赤ちゃんの離乳食!納豆はいつから?!種類は?加熱は必要?

栄養価が高く、健康によい納豆。
赤ちゃんにも食べさせたいなと思いますが、納豆はいつから食べることが出来るのでしょうか。
そのままあげてよいのか、加熱すべきなのか、食べさせ方を詳しくご紹介します。
また、摂取量の目安や与える際に気を付けること、赤ちゃんに与える納豆の選び方もご紹介していきますね。
目次
赤ちゃんに納豆は食べさせて良い?いつから?
そもそも赤ちゃんに納豆を食べさせてもよいのか?
7,8か月以降の赤ちゃんは納豆を食べさせても問題ありません。
食べさせて良いというどころか、栄養が豊富な食材であり、離乳食に取り入れるべき食材です。
離乳食中期からは取り入れることができます。
納豆は体に良い!
納豆には1パック当たり
- たんぱく質・・・4g
- ビタミンB6・・・11g
- カリウム・・・300㎎
- マグネシウム・・・45㎎
- 鉄分・・・5㎎
- 食物繊維・・・3g
- ビタミンE・・・5㎎
- カルシウム・・・41㎎
- ビタミンB2・・・23㎎
と、かなり豊富な栄養素がたっぷりと含まれているのです。
またビタミンKも豊富で赤ちゃんは元々ビタミンKが不足しているため、産後ケーツーシロップというものを飲ませられるくらいです。
納豆で不足しがちなビタミンKを補給することができます。
更に貧血予防や便秘解消効果も得られます。
赤ちゃんへの納豆!そのままで大丈夫?加熱すべき?
赤ちゃんに納豆を与える場合、最初から生でそのまま与えるのはやめましょう。
まずは加熱し、細かく刻み、離乳食に取り入れていく必要があります。
加熱方法は?
納豆を始めて与える際は加熱します。
加熱方法としては湯通し程度で十分です。
茶越しや裏ごし機に納豆をいれ、上からお湯を掛ければ加熱完了です。
また、湯通しした納豆をざるなどに入れ少し洗うと、ねばねば感が減り、食べさせやすく、赤ちゃんも食べやすく感じるようになります。
細かく刻む
7,8か月ころ、離乳食中期に納豆を与える際、そのまま与えるのはまだ危険です。
歯が生え揃うまでは細かく刻み与えたほうが良いです。
また、細かく刻むのが面倒な場合、時短したい場合はひきわり納豆を選び活用すると良いですが、ひきわりでも多少細かく刻んであげる必要はあります。
味付けは?タレは要る?
納豆に添付されているタレは使用せず与えます。
味付けは要りません。
赤ちゃんにとって塩分が多く含まれているため、味付けせずそのまま離乳食に取りいれましょう。
赤ちゃんに生で納豆をあげられるのはいつから?
湯通しせずに生でそのまま納豆をあげられるのはいつからか?
離乳食後期くらいからとなります。
生後9か月ころからはそのまま湯通しせず食べさせられることが出来ます。
アレルギーの可能性もあるため、少量ずつ食べさせて徐々に量を増やしていくと良いでしょう。
納豆のアレルギーに注意
納豆はアレルギーが起こる可能性があります。
納豆は大豆からできているからです。
大豆はアレルギーが起こりやすいため注意が必要です。
納豆は発酵しているためアレルギーは起こりにくいですが、注意しましょう。
口の周りがかぶれるのはアレルギー?
納豆を食べ、口の周りがかぶれる場合があります。
しかしアレルギーが全てではありません。
ネバネバ系の食品はかぶれてしまうことがあります。
大人でも長芋や山芋で手がかぶれてしまうことがありますよね。
それと同じような形です。
アレルギーではなく粘り気が原因でかぶれている可能性が高いのですが、アレルギーの可能性も捨てきれませんので心配な場合は皮膚科で検査してもらうと良いです。
赤ちゃんに与える納豆の選び方は?
赤ちゃんに与える納豆の選び方として、特にどのメーカーがよいということはありません。
ただし、遺伝子組み換えであるか否かは確認しておくとよいですね。
遺伝し組み換えではないものを選ぶと良いです。
また、国産のほうが安心ですね。
与える時に楽なのはひきわり納豆です
ひきわり納豆は与えやすいだけではなく、ビタミンK2が他の形状の納豆よりも豊富なので赤ちゃんにおすすめですよ。
赤ちゃんに納豆菌は大丈夫?
納豆には納豆菌というものが必要となります。
納豆菌により納豆を発酵させることで納豆が出来ます。
納豆菌はナットウキナーゼやビタミンk2、アミノ酸であるため、赤ちゃんが摂取したとしても問題ありません。
赤ちゃんに納豆を!摂取量は?
赤ちゃんに納豆を与える摂取量の目安は、豆腐の摂取量を目安として考えると良いです。
豆腐の場合は、離乳食中期の場合は45g、離乳食後期の場合は50~55gとなります。
しかし、この摂取量はあくまでも一日分の摂取量の目安であるため、1パックは少し多いです。
子供用の納豆や30g程度の納豆がおすすめです。
納豆の保存方法は?冷凍できる?
納豆は冷凍で保存することが出来ます。
離乳食に使用する1食分ずつをラップに包み、密閉できるポリ袋に入れて冷凍しましょう。
一度冷凍すると、粘り気が軽減するため、赤ちゃんのための調理もしやすくなるのでおすすめです。
しかし、冷凍した納豆は1週間ほどで使い切るようにしましょう。
冷凍した納豆を使用する際は、自然解凍ではなく、レンジで加熱しましょう。
また、加熱して解凍した納豆をもう一度冷凍するのはやめましょう。
まとめ
手頃な値段で手に入れることが出来る食材であり、調理も簡単で、赤ちゃんにたっぷり栄養素を与えることが出来ます。
貧血予防や便秘予防にもなるため、赤ちゃんの離乳食に取り入れていくと良いですね。