臨月は運動しよう!安産のためのおすすめ運動と避けるべき運動!

妊娠が順調に進み、臨月に入ると出産まであともう少しとなりますね。
そんな中、今までは無理せず大事にしてきたのに、医師に「どんどん運動してね!」「体動かしてね」と指導を受けるようになります。
運動をすることで安産に繋がるというのです。
臨月になったらどのような運動をしたらよいのか悩みますよね。
激しすぎも良くないだろうと思うし・・・。
そこで今回は、安産のために臨月に入ってから行うおすすめの運動と避けるべき運動、運動をするときの注意点についてご紹介します。
目次
臨月に運動すると安産になる?効果は?
今まで妊娠中はお腹が張った時は運動をせずにゆっくりと安静にするようにと言われて来ますね。
ところが、臨月に入ってからは運動をどんどんするようにと言われるようになります。
それは、運動により体力をつけた状態で出産に望むためなのです。
また、運動をすることで子宮口が開きやすくするため、股関節を柔軟にするため、という効果を得るためにも行うべきです。
しかし、妊娠後期、臨月にかけて、かなりお腹が大きくなるので、恥骨や股関節に痛みを感じてしまうことがあります。
あまり運動したくないなと感じるようになるのですが、出来る範囲で体を動かす運動をして出産に望みましょう。
臨月に安産のためにおすすめの運動は?
妊娠後期~臨月に順調で医師から運動をして良い、運動してくださいと言われた際におすすめの運動をご紹介します。
昇降運動
昇降運動は階段の上り下りをする運動です。
自宅の段差などでも行うことができますね。
また、外出時にエスカレーターやエレベーターを使用せず階段を利用するようにするのも良いです。
しかし、お腹が大きくなっているので足元がよく見えず段差の上り下りは慎重に行う必要があります。
ゆっくりと行ったり、手すりを利用して行いましょう。
ウォーキング
ウオーキングをすることで体力付けにもなりますし、精神的にも良い気分転換になります。
臨月は出産に近づくに連れ、不安などが襲ってきてしまい、情緒不安定になりやすいのでうまくフレッシュすることが大切です。
家の近くを散歩したり、スーパーまで歩いたり、ウインドウショッピングもよいです。
念の為、ウォーキングに出かける際は母子手帳、保険証、病院の診察券を持って行きましょう。
水分補給できる飲み物や携帯、財布などもお忘れなく。
スクワット
スクワットもおすすめです。
膝が床の平行になるくらいまで腰を下ろす程度のスクワットで十分効果的です。
お腹が大きくスクワットがうまくできないときは、足を開いて行うと良いですよ。
今まであまり運動をしていなかった妊婦さんがスクワットを行うと、痛みを感じたり筋肉痛となってしまうことがあるので、少しずつ慣らしていくようにしましょう。
マタニティースイミング
マタニティースイミングもおすすめです。
水の浮力により体が軽くなり動かしやすくなるので、体に負担をかけること無く十分な運動を行うことができます。
また、体が浮く気持ちよさでリラックスもできます。
スイミング中の呼吸法も出産時の呼吸法として役立ちます。
泳ぐことができなくても水中を歩くだけで効果を得られます。
マタニティーヨガ
マタニティーヨガもおすすめです。
お腹が大きくなった妊婦さんでもできるポーズのヨガがあります。
呼吸法も身につきますし、股関節周りも柔らかくなったりとよい効果を得られます。
家事
家事も運動になります。
家のことを行いながら体を動かすことができます。
妊娠後期、臨月に入ってからは、出産後になかなか掃除もままならなくなることもあるので、体調が良い時にできる家事をしておくとよいですね。
雑巾がけもおすすめです。
妊婦さんにとっては楽に感じる姿勢であるため行ってみましょう。
安産体操
安産体操もおすすめです。
安産体操を行うことで産道周りの筋肉が鍛えられます。
筋肉が鍛えられることでお産がスムーズになります。
テレビを見ながらもできますし、音楽を聞きながら行うこともできます。
自宅でいつでも出来るので取り入れてみましょう。
臨月に避けるべき運動は?
臨月に運動をして良いと言われたからも、避けるべき運動があります。
ジャンプをする運動、縄跳びやトランポリンはお腹が激しく揺れてしまうので避けましょう。
サイクリングは転倒の恐れがあるので避けるべきです。
他には、人や物とぶつかる恐れのあるバスケットボールやサッカーや野球などの運動は避けたほうが良いです。
ゴルフやテニスなどのお腹をひねる形となる運動もよくありません。
妊娠前から行っていて慣れているという場合でも、上記の運動は避けたほうがよいですね。
臨月に行う運動の注意点やポイントは?
臨月に運動を行う際に気をつけたい注意点やポイントをお送りしますね。
臨月に入り母子ともに順調であれば、必要以上に安静にする必要はありません。
しかし、無理しすぎずに買い物や掃除をするだけでも運動になります。
目的は、お産の際のための体力付けなので、激しい運動は必要なく、ゆっくりでもよいので長く続けながら体力をつけていくイメージで行いましょう。
まとめ
初めての妊娠だと特に安静にしておくべきだと感じたり、運動をするのを躊躇してしまいがちです。
どのくらいの運動なら大丈夫なのかも不安に感じますよね。
自己判断での運動に不安を感じる場合は、かかりつけの産科医や助産師に相談してみるとよいです。
また、母子ともに順調である場合は運動をしても良い、しなさいという指導を受けるものの、妊娠の経過によっては運動を控えるべきであると指導されることもあるのでよく医師の指導を聞きましょう。
ストレスを感じるほどの無理や痛みをこらえて行うというような無理はせず、気持ちよく感じる、リラックスできる運動を取り入れてみてください。