妊娠初期の食欲が変動する?!食欲不振、食欲旺盛の原因と対策!
妊娠初期はホルモンバランスが変化します。
ホルモンバランスの乱れにより、つわりに悩まされることもある時期です。
ニオイに敏感になってしまったり、胃のあたりや胸のあたりがムカムカしたりと、食欲不振に陥ってしまうことがあります。
一方、つわりの症状が強く現れず、食欲旺盛となることもあります。
不振になると赤ちゃんへの影響がないかと心配になりますし、食欲旺盛となるのも体重が増加しすぎてしまう心配もあります。
そこで今回は妊娠初期の食欲の変化により、食欲不振になってしまう原因と対策、旺盛になってしまった時の原因と対策について、それぞれ詳しくお伝えしていきます。
目次
妊娠初期の食欲とつわりの関係
妊娠初期はつわりが起こります。
つわりが無い妊婦さんも居ますが、多くの妊婦さんに症状が見られます。
症状にも個人差がありますが、主な症状は以下のものが挙げられます。
- 体が重い、だるい
- 吐き気・ 嘔吐
- 下痢・便秘
- 腰痛
- 頭痛
- 腹痛
- 強い眠気
- 味覚や嗅覚の変化
- 基礎体温が高い
というような症状が起こります。
つわりの原因ははっきりと解明されていないもののhCGというホルモンが増えることで、嘔吐中枢が刺激されることにより、プロゲステロンが増加し、胃腸の機能低下により起こると言われています。
妊娠初期の食欲の変化と原因
妊娠初期の食欲の変化と原因についてです。
妊娠初期の打ちは気持ちが悪くなりがちです。
すると、何も食べられなくなってしまう妊婦さんが多いです。
しかし、妊婦さん全員が食欲不振になるわけではなく、逆に食欲旺盛となることもあります。
常に食べていたいと思うタイプ、なにも食べたくないと感じるタイプがあるのですね。
食欲の変化で妊娠に気づくことも…
食欲の変化、つわりにより妊娠に気づくこともあります。
早いと妊娠5週目頃から症状が起こることもあるのです。
妊娠検査薬で陽性が出る前に、つわりや食欲の変化を感じることがあるのですね。
妊娠初期に食欲旺盛になる原因と対策
まずは妊娠初期に食欲旺盛となる原因と対策をご紹介しますね。
原因は?
原因としては、体に赤ちゃんを守るための脂肪を溜め込もうとして、食欲が増加するとされています。
また、胃の中に何も入っていないと気持ち悪くなってしまうという食べづわりに見舞われると、食欲旺盛になりますね。
対策は?
食欲旺盛になることは、適度な増えであれば特に問題ありません。
妊娠に必要な栄養素を摂取し溜め込もうとしているからです。
ところが過剰に食欲旺盛になったり、食欲にまかせて食べ続けてしまうことで、体重増加の原因となってしまいます。
体重が増加しすぎると、スムーズな出産ではなくなってしまうことがあるので注意したいですね。
また、妊娠高血圧症候群の原因や妊娠糖尿病の原因となってしまうこともあるので、過剰な食欲旺盛,食べ過ぎの場合は対策が必要となりますね。
- よく噛み少量に分けた食事を
よく噛み食べるようにしましょう。
よく噛むことで満腹中枢が刺激され、大量に食べなくてもお腹が満たされた感じがします。
また、一度に大量に食べてしまうのではなく、少量ずつこまめに分けて食べることで食べすぎを防ぐことが可能となります。
- 野菜から食べる
食事の時は野菜から食べるようにしましょう。
妊娠中は野菜をたくさん食べ、便秘を防ぐことも大切ですし、食べすぎても体重増加や高血圧を防ぐために、野菜から食べるようにするとよいです。
また、野菜と共に豆腐た大豆製品も積極的に摂取するとよいですね。
- 小さな飴やグミの活用
なにか食べていないと気持ちが悪くなってしまう食べづわりに陥ってしまっているとき、常に食事をとっていると、食べ過ぎとなってしまいやすいですね。
そこで、何かを食べていないと気持ちが悪くなってしまうので、ガムや飴やグミを食べる事をおすすめします。
もちろん食べ過ぎは避けるべきですが、口持ちがよいので気持ち悪さを軽減することができます。
ノンシュガー、ノンカロリーのものを活用するのもよいですね。
- 趣味や仕事
趣味や仕事に没頭するのもおすすめです。
何もしていないと食べたいという気持ち、食べることだけを考えてしまい食べ過ぎの原因となってしまいます。
体重が増えすぎないようにするためにも、趣味や仕事に没頭すると、食べ物から気をそらすことができるのでおすすめです。
妊娠初期に食欲不振になる原因と対策
つわりが原因で食欲不振に陥ってしまうときの原因と対策についてです。
原因
つわりの影響で吐き気や嘔吐、胃痛が起こってしまうと、食欲不振に陥ります。
水も飲めないくらい気持ちが悪くなってしまうこともあります。
原因はつわりですね。
つわりは一日の中で波があり、なにも食べれない時があったり、おちついて食べられることもあります。
対策
食欲不振に陥ってしまっているときの対策についてです。
まず食欲不振に陥ってしまっていても、赤ちゃんの健康にはそれど悪影響は及びません。
心配しすぎず大丈夫です。
ただしママの栄養失調や脱水症状には見舞われてしまうので、対策しましょう。
無理しない
食欲不振で何も食べられないという時は、無理をしないでください、
無理をしてまで食べる必要はありません。
無理して食べてしまうと、嘔吐に襲われ、より体力が奪われてしまいます。
食べる時に食べられるものを少量でもよいので食べるようにするとよいですね。
また、つわりにより食欲不振の際、〇〇なら食べることが出来る、〇〇ならのむことが出来るなど特定のものなら吐くこと無く食べられることがあります。
食べたいものを食べましょう。
なにも食べたくない時は無理はしないほうがよいのですが、水分だけはすこし無理してでも摂取することをおすすめします。
脱水症状は危険です。
飲み物が飲めない時は氷を口に含み摂取する方法でも良いです。
食べやすいもの、食べたいものを食べる
食べやすいもの、食べたいものを食べるように島嶼う。
うどんやお茶漬けや茶碗蒸しなどのさらっと食べられるものもおすすめですね。
ジュース、ゼリー、アイスなどでも大丈夫です。
しかし、冷たいものはすっきりとして食べやすいものの、食べ過ぎには気をつけましょう。
体を冷やしすぎない食事がよいですね。
まとめ
妊娠初期のつわりにより、食欲不振になってしまった時は無理に食べる必要はありません。
食べられるものを食べられるだけ食べましょう、
ただし脱水症状には注意しましょう。
一方食欲旺盛となった場合は、ある程度は気にしなくてよいものの、あまりにも食べすぎてしまうと健康状態を阻害してしまったり、赤ちゃんにも悪影響となってしまうので、対策しながらセーブするとよいですね。
あまりにもなにも食べられず衰弱してしまってきている、水も摂取できないという場合は産婦人科で相談してくださいね。