離乳食を食べてくれない!食べてくれない5つの原因と対策7選

赤ちゃんがすくすく育つ中で、必ずみんなが通らないといけない「離乳食」。
お子さんの離乳食はスムーズに進んでいますでしょうか?
たくさん食べてくれる子は心配いらないのですが、なかなか食べてくれないと心配になりますよね。
「固さが合っていない?」
「今の時期から偏食?もともと食が細い?」
心配ごとで頭がごちゃごちゃになってしまうお母さんもいらっしゃるのではないかと思います。
今回は、そんなお母さんたちのお役に立てるような特集「離乳食を食べてくれない5つの原因と対策7選」をお届けします。
目次
離乳食を食べてくれない5つの原因
赤ちゃんが離乳食に興味を示していない
離乳食をスタートした時期の赤ちゃんはまだまだミルクが大好きです。
お腹が空いていても、ご飯よりもミルクがいいと思っている赤ちゃんも中にはいます。
離乳食を始めるのが早すぎた場合も、同じような理由で食事にまだ関心を持っていないと言えるでしょう。
また赤ちゃんの個性で、そもそも食べること自体にまだ興味が出ていない子もいます。
そのうち興味が出てくる子がほとんどですので、これからお話する対策をうまく使いながら興味を引き立てていきましょう。
同じ味ばかりで飽きてきている
離乳食で食べられる食材も少しずつ増えてはきますが、スタートしたばかりの子はまだまだ種類が限られています。
また、一気に作って冷凍ストックしているものを毎回あげているお母さんもいらっしゃるのではないでしょうか?
私も冷凍ストックしていた同じ種類のものを連続であげた際には、確かに子どもの食がそんなに進まなかった記憶があります…。
私たちと同じように、赤ちゃんも毎回同じものを食べて続けていると、同じ味だと認識して飽きがきてしまうものなのです。
お腹が空いていない、あげるタイミングがずれている
もしかしたら離乳食をあげるタイミングと赤ちゃんの空腹のタイミングが一致していないかもしれません。
赤ちゃんが空腹の時間帯に離乳食をあげていますか?
ミルクを飲ませた後や、飲ませてからそれほど時間が経っていないときにあげると、赤ちゃんは空腹でない可能性が高いです。
固さが合っていない
離乳食の固さはお子さんの成長具合に合っているでしょうか?
お子さんの月齢に合った固さよりも若干固かったりすると、あまり食べてくれない子も多いようです。
逆に離乳食をたくさん食べ過ぎるくらいの子の場合ですと、意図的に固くして噛み応えを与えたりするのですが、あまり食べない子だとさらに食べづらくなり食欲に繋がりにくいようです。
テレビや周囲の音に気を取られている
赤ちゃんに離乳食をあげる時にテレビをつけたりはしていないでしょうか?
テレビは映像や音が流れたりと赤ちゃんにとって興味をそそられる要素がたくさんあるため、そちらに気を取られてしまい食事に集中ができなくなっているかもしれません。
また、お母さんが食事をあげながら携帯を触っていても、赤ちゃんが集中して食事をとれない原因となります。
食器類や椅子が合っていない
赤ちゃんの口にスプーンを入れると嫌がったりはしていませんか?
赤ちゃんは大人が思っているよりもずっと繊細なため、スプーンの感触が気に入らないなどの理由でも離乳食を受け付けなかったりすることがあります。
私の場合ですと、上の子はスプーンに乗せる量が少しでも多かったりすると口から出していました。
赤ちゃんが食事をとる際に座っている椅子が合わなかったりしても、離乳食を食べないことに繋がることがあります。
椅子の居心地が悪そうかなということも注意して見てみるとよいです。
離乳食を食べてもらうための対策7選
食べることに興味を持ってもらう
赤ちゃんが食べることに興味を持ったタイミングで離乳食を与えるとたくさん食べてくれる子になります。
家族みんなで食事をとるだけでも赤ちゃんは興味を持つと思います。
お母さん、お父さんが食べている姿を見せながら、「美味しいな〜」「◯◯ちゃんもマンマン食べようね」など声かけしながら食事をすることもオススメです。
「ご飯を食べることは楽しいことなんだ!」と赤ちゃんに思ってもらうことが1番大切です。
家族みんなで集まって食べると、赤ちゃんも自然と楽しい気持ちになりやすいと思います♪
食材を変えてみる
赤ちゃんが味に飽きていることが原因の場合、味や食材を変えただけでも食べてくれるようになる赤ちゃんは多いです。
人参やじゃがいも、玉ねぎなどは普段の食事でも扱いやすいため多く使いますが、ほうれん草や根菜類、かぼちゃなどの食材も入れてあげると、赤ちゃんも新しい味や食感に喜んでくれると思います。
赤ちゃんの好きな味や食材を見つけるという楽しい気持ちで試していけるといいですね。
赤ちゃんの空腹時に離乳食を与える
やはり、赤ちゃんも大人と同じように満腹の時よりはお腹が空いている時の方がたくさん食べてくれます。
ポイントとしては
- 前回の授乳から3〜4時間空いている時間帯に離乳食を与える
- 離乳食→ミルクの順で与える
ということです。
離乳食を与える時間帯がある程度定まってきている場合は、その前の授乳時間を少しずつ調整していけるといいですね。
離乳食を柔らかくしてみる
先ほど、離乳食が固くて食べない子もいると記載しましたが、そういう子の場合、離乳食を柔らかくするのもオススメです。
月齢が進み、固さがステップアップしている子はあえて1つ前の柔らかさに戻すことで食べてくれる子もいるかと思います。
静かな環境を整える
テレビを消す、携帯をいじらないなど、周りの音などに配慮し、赤ちゃんが食事に集中できるような静かな環境を整えてあげましょう。
食器や椅子を変えてみる
赤ちゃんが今使っているスプーンを嫌がるようでしたら、もしかしたら他の種類のスプーンだと食べてくれるかもしれません。
何種類かスプーンをお持ちでしたら、他のものも試しながら赤ちゃんが気に入った食器を使うだけでも赤ちゃんの食欲を増やす効果は大きいかと思います。
一度に口に運ぶ量もぜひ意識してみて下さい♪
また、赤ちゃん用の椅子も、ベビーチェアタイプやベビーソファタイプなど色々な種類があります。
赤ちゃんの座り心地が悪そうだなと思った時は椅子を変えてみるのも1つの手だと思います。
私の場合ですと、離乳食開始時期は、そもそも椅子自体を嫌がっていたので、膝の上に乗せて抱っこするような姿勢であげるとアッサリ食べるなんてこともありました。
どうしても食べない場合は、思い切って椅子から降ろしてみるのもアリだと思います。
お気に入りのキャラクターやぬいぐるみと一緒に食べる
どうしても食べない時は、お気に入りのキャラクターやぬいぐるみ、おもちゃに頼る方法もあります。
となりに座らせて「△△もモリモリ食べているから◯◯ちゃんもマンマン食べようね」などと声かけすることで、赤ちゃんもキャラクターやオモチャから離乳食を食べようとする背中を押してもらえるかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか?
せっかく作った離乳食も全く食べてくれない日が続くと、どうしても心配になったりイライラしてしまいますが、
「今は離乳食を食べようとしなくても、いつかは必ず食べてくれるようになる」
ということを忘れない下さいね。
疲れた時はベビーフードもうまく活用して下さいね♪
お母さんのストレスなく進めたいくことも大切です。
ゆったりした気持ちで、色々な方法を試しながらお子さんに合った食べやすい方法を見つけて頂けると幸いです。