保育園への年度途中入園!申し込みの方法や流れは?途中で入りやすい時期とは?

保育園の年度途中入園をするケースとして、育休からの復帰の場合や4月の認可保育園の入園には落ちてしまった場合などがありますね。
数ヶ月に渡り待機児童として待ち、空きが出たため年度途中入園となることもあります。
そこで今回は保育園の年度途中入園のための申込み方法や流れ、入りやすい時期やコツなどについてご紹介していきますね。
目次
認可保育園への途中入園!
入園申し込みの流れ
認可保育園は基本的に毎月入園の申し込みの受付が行われています。
自治体により多少違いがありますが、入園を希望する前の月の10日前後に申し込みを受付けているということが条件となります。
大都市では待機児童問題が深刻的であるため、保育園の欠員がでなければ入園することができないという場合が多いですね。
年度途中の希望日に入園できるというのは極めて稀でラッキーな場合となります。
秋ごろに年度途中入園受け入れ枠を設けているケースや新規認可保育園を開所するという場合もあります。
待機児童である期間が長い場合、途中入園の選考時に考慮されることもあります。
年度途中に定員に空きがないという場合も、申込み可能な時期に申し込みをしておくことをおすすめします。
認可保育園に年度途中入園の申し込みを行なう場合は、4月の入園申請に必要な書類と同様のものが必要となります。
各自治体により違いがあるので一度確認していただきたいのですが、
だいたいの場合は
- 支給認定申請書
- 保育所利用申込書
- 勤務証明書
などが必要となります。
勤務先によっては、勤務証明書の記入に2週間ほどかかる場合があるので、書類の準備は早めに行なうようにしましょう。
待機児童の場合は、自治体によってことなりますが、だいたいの場合は、一度提出すると、毎月の申請は必要なく、半年ほど有効となる場合もあります。
勤務時間や勤務先が変わるたびに申請をし直さなければいけないということもあります。
書類の書き直し、希望園の転園なども手続きが必要となります。
認可保育園への途中入園を成功させるための方法
ほとんどの自治体の場合、保護者の就労、病気療法などの理由により、家庭外で保育を受けているという実績がある場合、認可保育園への入園選考の際の加点対象となり入りやすくなります。
また、選考基準のランクや点数が同じ最高レベルの家庭が待機状態となっている場合は、兄弟が在園している、両親の実家が遠方であるということも加点の対象となり、入園しやすくなります。
第一児を認可保育園に入園させたいという場合、選考の加点をふやすために、一度認可外保育園に預けるのも、認可保育園に入りやすくなる方法の1つとなります。
途中入園の可能性を高めるために行ってみてください。
年度途中入園を成功させるためには、園の空き状況などもこまめに確認しておくとよいですね。
認可保育園の空き状況や必要書類は自治体のホームページ等を活用することで確認することができます。
ホームページに最新情報がすぐに掲載されるとも限らないので、こまめに役所の担当窓口に訪れ、相談とともに認可保育園への申込み情報等を得るとよいですね。
認証保育園から認可外保育園への途中入園の場合
入園の流れは?
認可保育園の選考に落ちてしまったと言う場合は、自治体により保育料の助成が行われている認証保育園や認可外保育園などに途中入園を希望することも多いですね。
認証保育園や認可外保育園に年度途中入園をしたい場合は、4月に同じように各園に直接申し込むことになります。
定員に空きがある場合、入園がすぐに認められるケースもありますが、都心部ではねかなかスムーズに入園するのは難しい現状があります。
各園により必要書類が異なるものの、見学の申し込みの際、入園を希望する理由を尋ねられるケースもあるので、わかりやすく説明できるようにしておきましょう。
認可保育園に入園できなかった場合でも、認可保育園の際に必要となった勤務証明証など、保育が必要と示す書類があると、家庭の状況を説明しやすいのでコピーしたものを保管しておくことをおすすめします。
事前年度途中入園の申し込みができる場合も
妊娠中に認可保育園や認可外保育園への入園の申し込みを行なう場合もあります。
育休が終わる日程に合わせて申し込みすることができます。
子供が1歳の誕生日を迎えた翌月から復帰しなければいけないという場合などに役立ちます。
一時保育利用もおすすめ
認証保育園や認可外保育園で普段から一時保育を利用していると、子供も集団生活に馴染んだ状態で年度途中入園をすることができますし、保育士や園長も状況を理解してくれているため、比較的途中入園がしやすくなります。
まずは一時保育を利用してみるとよいですね。
保育園との相性を確認するにも良い機会となります。
空きが出た際に声をかけてもらえることもあるので利用してみましょう。
キャンセル待ちはこまめに連絡
認証保育園や認可外保育園の場合、認可保育園とは異なり、入園や退園が頻繁であることも少なくありません。
入園待ちのリストに加えてもらいましょう
ホームページで空き状況を確認することも大切ですが、告知や空きがないかこまめに電話で確認してみるとよいです。
月に1回は電話可能な時間を確認しておき、連絡してみるとよいですね。
家庭的保育事業(保育ママ)もおすすめ
家庭的保育事業、保育ママと呼ばれることもある国が認可保育として0歳から2歳児を対象に保育するという制度です。
自治体によっては、国の基準ではなく、独自の基準で運営されていることもあります。
保育ママの場合、認可保育園入所選考の際の実績となり加点対象となることもあるので利用をおすすめします。
認可保育園への入所がしやすくなる要因となる場合もありますよ。
保育園への途中入園がしやすい時期とは?
保育園に途中入園しやすい時期は特にありません。
4月に入園が決定した家庭が入園を辞退した場合や、優先順位が高い家庭は5,6月に入園許可がでるケースがあります。
転勤に辞令が出る秋ごろも空きが出やすい時期だと言われています。
途中入園希望者のために、受け入れ枠を確保していたり、新しい園が開園するケースもあります。
随時情報が更新されるホームページをチェックし確認しておくとよいですね。
秋から冬ごろは、新年度の認可保育園の入園申請の加点を狙い、認可外保育園への入園申し込みが増える時期でもあります。
預け先を確保するためにも、早めの申し込み、予約を行なうようにしましょう。
まとめ
保育園の年度途中入園は、自治体によっては待機児童が多くスムーズにできない場合もあります。
待機児童が多い自治体の場合は、仕事復帰予定よりもできるだけ早く申し込みを行っておいたほうがよいですね。
年度途中入園がスムーズにいかない場合は、細かく情報をチェックしておくことも大切です。
認可保育園への入園を成功させるためにできる認可外保育園や一時保育や保育ママの利用なども検討してみましょう。
保育園への途中入園は狭き門ですね。
しかし、諦めることなく探し続けることで、入園できることも少なくありません。
新年度の入園に落選してしまった場合でも、諦めることなく保活を続けていくことをおすすめします。
国の保育事業拡大がより進むことを願います。