ収集の日までの期間の間に、臭いがきつくなっていることがありますよね。
実はおむつは時間が経つほど臭いがきつくなっていきます。
うんちの場合
うんちの場合は腐敗が進んだ酸性臭がしてくるようになります。
うんちは食べカスと細菌の死骸で出来ているのですが、体内を経由し排出されるまでに時間がかかり、食べ物が分解され発酵し、腐敗が進み排出され、その後も腐敗が進み臭いがきつくなります。
おしっこの場合
おしっこの場合は、体内に不必要なアンモニアが排出されるのですが、尿素は空気に触れることでアンモニアが更に発生し、アンモニア臭がきつくなります。
処理した後にどんどん臭いがきつくなってしまうため、正しく処理し臭い漏れや充満を防ぎたいですね。
おむつの専用処理ゴミ箱
おむつを処理し気になる臭いを防ぐためにおむつ処理専用のごみ箱を使用するという方法がまずは挙げられますね。
ゴミ箱には、主に2つのパターンがあります。
- 家庭用のゴミ袋が使用できるもの
- 専用のカートリッジが必要なもの
おむつ専用のごみ箱で、家庭用のゴミ袋が使用できるものは、ゴミ箱を購入したのち、自宅で使用しているゴミ袋を使用することが出来ますが、専用カートリッジが必要なものは、専用のカートリッジを買い続けなければいけません。
ごみ箱本体よりも高いカートリッジ代となってしまうのが痛いところですが、専用カートリッジのものは、全くと言ってよいほど臭い漏れが無く、臭いが充満してしまうことがありません。
蓋付きゴミ箱の活用
蓋付きのゴミ箱を使用することで、室内へのおむつの臭い漏れを防ぎます。
小さなポリ袋に使用後のおむつを入れ、しっかりと結んでから捨てます。
ただし、やはりおむつ専用のごみ箱よりは臭い漏れが気になりますね。
ゴミ箱の工夫で臭いを防げるは嘘?!
やはりゴミ箱を工夫して使用しても、デメリットがあります。
- 捨てる時は臭う
ゴミ箱に溜まったおむつを捨てる際、どうしても家庭ごみ袋が使用できるタイプだと、ゴミ袋の口を縛るときに、強烈な臭いが充満してしまいます。
- ゴミ箱自体が臭う
ゴミ箱自体が臭うようになってしまいそこから臭いが充満する
- 実は気づいていないだけ?
強烈な臭いを嗅ぐこともあり、若干臭い漏れしていても、家族は気づいていない事もあります。
実は訪問者にはおむつの臭いの充満が感じられているという事もあるのですね。
臭い漏れを防ぐための更なる工夫と意外なアイテム
おむつのきつい臭いの漏れや充満を防ぐために、更なる工夫を施すことで、より防臭することが出来る方法がいくつかあるのでご紹介します。
意外と身近で捨ててしまっているものが役立つ方法もありますよ。
おむつを新聞紙にくるむ
おむつを捨てる際、新聞紙やチラシに包んでから小さなビニール袋に入れて縛り捨てることで、臭い漏れを防ぐことが出来ます。
新聞紙やチラシには防臭効果があるので、活用しましょう。
出がらしに消臭効果アリ!
コーヒーやお茶を煎れた後の出がらしには消臭効果があります。
おむつを小さなビニール袋に入れる際、一緒に入れて縛り捨てると、消臭してくれます。
どうせ捨ててしまうものを再利用できるのでおすすめです。
重曹の活用
おむつを小さなビニール袋に入れる前に、おむつに直接重曹を振りかけてから捨てることで、臭いを抑えることが出来ます。
ポイントとしては、うんちやおしっこの付いた部分に重曹をかけましょう。
更にビニール袋に入れた後に、更に重曹を入れてから袋口を縛って捨てることで、より消臭効果が発揮され、防臭出来ます。
さらに消臭効果があるため、その上からアロマオイルなどを掛けても、いい香りになります。
嫌な臭いに良い香りを重ねるわけではなく、重曹で消臭したのちに良い香りを付けるので、変な臭いにもならずおすすめです。
クエン酸の活用
おしっこだけのおむつの場合はクエン酸でも消臭することができます。
アンモニアがアルカリ性であるため、酸性のクエン酸を掛けると、中和され臭いも消えるのです。
重曹と同じようにクエン酸をふりかけて捨てるだけです。
クエン酸小さじ2分の1を水100mlに溶かし、スプレーボトルなどに入れると、クエン酸スプレーとなり、ゴミ箱に振り掛けるとゴミ箱の消臭にもなるので良いですね。
おむつ消臭袋の活用
おむつ袋はかなり臭いを密閉し、臭い漏れを防いでくれるのでおすすめです。
おむつ消臭袋に使用済みのおむつを入れ、袋の口をクルクルとねじり縛るだけでそのまま捨てるだけなのに、臭いが漏れず処理出来ます。
おむつ消臭袋に入れ、大きなゴミ袋に捨てても、ゴミ袋を結ぶ際にも臭い漏れがかなり防げているため楽に感じます。
Sサイズの場合200枚入りで1890円と少々高めに感じますが、Sサイズでおむつ3つ分が余裕で入ります。
おむつが溜まるまではクリップなどを活用し、袋口を縛って置き、溜まったら捨てるという方法で使用すると、コスパ良く使用することが出来ます。
また、おむつ消臭袋を使用していると、お出かけの際も物凄く役立ちます。
お出かけ先で捨てる場所がない場合や、車の中でおむつを変えなければいけない場合など、しばらくカバンに入れて置いたり、車の中に置いておかなければいけない時など、普通の袋に入れて置くとどうしても臭いが漏れてしまいます。
しかし、おむつ消臭袋に入れておけば、臭いが漏れず捨てるまでの間入れて置くことが出来ます。
様々な種類のおむつ消臭袋が販売されていますが、一番臭いが漏れにくいと評判が良いのがBOSというメーカーのおむつが臭わない袋というものですね。
まとめ
結局のところ、おむつ専用のごみ箱を購入しても、臭い漏れが完全には防ぐことが出来なかったり、ゴミ箱自体に臭いが染みついてしまったりというデメリットがあります。
また、おむつを卒業した後は、要らないものとなってしまいますし、臭いが取れず結局処分しなければいけないという状況になる場合も多いアイテムです。
おむつ専用のゴミ箱の購入を考えている際のご参考にしていただければと思います。
おむつの処理はおむつ卒業まで毎日行う事なので、楽で苦にならないスタイルを取り入れたいですよね。
夏場は特に臭いの充満が酷くなります。
臭いが充満してから消臭スプレーや空気清浄器を使用しても、臭いを誤魔化すことにしかならず、逆に嫌な臭いになってしまったり、訪問者の方には臭いが感じられたり・・・ということがあります。
出来るだけ臭いを防止できる手段をとりいれ臭い漏れを防ぎましょう。