新生児とペットが一緒に暮らすのは危険?!注意点やメリット!

妊娠前から共に暮らしてきたペットがいるという場合など、赤ちゃんが生まれるとなると、一緒でも大丈夫かなと心配になりますよね。
どちらも大切な存在であるものの、ペットを実家に預けるべき!?友人に預かってもらう!?などと一緒に暮らせないことを考えますね…。
やはり新生児の赤ちゃんがいる家でペットと一緒に住み続けるということは不可能なのでしょうか。
そこで今回は新生児とペットが一緒に暮らせることはできるのか、危険なのか、暮らす場合の注意点や上手に暮らすコツなどを詳しくご紹介します。
また、実はペットと暮らすことにより得られる効果もあるので併せてお送りします。
目次
新生児とペットが一緒に暮らすことはできない?できる?
新生児とペットが一緒に暮らすことが絶対にできないということはありません。
条件を満たせば一緒に暮らすこよは可能です。
赤ちゃんに動物アレルギーがないか、ペットのしつけはできているか、ペットのお世話がおろそかにならないかなど環境や様々な条件を満たしている場合、赤ちゃんとペットは一緒に暮らすことができるのです。
しかし、動物アレルギーの場合、いつ動物アレルギーが発症するかわかりません。
そのため、実際に一緒に暮らしてみないとわからない点でもあります。
ペットを生まれる前から飼っている場合
ペットを生まれる前から飼っていたという場合は、出産、入院中、退院後、赤ちゃんのお世話をしながら、ママがペットのお世話までするというのはかなり大変です。
無理があります。
そのため、一緒にペットのお世話をしてくれる人を探しておく必要があります。
出産、入院中だけでも実家に預ける、旦那さんと相談し、負担のないようにお世話を頼むなどという事を事前に決めておくことが大切です。
また、室内でペットを飼っているという場合、赤ちゃんと一緒に暮らすにあたり、今のままの状態だと危険が及ぶ環境である場合が多いです。
ふとした場面でもペットが赤ちゃんに乗りかかったりしてしまわないような生活環境を整えておくことが大切です。
ベビーベットのあるところにはペットが入ることができないようにしておくなどと自宅の中を再確認し改造しておく必要がありますね。
生まれてからペットを飼う場合
赤ちゃんが生まれてからペットを飼うという場合は、新生児期は避け、それ以降に飼い始める事をおすすめします。
赤ちゃんが1歳を過ぎてから、ある程度生活にも慣れ落ち着いた環境でペットを迎い入れた方がよいですね。
また、赤ちゃんがいる、子供がいる家庭でも飼いやすいペットなどを相談してから決めるとよいでしょう。
アレルギーの心配の無いペットを飼うということも大切ですね。
赤ちゃんとペットが一緒に暮らす際の注意点
赤ちゃんとペットが一緒に暮らす際の注意点についてです。
アレルギーについて
自宅でペットを飼っていると、赤ちゃんにアレルギー反応が起こってしまうことがあります。
ペットの毛やフケや唾液や尿などによりアレルギーー反応を起こす場合があるのです。
- ペットと一緒に暮らしていて、
- 赤ちゃんに湿疹が見られる
- くしゃみの回数が多い
- 鼻水や咳が長引く
- 目が充血している
というような場合、アレルギーを疑い、小児科に受診したほうがよいですね。
関係性について
赤ちゃんとペットの関係性についても注意が必要です。
赤ちゃんが生まれることは、ペットにとって大きな変化となります。
今まで自分に注目していたパパとママは、赤ちゃんが生まれてから赤ちゃんに注目する機会が増えます。
また、赤ちゃんの鳴き声をストレスと感じることもあるのです。
そのため、赤ちゃんが生まれてからも、意識的にペットにも愛情を示してあげることが大切です。
寝る場所
赤ちゃんの寝る場所に注意しましょう。
新生児は寝ている時間がほとんどですね。
そこで、床から近い位置に寝かせてしまっていると、ペットの毛を吸い込みやすくなってしまいます。
また、時にペットが赤ちゃんを誤って踏んでしまうということもあります。
赤ちゃんは高い位置へ、ベビーベットに寝かせるようにしましょう。
ベビーベットの周りにも、囲いを付けておくとより安心です。
掃除・洗濯
掃除や選択はこまめに十分にしっかりと行うように注意してください。
カーテン・布団・ぬいぐるみなどにペットの毛が付きやすくなります。
こまめに洗濯や掃除をして清潔を保ちましょう。
赤ちゃんの肌に触れても安心できる状態を保つとよいですね。
特にペットの毛が抜けやすい時期は念入りにこまめに掃除や洗濯をするようにしましょう。
空気
空気を綺麗な状態で保つということにも注意するとよいです。
空気清浄機などを活用し、ペットの毛やダニなどのアレルゲンとなる物質を除去したり、ペットのニオイも除去するとよいですね。
空気清浄機は常につけておくことをおすすめします。
赤ちゃんとペットが一緒に暮らすと良い影響が!?
赤ちゃんとペットが一緒に暮らす事により、良い影響を受けることができるという面もあるのです。
安心感
犬や猫には母性本能があり、とても強いのです。
そのため、犬や猫が赤ちゃんを可愛がるということが少くなくありません。
そのため、ペットが近くにいて、赤ちゃんを慰めようと寄り添ったり、一緒に遊ぶようになったりということがあるのです。
赤ちゃんにとって、ペットが安心感を与えてくれる存在となることがありますよ。
癒やし
癒やしの効果も得られます。
新生児の赤ちゃんに、昼夜問わずに授乳をしたり、睡眠がままならない日々が続くこともあります。
するとママはイライラしてしまいやすくなったり、ストレスが溜まってしまったり、ふさぎ込みたくなってしまうこともあります。
そんな時。ペットが側にいることで、リラックスしたり、癒やされたり、心が落ち着くのです。
ペットに癒やされることで、赤ちゃんも心を落ち着かせて優しく接することができるでしょう。
情操教育
情操教育としてペットを飼うということはとても良い影響を与えてくれます。
国語や算数などという知識教育ではなく、感情や情緒、想像力、個性的な心を豊かにするための情操教育というものがあります。
ペットと一緒に過ごすことで、感情や情緒を育むことができる良い影響を受けることができると言われています。
赤ちゃんとペットが共に暮らすためのコツ
赤ちゃんとペットが共に幸せに楽しく暮らすためのコツについてです。
基本的なしつけ
ペットには基本的なしつけはしっかりとしておきましょう。
赤ちゃんと一緒に暮らすにあたり、噛み癖があったり、顔を舐めてしまうという癖があると上手に暮らすことが難しくなってしまいます。
赤ちゃんが怪我などに見舞われないためにも、当然のことですが基本的なしつけはしっかりとすることが大切です。
お互いの紹介を
お互いの存在を紹介しましょう。
赤ちゃんにもペットの〇〇ちゃんですよ。仲良くしようね!などとご挨拶をさせ合うとよいですね。
一緒に触れ合う
赤ちゃんがある程度大きくなり、遊んだり餌をあげることができるようになってきたら、一緒にペットと触れ合う時間を作りましょう。
一緒に遊んだり、ペットにおやつを挙げたりということをすることで、仲良く過ごすことができるようになりますね。
優しくペットの様子を見守る
もちろんペットが危険な事をしそうな時は、赤ちゃんを守ることはとても大切です。
しかし、ペットが赤ちゃんに近づいて着た時、近くに寄っていった時などに、大きな声でダメよ!!と注意してしまったり、近づけないようにしてしまうと、お互いの関係は悪くなり、一緒に暮らすことは難しくなってしまいます。
ペットは自分よりも弱いモノに対し、とても優しいため、近づいても危害を加えるということは意外と少ないのです。
あまり叱らずに優しい目で注意を払いながら見守ってあげることもとても大切です。
まとめ
赤ちゃんとペットは一緒に過ごすことができます。
もちろんアレルギーなどの原因があり、共に暮らすことが難しいこともあります。
しかし、ある程度条件が見合い、健康的な悪影響を与えることがないというような場合は、一緒に過ごす事ができますね。
もしペットと住んでいて、迎い入れた赤ちゃんがアレルギー反応が起こってしまっているというような場合は、小児科医や獣医と相談しましょう。
一緒に過ごす中で子供にとっての一番の安心する相手、大好きな親友のような関係になることもあり素敵ですよね♪