おしゃぶり依存症にならないために!!おしゃぶりの正しい与え方と止め方!

赤ちゃんはおしゃぶりをくわえているイメージがありますよね。
おしゃぶりは赤ちゃんにとって必要となるアイテムですが、使っている人もいれば、全く使わないという人もいます。
そして、おしゃぶりを使っている場合、止めるときに大変苦労したというママは少なくありません。
そこで今回はおしゃぶりのメリットやデメリット、おしゃぶりを与えるときの注意点と止めるときの方法についてご紹介していきますね。
目次
おしゃぶりは必要?!理由は?
生まれてから1ヶ月の間、新生児期は非常にお腹が空きやすい時期です。
ほぼずっとお腹が空いたと求めることもあります。
パパママにとって、休む暇もないほど目まぐるしい時期となります。
睡眠時間すらまともにとることができないと言うこともあります。
そこで大活躍してくれるのがおしゃぶりなのですね。
おしゃぶりは乳幼児期に入る前、新生児期にもおしゃぶりは大活躍してくれるのです。
母乳を飲むための赤ちゃんの本能、無意識に口に触れたものに吸いつく吸啜反射という機能を利用します。
機嫌が悪いとき、口が寂しくて泣いているときなどに、おしゃぶりを与えることで赤ちゃんの機嫌が良くなります。
嫌がる赤ちゃんに無理やりおしゃぶりをくわえさせるのはよくありませんが、一度試しに口元に当ててみて、吸い付いたら利用することができますね。
中にはおしゃぶりを嫌がり、逆に泣いてしまうこともあります。
また、あまりにも使い続けると、歯並びやかみ合わせに影響がでるという意見もあります。
おしゃぶりは必ずしも必要なものというわけではありません。
おしゃぶりを使用する時期のピークは?!
おしゃぶりを使用する時期のピークは生後2ヶ月ころから4ヶ月ころまでと言われています。
新生児期、生後1ヶ月くらいまでは必要ないものの、月齢が上がるにつれ必要となる場合があります。
2~4ヶ月くらいを過ぎ、5,6ヶ月ころになると、徐々にずっと吸い付いていたいと言う気持ちが和らぎます。
指しゃぶり
赤ちゃんの中には、常に指しゃぶりをする子もいます。
指しゃぶりは自分自身を慰めるための行為とも言われていますね。
基本的には無理にやめさせること無く、そのままさせておいても問題ありません。
しかし、指しゃぶりにより、将来的に歯並びが悪くなってしまったり、指や爪にある細菌が体内に取り込まれてしまう原因となります。
そこで指しゃぶりの代用におしゃぶりを与えるのもおすすめです。
指しゃぶりのメリット
赤ちゃんは口元に刺激を与えることで、吸うという行為により、リラックスできるホルモンが分泌されるのです。
そこで赤ちゃん自身のストレスが解消されるため、おしゃぶりはグズグズしていたり、泣いていたのが止まったり、精神的に不安定な状態から落ち着くことができます。
頻繁に環境が変わったり、人混みの中を歩いたり、バスや車などの乗り物にのったりと言う場合、赤ちゃんの精神状態は不安定になります。
ストレスの軽減のために、おしゃぶりは有効なのですね。
赤ちゃんは言葉で気持ちを伝えることができないため、本能的な行為で精神を落ち着かせます。
早いうちからおしゃぶりを与えることで、精神的な発達におおきな影響を与えるといわてて居ます。
おしゃぶりは自分にとって必要なアイテムだと認識すると、毎日寝付きが早くなったり、パパママの子育ての負担もすこし軽減しますね。
また、おしゃぶりは乳幼児突然死のリスクを軽減させることにも繋がります。
おしゃぶりのデメリット
おしゃぶりのデメリットとしては、噛みあわせが悪くなってしまうと言うことが挙げられます。
また、赤ちゃんの月齢が進むにつれて、おもちゃを口に持っていくと言う行動ができなくなってしまいます。
赤ちゃんは口にものを運び、ものを認識したり、手や口の発達を促します。
物への認識力を高めるためにも、脳の発育のためにも、おもちゃなどを口に運ぶと言う行為は必要なものです。
おしゃぶりを与えることにより、このような場面の発育が遅くなってしまうため、気をつけなければいけませんね。
また、おしゃぶりを与えることで落ち着くため、ママと赤ちゃんのコミュニケーションやふれあいが減ってしまうことがあります。
泣いたときにすぐにおしゃぶりを与えるのではなく、時間に余裕があるときなどは抱っこやふれあいで泣き止ませてあげる、安心させてあげるということも大切ですね。
おしゃぶりをやめるタイミングと注意点
おしゃぶりを使用する際、一番考えなければいけないことはおしゃぶりを辞めるタイミングとなります。
おしゃぶりは依存症になってしまうことがあるのです。
元々指しゃぶりを防止するために使い始めたのにもかかわらず、おしゃぶり依存症になってしまったという場合など、乳児期をすぎてもおしゃぶりを手放せなくなってしまうことがあります。
おしゃぶりを使用するのは生後6ヶ月ころから1歳ころまでとして、それ以降も続けると習慣化、依存してしまうと言われています。
依存症以外にもかみ合わせが悪くならないように、赤ちゃんが自然におしゃぶりを離すタイミングを見計らい、やめさせる必要があります。
おしゃぶりをつけたまま過ごすと、言葉を話し始めるのが遅くなると言う影響もあります。
口が寂しそうでも、紛らわすのではなく、言葉を話す方へもっていけるとよいですね。
おしゃぶりを上手に活用する方法!
では、赤ちゃんがおしゃぶり依存症とならないためにも、おしゃぶりを上手に活用する方法、注意点をご紹介していますね。
生後6ヶ月ころまでは積極的でも大丈夫
生後6ヶ月頃までの間は、いつおしゃぶりを与えても大丈夫です。
赤ちゃんの精神状態を優先しておしゃぶりを積極的に与えても大丈夫です。
ミルクや母乳をしっかりと摂りながらもおしゃぶりを活用しましょう。
ミルクを与えた直後なのに、まだ欲しい、まだ吸っていたいと泣く場合などはおしゃぶりを活用する良い場面ですね。
また、飛行機などで移動する際も赤ちゃんはまだ耳の空気抜きを自分ですることができなにので、気圧の変化に耐えるためにも、おしゃぶりを吸わせておくとよいと言われています。
泣いた=おしゃぶりはやめましょう
赤ちゃんが泣いているということは、言葉を話すことができない赤ちゃんが一生懸命なにかを訴えています。
お腹が空いた、のどが渇いた、暑い、寒い、おむつが濡れているなどをパパやママに知らせようとしている場合があります。
そのため泣いているのにすぐにおしゃぶりを与えてしまうと、泣き止むかもしれませんが不快感はそのまま残ります。
また、この状態が続くと、赤ちゃんはどんな泣いてもパパママが構ってくれない、助けてくれないと思ってしまうことにも繋がります。
精神的に不安定な状態となってしまうので、抱っこしたり、不快なところがないか確認してから、なにもないのにグズグズしているときにおしゃぶりを与えるようにしましょう。
おしゃぶりの使用時間に注意
長時間おしゃぶりを加えさせていると、歯並びやかみ合わせが悪くなってしまう傾向があります。
口内の状態に影響が及ぶため、使用時間の目安としては一日3時間程度までに押さえたほうがよいでえす。
弱い力を長時間かけ続けると、口内の骨は変形してしまいます。
おしゃぶりを加えたままの状態で眠ってしまうと変形の原因となるので注意しましょう。
生後6ヶ月以降のおしゃぶり
生後6ヶ月以降はおしゃぶりを加えさせる頻度を減らしましょう。
はいはいをしはじめたころから使用頻度を少なくしていくとよいですね。
入眠時におしゃぶりを使うのはNG
入眠する際におしゃぶりを使用するとリラックして眠りにつくことがあります。
しかし、毎日入眠時におしゃぶりを与えてしまうと、おしゃぶりが無いと寝付くことができなくなってしまいます。
寝付きが悪くなる原因になってしまうので、できる限りおしゃぶりを使用せずに。自然にい眠りにつけるようにしましょう。
赤ちゃんのおしゃぶりの選び方!
最近はおしゃぶりの種類もたくさんありますね。
天然ゴム製とシリコン製
おしゃぶりには大きく分けて天然ゴム製のものとシリコン製のものがあります。
天然ゴム製のものは柔らかく、赤ちゃんの口の形に合いやすいという特徵があります。
そのため新生児でも違和感なく使用することができます。
昔から使用さてているのは天然ゴム製のおしゃぶりですね。
しかし、柔らかいため軟化しやすいという欠点もあるので、頻繁に交換する必要があります。
シリコン製のおしゃぶりの場合は、弾力があり、硬さがあるので、扱いやすいため、選ぶママが増えています。
おしゃぶりの形
おしゃぶりの形はメーカーによって異なります。
大きく分けて2種類の形状があいrます。
先端が丸いタイプと平なタイプがあります。
新生児は赤ちゃんの吸う力に応じた形のおしゃぶりを選びましょう。
ミルクを飲むのに哺乳瓶を使用している場合は、哺乳瓶の乳首の部分に近い形状のものを選びましょう。
するとすんなりと吸ってくれるようになります。
ストッパーの形により、赤ちゃんが吸いにくいものや跡がついてしまうものもあります。
吸いやすく、顔の形にもうまくフィットしたものを選んであげるとよいですね。
ケア方法
ケア方法により向いているものと向いていないものがあります。
天然製ゴムのおしゃぶりの場合、薬液消毒をすると劣化してしまいやすいため、哺乳瓶の消毒方法と同じ方法できれいにできるおしゃぶりを選ぶと良いです。
最近はレンジでチンするだけで消毒できるものもありますよ。
まとめ
おしゃぶりを使用することでパパママの大変さを軽減することができるので上手に活用していきたいですね。
しかしおしゃぶりは依存症となってしまうこともあるので使い方や使う時間などに注意して使用するようにしましょう。