赤ちゃんが舌を出しているのはなぜ?病気や障害が原因?!対処法は?

赤ちゃんが何気なく少し開けた口から舌を出す姿が見られることがありますよね。
我が家も長男にはあまり見られませんでしたが、次男はよく舌を出していました。
なぜ出すのだろう?と思っていた時に、障害の場合がある!?というような話を聞いた時は驚いて心配になって不安になってしまいました。
赤ちゃんが舌を出している時はなぜ出しているのでしょう。
赤ちゃんが舌を出す原因や病気や障害の可能性があるのか、対処法などについて詳しくご紹介します。
目次
赤ちゃんが舌を出すのはなぜ?
赤ちゃんが舌を出すのは成長の過程であることが多いです。
生まれてからしばらく、赤ちゃんは上手に舌を動かすことができないのです。
その後、成長とともに舌を動かせるようになってきます。
すると、舌を動かすことができることが楽しく感じて、舌をよく動かしたり出したりするようになるのです。
また、赤ちゃんの舌の大きさは大人とさほど大きさが変わらないのです。
そのため、まだ小さい赤ちゃんの口から舌がはみ出てしまうということがあります。
その他に考えられる理由としては…
- 乳歯の生え始めで歯茎がむず痒いから
- 舌が動き舌が触れる感触が面白いから
- お腹が吸いて母乳やミルクを求めているから
- 大人のマネ
等など成長の過程のなかで舌を出すということがあるのです。
赤ちゃんはいつ頃から舌を出すようになるの?
赤ちゃんが舌をいつ頃から舌を出すようになるかは個人差があります。
生後1,2ヶ月ころから舌を出し出すこともあります。
しかし、生後3、4、5ヶ月くらいに舌を出すことが多い傾向があります。
赤ちゃんが舌を出す時は戻したほうが良い!?
赤ちゃんが舌を出す時は戻したほうが良いのかと悩みますよね。
出している舌から汚れやウイルスや細菌が入ってしまいそうと心配することがあります。
しかし、赤ちゃんが元気で健康な場合、無理に舌を戻してあげたりやめさせる必要はないです。
殺菌作用のある唾液が分泌されているので、舌が出ていても雑菌に触れても免疫力が高まることに繋がるため大切なことです。
神経質になりすぎずに成長を待ちましょう。
しかし、触れてしまうと危険な電気のコードや電池、タバコなどは舐められないように赤ちゃんの近くに置かないように気をつけることは大切ですね。
赤ちゃんが舌を出すのは病気!?障害!?
赤ちゃんが舌を出すのは病気や障害が原因であるということはほとんどないと考えて良いです。
しかし、赤ちゃんが四六時中舌を出している時は様子をみる必要がありますね。
自閉症かも!?
舌を出す姿を見て、自閉症を心配されることが多いのです。
しかし、舌を出すという症状だけで自閉症とは判断しないそうです。
舌を出すとともに、
- 目をなかなか合わせてくれない、
- 抱っこをしても落ち着いてくれない、
- 言葉の発達が遅い
と感じたときなどに様子を見て乳児検診などで相談してみるとよいですね。
よく舌を出すというだけであれば神経質になる必要はないでしょう。
病気の可能性は!?
風邪による鼻水や鼻づまり、鼻の疾患により鼻呼吸がうまくできずに舌を出してしまうということがあります。
舌を出して居いる上に母乳やミルクを飲むときに口を離して口呼吸しながら飲み続けているという場合やあまりミルクや母乳を飲んでくれないというような場合は耳鼻科を受診し診てもらうとよいです。
クレチン症の可能性!?
クレチン症(別称甲状腺機能低下症)が原因で舌が出てしまうということもあります。
甲状腺ホルモンが正常に分泌されない先天性の病気です。
- 舌が極端に大きい、
- 舌が口からはみ出す
という症状とともに、
- 母乳やミルクをあまり飲まない、
- 活気がなく体重もなかなか増えない
という症状が見られます。
気になる場合は小児科の医師に相談してみてくださいね。
赤ちゃんが舌を出すのは今だけの可愛い仕草!?
赤ちゃんが舌を出すのは今だけの期間見られる可愛い仕草です。
舌の感触や動きが面白い、楽しいと感じているかわいい瞬間ですね。
そのため、無理にやめさせたりする必要はなく、可愛いな、楽しんでいるのかな?!と様子をみてあげるとよいですね。
そのうち舌を出さなくなるでしょう。
まとめ
我が家の場合は、生まれてすぐの写真を見返しても、舌を少しだけ出していて、生後3ヶ月頃はものすごく出したり引っ込めたりして遊んでいたり、寝ている時に舌が出てしまっていることもよくありました。
生まれてすぐからのこの子の癖なんだなと思い見てきました。
最近でも、熟睡していると口が少しだけ開いている唇と唇の間に舌が見えていることがあり、挟むのが癖なんだろうなと感じます。
心配になった時に乳児検診で相談したり、小児科の医師に相談したこともありましたが、舌を出す以外に気になる症状が見られたり、成長の遅れなどはなく、心配ないと言われていました。
4歳くらいまで、かきくけこがうまく発音できなかった時に聴覚士さんに診てもらったときは、年齢とともに発音出来るようになるだろう。と言われ、5歳になりしっかりと発音出来るようになりました。
その時にすこし舌がもともと大きかったのかな?と感じました。
心配な時は相談してみたほうが安心できるのは確かです。
そして、あまり神経質になりすぎず見守っていると舌を出すかわいい仕草がみられなくなってしまいますよ♪
赤ちゃんはもともと舌を出したり舌が出やすいだけで、すべてが病気や障害が原因ではないということですね。