妊活にはローヤルゼリーが効果的?!ローヤルゼリーの基礎知識と成分や効果

妊活中にローヤルゼリーが効果的であると言われていますね。
ローヤルゼリーは蜂の世界でも超高級品です。
女王蜂しか食べることができないものです。
そのため、栄養価はとても高く、飲むローヤルゼリーなどが健康食品やドリンクで販売されていますね。
妊活でも効果的であるというローヤルゼリーの基礎知識、成分、効果をご紹介していきますね。
目次
ローヤルゼリーとは?
ローヤルゼリーは蜂の中でも女王蜂だけが食べることができるものです。
はちみつのように、働き蜂が花蜜を運び、巣に蓄え熟成させたものではなく、働き蜂が食べて体内で合成、分泌したものがローヤルゼリーです。
ローヤルゼリーが分泌できるのは孵化して数日しか経っていない若い働き蜂しかできません。
女王蜂のためだけに作るものです。
これを食べつづけることで、通常働き蜂の寿命は数ヶ月くらいですが、嬢王蜂は3から5年ほど働くことができます。
働き蜂の約30から40倍は長生きはできるのですね。
大きい蜂、王然食べることができないということで、ロイヤルという言葉からとりローヤルゼリーと呼ばれています。
別名王乳とも言われています。
見た目は乳白色でとろっとしているからですね。
酸味が強く、普通のはちみつからつくられているのにもかかわらず、甘くありません。
ローヤルゼリーの成分とは?
ではローヤルゼリーの成分についてです。
ローヤルゼリーは約65%が水、その他残りの成分は糖質約15%、アミノ酸・タンパク質約13%、脂質約3%です。
そこに分解されていない成分約4%です。
アミノ酸、ビタミン類などの成分が注目すべき成分となりますね。
アミノ酸
タンパク質とともに、約13%のアミノ酸が含まれています。
アミノ酸だけではなく、アミノ酸の約22種類のうち、8種類のアミノ酸は人体で合成することができません。
身体にとって必要な必須アミノ酸なのです。
体内で作られない必須アミノ酸が不足してしまうと、骨、血液、筋肉などが合成できなくなり、食べ物で摂取しなければいけません。
ローヤルゼリーには必須アミノ酸8種類が含まれているのです。
ミネラル豊富
ローヤルルゼリーには、身体に必要な3大栄養素である、タンパク質、脂質、炭水化物が豊富に含まれています。
カルシウム、リン、銅、鉄、亜鉛、カリウムなどミネラル類も豊富で、必須アミノ酸と同じく身体の中では作ることができないため摂取しなければいけない栄養素がたっぷりと摂取できます。
過剰に摂取する必要はないものの、不足してしまった際、欠乏症が引き起こってしまいます。
カルシウムの場合は骨粗鬆症、鉄の場合は貧血、などと症状が起こってしまうのです。
身体のバランスを整えるためにも、ミネラルはとても重要な栄養素となりますね。
ビタミン
ビタミンも豊富に含まれています。
生野菜、果物などから豊富に摂取することができますが、ロイヤルゼリーの場合は約10種類のビタミンを摂取することができます。
ビタミンB群が中心で、疲労回復に効果的なビタミンB1、同じような働きをしてくれるビタミンB2、代謝に効果的なビタミンB12などを摂取することができます。
また、食材から十分な量を摂取することが難しく、妊娠前、妊娠中に大きく関係する栄養素、葉酸も豊富に含まれています。
特有の成分?!
ローヤルゼリーには、特別な成分も含まれています。
デセン酸(10―ハイドロキシデゼン酸)、類パロチン、ビオプテリンなどがあります。
身体に嬉しい働きをしてくてる効果があります。
妊活にローヤルゼリーが効果的!?
ローヤルゼリーは体にとって必要不可欠な栄養素が豊富ですね。
ローヤルゼリーは健康食品だけではなく、医療品としても認められています。
薬局、病院でも処方されています。
調整力
妊活中、排卵日を予測し、妊娠につなげるというタイミング療法があります。
タイミング療法は病院で検査を受け、データに基づき排卵日を予測し、担当医にアドバイスをもらいます。
アドバイスにも基づき夫婦で妊娠につなげます。
基礎体温を測ったり、自分である程度予測することができます。
ポイントは基礎体温が毎月タイミングよく排卵が来るかどうかです。
規則正しく排卵が来るということは意外と難しいことで、ちょっとした影響で不定期になってしまいます。
そこで規則正しい排卵が起こるようにするためにローヤルゼリーが促してくれます。
排卵は卵巣が独自に行なうことができるものではありません。
排卵が行われるまで、脳の視床下部が下垂体を刺激し、ホルモンが分泌されるところから始まります。
下垂体も刺激を受け、卵巣に卵胞ホルモン、黄体ホルモンの2つが分泌され排卵が起きます。
視床下部と下垂体、卵巣の連携が上手くいかないと、規則正しい排卵が起こらなくなります。
ローヤルゼリーを摂取しておくことで、間脳とよばれている視床下部、視床で構成されている部分に働きかけ、排卵をする重要なホルモンの調節をしてくれるため妊娠しやすい体となります。
ストレス緩和
ローヤルゼリーにはストレス緩和の効果もあります。
妊活中、治療への不安やなかなか結果がついて来ない焦りなどにより、ストレスが溜まりやすくなります。
しかし、そんなストレスはより妊娠しにくい体となってしまいます。
ローヤルゼリーには、ビタミンB群が中心で含まれており、ビタミンB1による精神の安定、交感神経の鎮静化などの効果を得ることができ、強いストレスを避けることができます。
ビタミン類の一種である、パントテン酸も含まれていますね。パントテン酸はストレスに対抗するためにホルモンの合成が必要となり、ロイヤルゼリーで補填できるとストレスの緩和がスムーズになるのでおすすめです。
他にも、不足してしまうと情緒不安定になってしまう亜鉛やカルシウムや鉄も含まれているので、精神的にも安定しやすくなります。
脳への良い刺激
ストレスを感じると、体内では排卵に大きく関係する視床下部から、下垂体、福神に刺激が伝わります。
これらの連携により、ストレスを感じます。
脳にお受ける刺激が悪いと、体はストレスを感じてしまい、妊娠しにくい体となります。
一方で、脳に良い刺激を与えることができすと、ホルモンの分泌が促され、免疫力の向上、細胞への活性化などという影響を与えることができます。
ローヤルゼリーは脳に良い刺激を与えてくれます。
また、脳の働きを促進するだけではなく、自律神経の調節もおこなってくれているため、自律神経を整えることができホルモンの働きもバランスが整い、生理不順解消や不妊体質の解消となります。
冷え性改善
冷えも妊娠にとって大敵です。
体が冷える冷房、体が冷える飲み物や食べ物が原因で冷えたり、自律神経の乱れも冷えの原因となります。
通常体温調節は、自律神経の交感神経と副交感神経が関わっているので、一方が働きすぎてしまうと、冷え性になってしまいます。
自律神経が整うと冷え性改善に繋がるため、自律神経のバランスを整えてくれるローヤルゼリーの摂取がよいですね。
血行がよくなる。
ローヤルゼリーは自律神経を整える効果と共に、自律神経の中枢の間脳に良い刺激を与えてくれるため、相乗効果で血流が上手くコントロールされます。
ストレスに効果的な成分、パントテン酸により、血中の悪玉コレステロールも除去してくれます。
すると、ドロドロの血液ではなくなり、コレステローヅが取り除かれ、サラサラな血液となり、血行がよくなります。
絶対に効くとは限らない!?
このように、ローヤルゼリーには、冷え性の緩和やストレスの緩和、自律神経を整えてくれたりと、妊娠しやすい体へと導いてくれるものでしたね。
しかし、その効果が絶対に効くとは限りません。
効果を実感するためには、地道に続けて改善していくことも大切ですし。
体質の関係もあり、必ずしも効果的だとはいけません。
ローヤルゼリーは天然のもので、安全体に優しいイメージがありますが、天然のものなので、アレルギー反応が出てしまうこともあります。
少量試してみて、体に合うようだったら続けてみるとよいですね。