スワドルミーってどんなおくるみ?使い方は?いつまで?特徴や注意点

スワドルミーとは、新生児から使用できるおくるみの一つとなります。
スワドルミーを使用することで、ママのお腹の中に居た状態のような姿勢にしてあげることができ、新生児は安心して眠ったり、泣き止むアイテムです。
赤ちゃんを簡単にくるむことができるのでママも使いやすいです。
スワドルミーの特徴や使用する際の注意点などについて詳しくご紹介します。
目次
スワドルミーとは?
まずはスワドルミーについてです。
スワドルミーはアメリカ出身のおくるみです。
逆三角形のおくるみで、足元に袋状の部分があります。
育児がはじめてだと、おくるみを上手に包むのが難しいということもありますが、
スワドルミーだと簡単に包むことができます。
アメリカ、欧米などでは、赤ちゃんをおくるみで包むことをスワドルといいます。
新生児の赤ちゃんが安心するように、腕を固定した状態で包むことができます。
赤ちゃんを簡単に包むことができるため、泣き止まないときや寝かしつけの際にサッと使用でき、活躍してくれます。
そして、スワドルミーは第3回ペアレンティングアワードを受賞、世界各国で人気の育児用品となっています。
スワドルミーの特徴とは?
スワドルミーの特徴についてです。
簡単に包める
スワドルミーは赤ちゃんのことを簡単に包むことができます。
一般的なおくるみは正方形ですよね。
そのため、巻く時に時間がかかってしまったり、始めは上手く包むことができません。
包んで抱っこしているうちによれてしまったり、ずれてしまうこともあり、使いにくい点もあります。
泣いているときは良く動くため、より一般的なおくるみは使いにくい点があります。
一方、スワドルミーは泣いていてよく動いているときでも、簡単に包むことができます。
袋状なのでとっても使い方が簡単です。
始めての育児で包み方がよく分からない、上手に包むことができないというときも使いやすいです。
コットン素材100%であるため、優しく赤ちゃんの体にフィットして、赤ちゃんも苦しさヲ感じることなく、快適に過ごすことができます。
自由に足を動かせる
スワドルミーはしっかりと包むことができますが、赤ちゃんの足の部分は袋状になっているため、窮屈になること無く動かすことができます。
一般的なおくるみでしっかりとキュッと包むと、赤ちゃんの足、股関節が脱臼してしまうことがあるのです。
しかし、袋状になっていると、袋の中で自由に足を動かしたり、曲げたりすることができるため、窮屈な感じがなく、脱臼の心配もなく使用することができます。
オムツ替えしやすい
スワドルミーは包んだ状態でオムツ替えをすることができます。
せっかくおくるみで包んだのに、安心してきもちよくなり、うんちをしてしまったり、お新生児のうちはおしっこの回数も多いですね。
オムツ替えのたびにおくるみを外し、おくるみをまきなおすのは面倒に感じることがあります。
スワドルミーなら、上半身は包まった状態のまま、足の部分だけをめくることで、おむつをそのまま替えることができます。
巻き直す手間なく、こまめにおむつを替えてあげることができるのでよいですね。
スワドルミーの効果!
ではスワドルミーが与えてくれる効果についてです。
安心感を与える
スワドルミーは赤ちゃんに安心感を与えることができます。
ママのお腹の中に居た時、赤ちゃんは手足を丸めた状態ですよね。
そのため、スワドルミーでしっかりと包むと、手足が丸まり、お腹の中に居たときのような状態となり、赤ちゃんは安心し泣き止んだり、眠りに付きます。
スワドルミーは伸縮性があるので、しっかり包み込むものの、苦しくはならず、お腹にいるような感覚にものすごく近い状態、安心感を感じる状態となるのです。
モロー反射を防ぐ
スワドルミーは赤ちゃんのモロー反射を防ぐ効果もあります。
赤ちゃんがビクッと手足ををさせる原始反射があり、眠っているときもモロー反射が起こってしまい、起きたり、びっくりして泣いてしまうことがあります。
そこで、スワドルミーに包んであげることにより、手足が固定されるので、モロー反射ヲ防ぐことができます。
スワドルミーの使い方!
スワドルミーの使い方です。
簡単な手順で使うことができます。
- おくるみが逆三角形になるように広げます
- おくるみの上端の部分に赤ちゃんの肩のラインがくるように寝かせます
- 足元のポケットに赤ちゃんの足を入れる
- ポケットの折返しの部分が胸の上に来るように広げます
向かって左側の部分が赤ちゃんの左腕の下にくるように包み込みます。
(このとき、足用のポケットの上部が同時に挟み込んでいるか確認します。
ハネの先端をしっかりと背中の下まで巻き込みます。)
- 反対側の右側を赤ちゃんの左側に巻き付けます。
- 最後に正面のファスナーでしっかりと固定します。
- 両側のハネがしっかりと赤ちゃんの両腕を包み込んでいるかどうかを確認すればOKです。
スワドルミーのサイズ!いつまで使えるの?
スワドルミーのサイズやいつまで使えるかについてです。
サイズは?
スワドルミーのサイズはsサイズとLサイズの種類があります。
Sサイズのスワドルミー新生児~4ヶ月頃まで使用することができます。
Lサイズの場合は、生後6ヶ月頃まで使用することができます。
大きさに合うサイズのスワドルミーを選択し、使用しましょう。
いつまで使える?
ほとんど、赤ちゃんは生後3,4ヶ月頃におくるみは卒業します。
そのため生後4ヶ月頃にはスワドルミーを使わなくなるということがほとんどです。
長くても、寝返りする生後5ヶ月頃にはほぼ使用することはなくなるでしょう。
また、スワドルミーはおくるみとして使い終えたら、2人目の子のためにとっておくということもできますが、バスローブやブランケットとして使用することもできますよ。
スワドルミー使用時の注意点
使い方
スワドルミー使用時の注意点としては、使い方が簡単で巻きやすいのですが、慣れてくるとしっかりと巻けていないのに気づいていないというようなことがあります。
慣れてきても、足がしっかりと足袋の部分に収まっているか、口や鼻が塞がれていなにかなど、確認して使用しましょう。
サイズ
スワドルミーを使用していて、なかなか固定されなくなってきた、フィットしていないというような場合、赤ちゃんの体が小さすぎて巻くことができていないということがあります。
無理に巻くのではなく、巻けるくらいまで大きくなってから使用するようにしましょう。
乳幼児突発死症候群
実際にスワドルミーが原因でで乳幼児突然死が起こっているということはありません。
しかし、赤ちゃんの体温を上昇させすぎてしまうと、乳幼児突発死症候群の可能性が高まってしまいます。
スワドルミーを使用する際、赤ちゃんの体温が上がりすぎないように注意してしようしましょう。
まとめ
スワドルミーは赤ちゃんがなかなか落ち着いて寝てくれない、泣いてばかり…。
寝付きが悪い…。夜泣きがひどいという時のお助けアイテムとなってくれる人気の商品となります。。
赤ちゃんを安心させるための一つの道具として、1枚あると助かるでしょう。
パパでも簡単に巻くことができるので、一緒に使ってみてはいかがでしょうか。