子供が退屈しない遊びとは?年齢別、雨の日の自宅での遊び方!

雨の日が続くと子供は外で遊べず、退屈してしまいがちですよね。
梅雨の時期は特に・・・。
雨の日にデパートなどに連れて行くのもとても大変ですよね。
そこで、雨の日だからこそ自宅でできる遊びがあります。
年齢別に紹介していきますので、是非親子で楽しんでみてください。
目次
家で遊ばせる時に気を付けたほうがよい2つのこと!
テレビやDVD一人でみせておくのは・・・ダメ?
雨の日、自宅の中で楽しめるようにと、テレビやDVDを良く利用しがちではないでしょうか。
タブレットを活用し動画視聴する家庭も増えてきていますね。
子供も集中してみてくれるので、かなり助かる部分があります。
しかし、動画視聴には問題点があります。
テレビ、DVD、タブレットでの動画は、大体一方的に話される内容を子供が見ているという状態ですよね。
ということは、自分から話さないようになってしまったり、言語の発達が遅くなってしまう可能性があるそうです。
また、発達障害の原因となるという考えを発表しているところもあるということを知りました。
適度な時間見せておいたり、どうしても家事などで手が離せないようなときに活用する分には大きな支障はないようですが、長時間の視聴は避けてあげたほうが良さそうですね。
もし、もっと見たいというようなときは親子のコミュニケーションの種として活用し、動画を一緒に見ながら、親子で話すような活用の仕方などが良いでしょう。
子供の誤飲に気を付けよう!
私も実体験があるのですが、雨の日に子供たちと自宅にいたのですが、子供たちがおもちゃに夢中になって遊んでくれているように見えたので、掃除をし始めました。
「とても静かで助かるなー。」と思い、ひと段落したところで様子を見に行くと、食材庫の中から小麦粉を出して床にぶちまけていました。
掃除がとても大変でしたね・・・(涙)
幸い呼吸器官や目に入った様子はなかったので安心したものの、子供たちは楽しそうに遊んでいるように見えて退屈だったのかなと思いました。
子供は退屈な時、他に何か楽しいことは無いかと探索していたずらをしてしまう事があるので、普段いじらないような場所のものを誤飲してしまったりしないよう気を付けたいですね。
0歳からできる雨の日の遊び!
まずは0歳から室内で楽しめる遊びを紹介します。
この遊びは0歳から楽しめるのですが、4歳、5歳でも一緒に楽しめるので、兄弟のいる家庭の雨の日の過ごし方としても、おすすめできます。
新聞紙で遊ぼう!
使うものは新聞紙です。
0歳児は自宅にあるものなんでも興味津々です。
しかし使い方は良く分っていませんよね。
絵本を見せても内容よりもなめてしまったり、破ってしまったり、せっかく楽しませてあげたいと思っているお母さんもイライラしてきてしまいます。
そこで親子で新聞紙をビリビリ大胆に破って遊びましょう。
0歳からの子供たちもビリビリ破れる音や感覚が楽しいと感じるようです。
また、大人も一緒に破くと結構ストレス発散になりますね。
破るだけではなく、新聞紙の中央に穴を開けて顔を出して遊んだり、破いたものを頭の上から降らせて、紙ふぶきのようにしても楽しいですね。
片付けもとても簡単です。
大きめの袋を用意して、ポイポイ一緒に入れて捨てるだけです。
この袋に入れる作業も意外と子供は楽しんでくれます。
また、新聞紙を破ったり、丸めたりするだけの遊びですが、その中で手先をたくさん使うので、脳の活性化に繋がるのでとても良いですよね。
もし、新聞紙がいろいろな場所に飛んでいくので大変だ!という場合は、ビニールプールや子供用テントなどの中で遊ぶと良いでしょう。
注意点としては遊び終えた後は、しっかりと手を洗ったり拭くことです。
また、新聞紙を口に入れようとした場合は、誤飲の可能性があるので、「ダメだよ~。」と声をかけて辞めさせてあげましょう。
風船で遊ぼう!
風船も0歳児から楽しめる遊びです。
カラフルな色や風船が飛ぶ様子を見ることで、動体視力を鍛えることにも繋がります。
ふくらましたものをポンポンしたり触らせて遊ぶのも良いのですが、風船を膨らましたら結ばずに、口から話して飛ばしても楽しめます。
独特の音やどこに飛ぶかわからない風船の動きにキャッキャと笑い喜んでくれるでしょう。
2・3歳児の雨の日の遊び!
2・3歳くらいになるとしっかりと歩いたり、話し始めたり、お母さんのいう事が分るようになってきていますね。
遊びの幅も広がってきますのでまたいくつか紹介します。
蒸し暑い雨の日はお風呂場で遊ぼう!
雨なのに蒸し暑い日ってありますよね。
そんな時、お部屋で遊んでいても、体がベタベタしてきてしまったり、子供が不機嫌になる原因でもあります。
そんな時は思い切ってお風呂場を開放しましょう。
お風呂場で遊べば、部屋が汚れてしまう心配もなく、お母さんもイライラせずに楽しめますね。
女の子の場合は水にぬれても大丈夫な人形を持たせ、体を洗ってあげる遊びをさせると喜んで小さなお母さんをしてくれます。
男の子の場合は水鉄砲や釣りのようなお風呂用おもちゃが楽しめるでしょう。
お絵かきをして遊ぼう!
子供はお絵かきが大好きですよね。
しかし、子供にペンや絵の具を持たせてしまうと、紙からはみ出したり、壁に向かって行ったり・・・。
大変ですよね。
怒らないでイライラしないでお絵かきを楽しませるために、水で描けるお絵かきシートというものを活用することをおすすめします。
私も実際に活用しているのですが、いくらははみ出して描いても水なので汚れることがありません。
また、水を掌に浸けて手のスタンプのようにも楽しめるのでとても楽しいですよ。
一緒にクッキングをしよう!
思い切って一緒にクッキングをしてみるととても楽しいですよ。
子供でも危険なく一緒にクッキングができるものはたくさんあります。
包丁や火を使わないものです。
クッキーやホットケーキ、サンドイッチやおにぎりなどがおすすめです。
クッキーは型抜きしたり手で伸ばして好きな形にするだけでも良いですね。
ホットケーキも混ぜる家庭を手伝わせるだけで大喜びです。
サンドイッチは材料を切るところまで終わらせておけば、好きな具を挟んだものを作らせてあげられます。
おにぎりはラップを活用すると、2、3歳でも丸められるでしょう。
自分が一緒に作ることで不思議といつもよりもたくさん食べてくれることもあります。
自分で作ったものは格別ですからね。
4歳児以上の雨の日の遊び!
4歳くらいになると、自分の意志がしっかりとしてきます。
一緒に遊びながら、子供の考えを主張してあげられるような遊びが良いでしょう。
自宅にあるもので工作をしよう!
例えばいらなくなった段ボールやトイレットペーパーの芯、ペットボトルなどはありませんか?
これらの物は子供にとって素晴らしい遊び道具となってくれます。
このようなものを活用し、ロボットや車、電気気具のようなものを子供主体で自由に作らせます。
「手伝って。」「どうしたら良いかな。」などと聞かれたらアドバイスしてあげると良いでしょう。
また、はさみを使用する場合には気を付けてあげると良いですね。
机など汚れそうな場合は、始めに作る場所に新聞紙を敷き、その上で行わせれば片付けも楽ですよ。
意外とお母さん、お父さんも一緒に何か工作してみると面白いですよ。
思い切って自宅の庭や近くの公園へ出かけよう!
子供の体調も万全で、雨も小雨程度な時は、思い切って外に出かけてみませんか?
やはり楽しい遊びをしていても、雨の日が続いていたり自宅にいる時間が長いと、退屈に感じて子供がぐずぐずしてしまう事があります。
そんな時はレインコートと長靴を履かせて外に出てみるのも良いですね。
濡れても良い恰好であればお母さんもイライラせずに見守れることでしょう。
雨の日にも外に出てみることで、子供は長靴で水に入った時の感覚やレインコートに雨が当たる音などを体でいっぱい感じ取って楽しんでくれます。
感受性の成長にも繋がるでしょう。
ストレスの発散にもなり、遊んだあとはお風呂であったまり、ぐっすり寝てくれますよ。
お母さんの為にも子供と一緒に遊ぶときのアドバイス!
家事をする時間と遊ぶ時間をしっかりと区切ること!
子供と遊びながら家事をする。
これってとってもイライラしてしまう原因ではないでしょうか。
効率的に見えますが実はとても大変で、とても効率が悪いのです。
子供がなにかしでかせば、家事を途中で中断しなければいけません。
中断しているところに早く戻らなければ・・・。
そういう時に限って子供が泣いたり離れることを拒んだり。
イライラしてしまいませんか?
その為、まずは思う存分子供と一緒に遊んで、遊び終えてから家事をする!と割り切っておくと気持ちが楽になります。
また、子供たちにも一緒に遊んでくれている、楽しんでくれているという気持ちが伝わり、うれしい気持ちになってくれるでしょう。
一緒に服を畳んでみたり、一緒に雑巾がけをしてみながら過ごすのも一つの手ですね。
汚れても良い状況作りをしよう!
子供は夢中で遊んでいると汚したり汚れたりがつきものです。
しかし、それを一回一回注意していては、子供も楽しめませんし、お母さんの気持ちも持ちませんよね。
その為遊ぶ前に、いくら汚れてもいいような服装に着替えさせたり、いくら汚しても良いように新聞紙を敷いておいたりすると、かなり気持ちが楽になります。
成長を感じよう!
もしかしたら、お母さんが予定していた遊び内容とは違う内容の遊びに変化してしまうかもしれません。
子供は何にでも興味津々で、独創力も豊かです。
その為、用意しておいたものをお母さんの意図とは反する使い方をすることは子供に良くあることです。
しかし、そこで叱って予定通りの遊び方を強制せず、『自分の子供はこんなことも思いつくんだ!』『こんなこともできるようになったんだ!』と、成長を感じてあげましょう。
子供にはお母さんが準備してくれた思いは届いているはずです。
まとめ
- 雨の日のテレビやDVDはほどほどに・・・。
- 退屈な気持ちからのいたずらに注意。
- 0歳児は新聞で十分楽しめる
- 2、3歳児はお風呂場やお絵かき、クッキングで楽しもう
- 4歳以上の子供の遊びは子供の意志を尊重した遊びを
- 親子で楽しもう!
雨の日は親子ともども憂鬱な気持ちになってしまいがちですが、雨の日がうれしくなるような遊びを家でしてあげられると良いですね。
意外と自宅内でも親子で楽しめる遊びはたくさんありますね。
是非参考にしながら、ご家庭ごとの雨の日を楽しんでみてください。
子供は遊びながら賢くなります!こちらの記事も参考にしてみてください。