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寝苦しくない!!妊婦の寝る姿勢はシムス体位がおすすめ!?

妊娠中はなかなか眠れなくなってしまったり、眠りが浅くなってしまったりと睡眠トラブルに悩まされますよね。

その中でも、妊娠中期から後期に差し掛かると、お腹がとても大きくなることで自分がお腹に押され、より寝苦しくなってしまいます。

自分が落ち着く姿勢でも眠れなくなることがあります。

そこで、妊婦さんが寝苦しい時期におすすめの寝る姿勢があるのです。

そのおすすめの寝方がシムス体位という方法になります。

妊婦さんにおすすめのシムス体位という寝方をご紹介していきますね。

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妊娠中は寝苦しい…なぜ?

妊娠中は寝付きが悪くなってしまったり、眠りが浅くなってしまったり、よく眠れない日々が続いてしまうようになります。

妊娠初期の場合はホルモンバランスが変化し自律神経が乱れるため、不安な気持ちになりやすかったり、今後の妊娠や出産に対する不安や心配の気持ちも大きくなりやすく寝付きが悪くなりがちです。

一方、中期から後期に差し掛かると、不安な気持ちだけではなく、お腹が大きくなることで眠りが浅くなったり寝付きが悪くなってしまいます。

思うように寝返りができなかったり、今まで落ち着く体制だった状態がお腹が大きくなったことによりできなくなってしまい、落ち着かなかったり、お腹により圧迫されて苦しくなったり、ということで快適に眠れなくなってしまいます。

そこで妊娠中期から後期にかけては、寝る姿勢を工夫することにより、安眠をもたらすことができます。

妊婦さんにおすすめ!シムス体位とは!?

妊娠中期から後期にかけて、お腹が大きくなって来た時におすすめの寝る姿勢にシムス体位という寝方があります。

19世紀頃、アメリカの産婦人科医j・マリオン・シムズという方が提唱した寝方です。

シムスの姿勢と呼ばれることもあり、寝る姿勢を考案した医師の名前は体位の名前となっているのですね。

シムス体位は、体の左側を下にした状態で横向きに寝るという姿勢となります。

もともと直腸検査を行う時や昏睡状態になってしまった際に気道を確保するための姿勢でした。

ところが、この姿勢が妊婦さんにも有効な姿勢だと判明したのです。

妊娠中期から後期にかけ、お腹がどんどん大きくなっていく中で、羊水や胎児の重みにより、子宮の周りの血管が圧迫されてしまいます。

血管が圧迫され血流が悪くなってしまうと、低血圧、めまいなどが引き起こる原因となるのです。

そこで、シムス体位をとり寝ることで、圧迫されやすい血管が開放され、血流の流れがよくなり苦しさがなくリラックスすることができる様になります。

妊婦さんのシムス体位の方法は?

https://youtu.be/R5VQOVoHcQs

妊婦さんにおすすめのシムス体位を取る方法をご紹介します。

左側を下にして横になる姿勢となるのですが、以下のポイントに注意して行いましょう。

  • 左側を下にして横になった時、下になった左足はまっすぐに伸ばします。
  • 右足は足の付根から曲げます。
  • 右足は膝も曲げた状態で曲げた膝をベッドの上に置きます。
  • お腹には負担が罹らないようにするために、少しうつ伏せ気味に体をかぶせるようにしましょう。
  • 体の下の左腕は背中側へと回すと良いです。

シムス体位がきついな、つらいなと感じた時は、布団を丸めたものや枕やクッションなどを使用し高さを調節したり、体を支えられるようにかませると良いです。

抱きまくら活用するのもよいですね。

妊婦にとって横向きの姿勢は楽!?胎児への影響は?

妊婦さんにとって、横向きの姿勢は比較的楽です。

横向きになることで、お腹の重みを感じにくくなるからです。

そして、胎児の背中がある方向を下にすると楽に感じるため、自分で寝てみて苦しくない、快適だと感じる方法でシムス体位をとるとよいです。

シムス体位よりも仰向けが落ち着く…!?

シムス体位よりも仰向けのほうが落ち着くということもあります。

一方で、仰向けは妊娠中によくないという話しもありますね。

しかし、仰向けに寝ても特に苦しくないという場合は仰向けに横になっても大丈夫です。

ところが、仰向けで練ることにより、背の右側にある下大静脈を子宮が圧迫しやすくなり、圧迫されてしまうと低血圧を起こしてしまいます。

低血圧となると仰臥位低血圧症候群というものになってしまう恐れがあり、息苦しい時は仰向けではなく横向きになりましょう。

横向きで赤ちゃんは苦しくないの?

シムス体位など横向きになった時にママは楽でも赤ちゃんは苦しくないのかどうかも心配ですよね。

赤ちゃんはママが苦しくなければ赤ちゃんも苦しくありません。

しかし、ママが苦しいのに我慢して無理していると赤ちゃんも苦しくなってしまいます。

赤ちゃんにも血液や酸素がしっかりと行き届くように、苦しくない姿勢で睡眠をとりましょう。

まとめ

妊娠中は寝る姿勢が整わず、なかなか寝付けなかったり苦しくて眠りが浅くなってしまいがちです。

しかし、妊娠中に十分な睡眠をとることがとても大切なことであり、睡眠トラブルによるストレスも避けたいところです。

妊娠中は自分が苦しくなく快適に眠ることができる姿勢を見つけることが大切ですね。

その中の1つとしてシムス体位をおすすめしました。

他にも寝る姿勢は色々ありますので、シムス体位を試してみたり、自分に合う寝る姿勢を見つけましょう♪

私は意外とシムス体位に助けられました♪

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