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1歳、2歳児が夜中に何度も起きる原因は?睡眠障害?受診すべき!?

 2019/04/28 幼児
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1歳・2歳ころの乳幼児期までの間、夜中に何度も起きてしまう夜泣きはありますね。

しかし、2歳を過ぎる頃には夜泣きはしなくなってくるものです。

ところが2歳頃を過ぎても夜中に何度も泣いたり、起きるというような場合、原因が睡眠障害であるという場合があるのです。

また、1歳児でも睡眠障害が原因で十分に眠ることができていないという場合もあります。

そこで今回は子供の睡眠障害について、原因、症状、病院へ受診する目安について詳しくご紹介していきますね。

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1,2歳児が睡眠障害!?

睡眠障害とは、何らかの原因により、睡眠の質が低下したり、睡眠時間が低下してしまいます。

すると、睡眠不足が続き、日常生活に支障をきたすこともあります。

睡眠障害は、大人がなるイメージが強いものの、実際は小さい子供にも起こるものです。

例えば、1歳、2歳児の小さな子どもが夜中に何度も目を覚ましてしまうような場合です。

目を覚ました後、1時間以上起きてしまうという場合、睡眠障害の可能性が高いと判断できます。

厚生労働省の調べによると、子供4、5人に1人は睡眠に問題を抱えていると言われています。

1、2歳児が夜中に起きる原因は?

では1,2歳児の子供は夜中に起きてしまう原因についてです。

主に、身体への異変、夜型習慣の生活リズムが原因となります。

身体に起こるっている異変

まず1つ目の原因は、身体に起こっている異変です。

アレルギー性鼻炎、喘息などにより、鼻づまりや咳が原因となり目が覚めてしまいます。

睡眠時間が細かく分かれてしまうため、睡眠の質が低下します。

また、アトピー性皮膚炎だと強いかゆみが起こり、よく眠ることができず、痒みによる睡眠不足が起こることがあります。

生活リズムが夜型

子供の生活リズムが夜型だと、睡眠障害が起こります。

日本小児保険協会によると、1980年、2010年の子供を比較すると、22時以降に就寝する子供の割合が増えてしまっています。

就寝前のテレビゲーム、DVD、スマホの使用などにより、画面から発せられているブルーライトで脳が興奮してしまうと、寝付きが悪くなってしまいます。

また、夜遅くに帰る親が遅い時間に一緒にお風呂入ったり、遊んだりすることで興奮状態となり、目が覚めます。

1、2歳児の睡眠障害の症状とは?

では1、2歳児の睡眠障害の症状についてです。

  • 激しいいびき
  • 何度も目が覚める
  • 頻繁に泣く
  • 日中イライラしていることが多い
  • 頭痛がおこる
  • 腹痛
  • 朝起きるとグズグズしている
  • 出かけるまでに時間がかかる
  • なかなか起きれずに保育園、幼稚園に
  • 眠気を1日を通して訴える
  • 日中ひどく眠そう
  • 休日昼間で寝ている
  • 寝ているときに途中呼吸が止まる(睡眠時無呼吸症候群)

他にも、悪魔障害、夜驚症なども睡眠障害により起こります。

1、2歳児が夜中に起きてしまう!!病院への受診は必要!?

睡眠時は、子供にとって脳の成長、脳の働きを維持するために、ものすごく必要で重要です。

子供が睡眠障害になってしまうと、脳の成長は妨げられてしまいます。

すると、学習能力、身体能力の発達に異常をきたします。

睡眠障害の症状が1ヶ月以上続く、症状がひどく日常生活に支障をきたす、というような場合は、早急に受診することをおすすめします。

また、アトピー性皮膚炎や喘息などなどの異変がないかどうかの検査も受けたほうがよいですね。

受診する病院としては、小児科の中に、子供の睡眠障害の治療を専門としてくれているところがあるので、受診におすすめです。

よくわからないという場合は、地域の保険センターなどに相談することで、専門としていう病院を紹介してくれます。

1、2歳児の睡眠障害!診断方法!

子供の睡眠障害の診断方法としては、まずは問診が行なわれます。

問診の結果、睡眠障害の疑いがあると診断された場合、終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG検査)が行なわれます。

ほかにも、発達障害、副鼻腔炎。アレルギー性鼻炎など、耳鼻科疾患、アレルギー性湿疹、が睡眠障害の原因になっていないかどうか調べられます。

終夜睡眠ポリグラフ検査は、身体の様々なところに電極センサーをつけた状態で眠ります。

睡眠中の脳波、心電図、呼吸状態を測定するという検査がおこなわれます。

大掛かりに感じますが、子供への痛みはほとんどありません。

病院に泊まり行なうことになります。

1、2歳時の睡眠障害!治療方法!

睡眠障害の原因が、アレルギー性鼻炎による鼻づまりや、喘息による咳の場合、その治療が行われることになります。

睡眠のリズムが乱れ、睡眠障害が起こっているという場合は、夜型になってしまっていうる睡眠サイクルを本来の形に戻すようにします。

朝早い時間に強い光を浴びせ、身体自体を目覚めさせる高照度光治療、寝る前に身体を温め、興奮を抑える低温サウナ療法などを行なうことになります。

治療が必要かどうかは、医師と相談し決めることとなります。

1、2歳児の睡眠障害を改善・予防するには?

1,2歳児の睡眠障害を改善・予防のためには、パパ・ママの協力がとっても大切です。

子供が何時に寝て何時に起きるか、夜中に目を覚ましてていないかどうか、いびきの状態、日中の様子等をしっかりと確認します。

うまく眠ることができてない場合は、夜更かしを防ぎ、朝にしっかりと起きることができる生活リズムを作りましょう。

また、就寝前にスマホなどの電子機器を見せずに、睡眠リズムを整えましょう。

パパとママが協力し、睡眠時間を整えることで睡眠障害の改善、予防になります。

まとめ

1歳、2歳児でも、夜中に何度も起きるという場合、睡眠障害の可能性があるのですね。

睡眠障害の障害が見られる場合は、まずは小児科に受診し相談してみるとよいでしょう。

また、家族でも質の良い睡眠がとれるように意識しましょう♪

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