妊娠中はシミができやすい!?できたシミへのケアと予防法

妊娠中は様々な変化が体に起こりますね。
その中で、なんの前触れもなく、急に訪れる変化が、シミができやすくなるという状態です。
妊娠中はシミができやすくなり、顔にできてしまうと目立ちますよね。
そこで、今回は妊娠中にシミができやすい原因やシミができた場合のケアや予防法について詳しくご紹介していきますね。
目次
シミの原因とは?
シミの原因は、メラニン(メラニン色素)の発生です。
しかし、実際はメラニンがシミをつくるというわけではなく、本来皮膚を構成する細胞が、紫外線などの影響を受け、DNAが瓦解去れると、変異します。
皮膚がんを起こさないようにと紫外線などから皮膚細胞を守るようブロックするのです。
メラニンは最初から皮膚に漂ってるというわけではなく、皮膚の一番下の層、メラノサイトから生産されているため、皮膚なに侵入しなければシミはできません。
メラニンが防御のために発生したとしても、肌のターンオーバーにより角質と排出されます。
通常はメラニンが発生したとしても、そう簡単にシミができないのです。
メラニンが色素沈着する原因は?
シミはメラニン色素が肌に色素沈着してしまうことにより起こります。
そのため、メラニン発生と肌のターンオーバーが正常に行なわれていないと、シミはできてしまうのですね。
紫外線
紫外線などにより、肌に刺激が及ぶと、メラニンが作り出されますが、紫外線を浴びただけで、浴びなくなった時点でメラニンは作られなくなるので、肌のターンオーバーによりシミにはなりません。
ところが、紫外線を浴びたことにより、皮膚細胞が変異したり、紫外線を浴び続けてしまうと、メラノサイトが活性化した状態のままとなります。
すると、メラニンは過剰に作られ、紫外線により肌のターンオーバーは乱れ、メラニンの処理が追いつかず、皮膚にメラニンが残留しシミとなります。
活性化酸素
活性化酸素は、体内に侵入した菌等を撃退知てくれる良い物です。
しかし、適量ではなく、過剰な活性化酸素が体内に発生してしまうと、活性化酸素から守ろうとしてメラニンが分泌去れます。
喫煙、ストレス、不規則な生活などにより、活性化酸素は発生してしまいます。
また、これらの原因は肌のターンオーバーが乱れる原因にもなり、メラニンの分泌と肌ターンオーバーの乱れによりシミができてしまいますね。
炎症
炎症により、シミができてしまうこともあります。
ニキビや乾燥により肌荒れなど、肌に炎症が起こると、皮膚は回復するためにと、皮膚細胞を活性化させます。
するとメラノサイトも共に活発化し、メラニンが過剰分泌され、シミになってしまいます。
妊娠中にシミができやすい原因とは?
妊娠中はエストロゲンとプロゲステロンという女性ホルモンの分泌量が変化し、バランスが乱れます。
すると、肌のターンオーバーを促してくれているエストロゲンが減少、メラノサイトを刺激するプロゲステロンが増加している状態となり、妊娠中は肌が敏感になります。
そのため、少々紫外線に当たっただけなのにメラニンが発生してしまい、色素沈着が起こってしまいます。
ニキビができやすくなり、肌のターンオーバーが上手に行なわれずにシミになってしまうということもあります。
妊娠中にできるシミへのケアと予防法!
では妊娠中はシミができやすくなってしまっている状態ですが、できるだけシミを増やさないためにも、綺麗な肌を保つためのケアと予防法をご紹介知ていきますね。
ケアも予防もせずに過ごしていると、悪化する一方で、産後にも影響します。
紫外線を防止
紫外線に当たらないように防止しましょう。
徹底的に紫外線を避けたほうが良いです。
- 日焼け止め
日焼け止めを使用することで紫外線を防止しましょう。
しかし、ただ日焼け止めを塗るだけでは不十分です。
日焼け止めは紫外線から肌を守ることができる時間が決まっています。
日焼け止めを使用しながら、こまめに塗り直し、しっかりと紫外線を防ぐことが大切です。
ところが、長い時間防止できるようにと効力が強く長い物を選ぶのはやめましょう。
効力が強いということは、肌に刺激の強い成分であると判断できます。
シミ以前に日焼け止めで肌荒れが起こってしまうということになるので、妊娠中でも使用できる、子供でも使用できるような肌に優しい日焼け止めを使用し、こまめに塗り直すようにしましょう。
- 日傘
日傘を使用し、紫外線を防ぎましょう。
日焼け止めを塗ることなく紫外線を防ぐことができます。
ただし、日傘を持つ手やより紫外線をしっかりと防ぐためには、日傘と共に、日傘を持つ手、腕へのアームカバーと、つばの広い防止があるとよりよいですね。
日傘もUVカット仕様の物を選ぶとなお良いです。
食事・サプリメント
食事やサプリメントで体の中からシミへのケア、シミ予防を行なう方法ですね。
摂取したい栄養素はビタミンcです。
メラニンの過剰生成を防ぎ、メラニンの原因となる活性化酸素の発生も防いでくれます。
また、ホルモンバランスを整えてくれる大豆イソフラボンや、発生したメラニンを排出 知てくれるビタミンA 、E、も摂取するとよいですね。
おすすめの食材としては、ビタミンcはキウイや赤ピーマン、ゆずの皮やみかんなどに豊富です。
しかし、ビタミンcは熱に弱い成分であるため、加熱せずに生のまま食べることをおすすめします。
なかなか食事で栄養素を十分に摂取することができないという場合は、サプリメントを活用しましょう。
刺激を避ける
シミの原因となる刺激は避ける必要があります。
手でこする、衣類と擦れる、というような摩擦も刺激となりシミの原因となります。
また、すでにシミができてしまった部分にも、刺激が及ばぬように、摩擦などの刺激を与えないように気をつけましょう。
目をこするだけでもシミの原因となってしまいます。
高いコスメ
ランクの高いコスメを使用した方がよいです。
シミを薄くする、シミを作らないというような美肌成分が配合されているコスメを使用するとよいですね。
しかし、シミの予防知てくれていても、妊娠中の敏感な肌に刺激となるものは使用できませんね。
そこで、シミにも効果的な美容成分入で、敏感肌にも使用できる優しい成分の物を選ぶことが大切ですね。
すると、安いコスメよりも、高いコスメのほうが、安心して使用することができます。
まとめ
妊娠中は、シミができやすくなってしまいます。
シミを防ぐためにも、紫外線や摩擦などによる刺激などは十分に避けるようにしましょう。
普段の予防ケア、シミを予防する食事など実践して肌を守りましょう。
また、シミができてしまった場合も、刺激を与えず、美白効果のあるコスメ等を使用し、根気よくケアを続けましょう。
シミに関しては、継続することが大切です。
毎日欠かすこと無く続けましょう!