妊娠検査薬で陽性がでたらすぐに産婦人科に行くべき?診察内容や持ち物は?

妊娠したかな…と疑わしい時に市販の妊娠検査薬でセルフチェックしますよね。
市販の妊娠検査薬で陽性が出た場合、すぐに産婦人科に行ってよいのでしょうか。
また初めて産婦人科に受診する際の診察内容や持ち物、注意点などをご紹介します。
初めての産婦人科に行くときの不安を解消出来るようにいたします。
目次
産婦人科とは?
産婦人科は産科もあり婦人科もある科ですね。
産科は
- 妊娠
- 分娩
- 産後
が専門です。
婦人科は
- 婦人科系疾患の治療
- 妊娠前のチェック
などが専門です。
産婦人科の形態としては、総合病院内にある産婦人科、大学病院の産婦人科、産婦人科専門の個人病院があります。
また、最近ではレディースクリニック、ウィメンズクリニックという名前で産婦人科の診療が行われているところもありますよ。
妊娠したら行くべき場所は産科なので産婦人科に受診するのは正解です。
産婦人科に行くべき?早すぎ?!
産婦人科にいくべきタイミングについてです。
妊娠の数週的には最後の生理が来たときの初日が0週0日となります。
そのため受精卵が着床して妊娠が成立するのは妊娠3週頃となります。
妊娠検査薬が陽性を示すように なるのは妊娠5週目頃となります。
生理予定日から1週間ほ度経ち生理が遅れて妊娠かな?!と思い妊娠検査薬をする時期は妊娠5週くらいで気づくのが最短となりますね。
妊娠していると妊娠5,6週頃は胎嚢と呼ばれている赤ちゃんの袋が確認できます。
生理予定日から1週間ほど経ち、陽性反応がでたという場合は産婦人科を受診して良いです。
早くはありません。
しかし、妊娠超初期すぎて胎嚢が発見されず、また1週間から2週間後に受診するということもあります。
妊娠検査薬で陽性が出た後、1週間ほど経ってからの受診でもよいですね。
産婦人科の初診ではどんな事をするの?診察内容は?
産婦人科での初診ではどんな事をするのかと不安になってしまいますよね。
そこで初めての診察内容などについてご紹介します。
産婦人科での検査は大切
妊娠検査薬が陽性になった場合、ほとんどの場合は妊娠しています。
しかし、妊娠検査薬の場合は尿中のhCG濃度というものが検出されて妊娠の判断が行われます。
ところが、hCG濃度は子宮外妊娠である場合でも、不妊治療でhCG注射の投与を受けている場合でも、胞状奇胎、絨毛癌など絨毛性疾患があっても陽性が出るのです。
そのため、正常に妊娠しているかどうかを産婦人科で検査する必要があるのです。
まずは問診票
初めての産婦人科に受診し行われるのが問診票の記入となります。
- 最終月経開始日
- 生理周期
- 妊娠や出産歴
- 持病
- 飲酒
- 喫煙の有無
- 妊娠の可能性はあるのか
などを記入することになります。
この中で一番大切なのは最終月経開始日となります。
できるだけ正確な日にちを思い出して記入しましょう。
検査や診察
検査や診察が行われます。
問診票の記入が終わったら、尿検査を受けます。
触診、内診、超音波検査などが行われます。
産婦人科によって異なりますが、検査や診察の前に医師と会話する時間が設けられ、問診票の内容のチェックを一緒にすることもあります。
触診や内診や超音波検査は両足を開いて背もたれが倒れる診察台で行われます。
お腹の外側から触診をしたり、膣に指を入れて子宮内膜の厚さも確認される内診が行われます。
超音波検査歯エコー検査であり、妊娠初期に見られる胎嚢の確認が行われます。
お腹の上から見る超音波検査では小さな胎嚢は見えにくいため、膣の中からできる超音波検査が行われますよ。
診察の結果説明
診察、検査の結果、子宮内に胎嚢があると判断された場合、正常な妊娠ができているということを伝えられます。
その後、今後の出産予定日について、妊娠の数週、検診のスケジュール、分娩予約などが行われます。
初めての診察で胎嚢が見られない?!
生理が来ていないのに胎嚢が見られずに妊娠していると診断されないことがあります。
妊娠の数週が早すぎて胎嚢が発見されないことがあるのです。
その日以降、1週間~2週間程経っても、生理が来なくて妊娠の可能性があるという場合は再度受診してみましょう。
初めての産婦人科に行くときの持ち物?!
では、初めての産婦人科に行くときの持ち物についてです。
持ち物や服装をご紹介していきますね。
持ち物は?!
持ち物は
- 健康保険証
- 現金2万円ほど
- (記録している場合は)基礎体温表
- 生理用ナプキン
- (すでにある場合は)診察券
妊娠検査の場合、保険は適用されません。
しかし、子宮外妊娠やその他のなにか症状が見られた場合は適用されることがあるので持参していきましょう。
初診の場合、目安としては1万円から1万5千円ほどかかるので、2万円ほど持って行けば確実ですね。
ナプキンは内診の時に出血してしまうことがあるので一応持参しておいたほうがよいです。
胎嚢を確認できて、その次の検診で心拍が確認できると、役所にて母子手帳を交付してもらえます。
母子手帳が交付されると妊婦健診費用が助成となる補助券が発行されるのでお金があまりかからなくなります。
服装は…
服装は検査や診察が行いやすい服装が良いです。
着脱しやすい服装にしましょう。
靴も簡単に脱げるタイプのもののほうが良いです。
初めての産婦人科で気をつけるべき注意点は?!
初めて産婦人科に行く時に気をつけるべき注意点についてです。
産婦人科選び
産婦人科選び方大切です。。
産婦人科を選ぶ時は以下の条件を確認して選ぶと良いです。
- 今後通い続けられる場所にあるか
- 産院の雰囲気は自分に合うか
- 方針は納得できるか
- 分娩まで行っているのか(検診と分娩が別の病院となることがあるため)
- 緊急時の医療対応や母子同室、バースプランなどは可能かどうか調べておく
などをリサーチしてから選んだほうが良いです。
里帰り、転居予定の場合は初診の際に相談しておいたほうが良いですよ。
早めに里帰りや転居場所で通う産婦人科リサーチして決めておきましょう。
予約の有無や方法
初めて受診する際、産婦人科ごとに予約方法があります。
しかし、初診の場合は予約なしで行かなければ行けないということもあります。
ホームページをチェックしてみたり、直接電話をして尋ねてみてください。
予約をしていても、してなくても時間どおりに検査を受けられるということはほぼないので時間に余裕を持って受診しましょう。
まとめ
初めて産婦人科に受診する時はドキドキしてしまいますよね。
しかし、初めてのときはみんな不安ですし緊張しています。
痛みや何をされるのか、本当に妊娠しているのかなど多くの不安に苛まれてしまうのです。
しかし、実際に産婦人科に行くと、慣れている医師や助産師さんがしっかりとサポートしてくれますし、わからないことや不安なことがあれば遠慮なく尋ねて良いのです。
行ってみると意外と緊張することもなく、なぜあんなにドキドキしていたのだろう?!と思うくらいです。
まずは、赤ちゃんのためにもママのためにも、妊娠検査薬で陽性が出たら産婦人科に受診してみてください♪