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赤ちゃんの体調はうんちの色で分かる!!SOSかも?!見極め方や受診は必要?!

 2018/09/02 乳児
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赤ちゃんの体調はうんちからでも察知することができます。

うんちの色が異常な場合、病院に受診すべき病気になってしまっている事もあるのです。

言葉でママに体調をを伝えられない赤ちゃんにとってうんちは健康のバロメーターであり、SOSでもあります。

赤ちゃんのうんちの色で赤ちゃんの緊急事態に気づいてあげられるように、赤ちゃんのうんちの見極め方や受診が必要な場合のことなどをご紹介していきます。

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うんちは捨てる前に確認したほうが良いかも・・・

おむつを変える際、我が子とはいえ、臭いはするため、すぐに丸めて捨ててしまいたいと思いますよね。

しかし、サッと丸めて捨ててしまう前に、うんちの状態を確認することで、異変に早急に気づいてあげられることに繋がります。

いつものうんちと違う事に気づくためにも、うんちの色や状態を確認する事をおすすめします。

赤ちゃんの3つの危険なうんちとは?

赤ちゃんのうんちの色の中でも危険な3つの色があります。

この3つのうんちの色は危険度が高く、病気が原因となり出てしまっていることが多いため、早急に小児科に受診する事をおすすめします。

その3つの色は白・赤・黒です。

この3つの色のうんちが出たら、オムツを替えずにそのまま小児科に連れていくか、オムツを替えてうんちの付いたおむつを密閉できる袋に入れて持っていきましょう。

ママだけではなく、パパやよくおむつを替えてくれる身近な人にも、白・赤・黒のうんちは危険が潜んでいる赤ちゃんからのSOSだという事を伝え、みんなが把握していると良いですね。

危険ではない場合も・・・?

しかしこの3つの色でも危険ではないかもしれない可能性もあるのです。

焦らずに以下の事を確認してから、以下の条件に当てはまらないのに危険な色のうんちが出ていたら受診するようにしましょう。

  • 出産直後、黒っぽいうんちが出る
  • 鉄剤を飲ませると黒っぽいうんちになる
  • 鉄分の多い離乳食を食べさせると黒っぽくなる
  • 危険な色のもの(赤のトマトやイチゴやスイカ、黒ゴマやひじき等々)を食べた場合はうんちに危険な色が混ざる

こういった場合は病気ではなく月齢や薬や食事の関係で危険な色のうんちが出ているため、急いで受診する必要はないと判断出来ます。

ただしお腹を痛がり泣いているという場合などは例外です。

原因が分らなくても受診してください。

赤ちゃんのうんちは7色?健康のバロメーター!

赤ちゃんのうんちには7つの色があり、それぞれの色で健康状態を把握することが出来ます。

危険なうんち、健康なうんち、問題うんち等々、色で見極められると良いですね。

赤色のうんちは?

赤いうんちの場合は血便の可能性が高く危険です。

特にイチゴジャムのようにドロッとしている赤いうんちが出たときはかなり危険度が高く要注意です。

緊急を要する腸重積になっている可能性が高いため、即医療機関へ受診してください。

また下痢に出血が混ざっているという場合は細菌性胃腸炎になっている可能性が高いです。

又は出産時に通常赤ちゃんに飲ませられるk2シロップというものが飲ませられていないという場合は、腸管出血の可能性が考えられます。

時に赤ちゃんのうんちの表面だけに赤色が付いているという場合は、便秘気味でうんちが硬く、肛門が切れてしまい血が出ているという場合もあります。

この場合は一時的なものなので早急な受診は必要なく、ぬるま湯で洗い清潔にしてあげましょう。

兎に角、赤い色が大量のうんちが出た場合は、赤い食べ物を食べてそれが出てしまっている、肛門が切れてしまい出血しているという場合以外は危険を伴うというSOSとなります。

早急に医療機関へ受診しましょう。

白色、又はクリーム色、灰色のうんちは?

うんちの色が白色やクリーム色、灰色の時は大体下痢をしています。

色の元は肝臓や胆のうの胆汁の色です。

下痢をしていて白色っぽかったり、クリーム色、灰色、緑と白が混ざったような色をしている場合は、ロタウイルスに感染している可能性が高いです。

小児科に受診しましょう。

また感染を防ぐために、受付時に便の状態を伝えておきましょう。

下痢をしていないのにうんちが白っぽいという場合は、胆道閉鎖症と言う病気の可能性があります。

手術が必要な病気であり、早期発見早期治療が重要です。

下痢をしていないのに白っぽいうんちばかりでるという場合は、うんちをしたおむつを持参し小児科へ受診しましょう。

黒色のうんちは?

黒色のうんちは血が混ざり黒っぽく見えている場合があるので注意が必要です。

胃や十二指腸などの消化器官の上側で出血が起こっていると、胃酸により血が反応し黒くなり、便も黒っぽくなるのです。

また、うんちの中に黒いコーヒーの豆のカスの様なものが混ざっているという場合は、内臓が出血してしまっています。

鉄剤や鉄分の多い食事を摂取していない、黒い食べ物を食べていない、黒っぽく粘り気のあるうんちが出ている場合は速やかな受診が必要となります。

茶色のうんちは?

赤ちゃんのうんちは離乳食が始まると、茶色っぽくなってきます。

離乳食により野菜などの様々な食べ物を食べられるようになった証拠です。

離乳食が始まり、茶色っぽいうんちが出ても問題なく、すくすくと大きくなり離乳食をしっかり食べて消化できている良い証拠です。

オレンジ色のうんちは?

オレンジ色のうんちは、離乳食を始めているという場合、ニンジンやかぼちゃなどの色が影響しオレンジ色になります。

赤ちゃんの消化器官は未熟であるため、オレンジ系の緑黄食野菜やくだもの、などを食べることでうんちがオレンジ色になりますが問題ありません。

黄色のうんちは?

黄色のうんちは月齢が低い赤ちゃんのうんちの正常な色です。

健康の証です。

離乳食が始まる前の赤ちゃんのうんちは大体黄色です。

しかし、黄色の色が薄く白っぽい、レモン色、いつもと違う色だという異変が起こった場合は、感染性胃腸炎やウィルス性胃腸炎、胆道閉鎖症等になってしまっている事があるため、異変を感じたら受診しましょう。

緑のうんちは?

緑色のうんちはお腹の中にうんちが長期間溜まってしまって排出出来ていなかったり、ガスがお腹に溜まってしまっているときに出るうんちは緑色っぽくなります。

心配はありませんがお腹が苦しく感じるため、水分不足に注意したり、お腹をマッサージしてあげたり、便秘を解消できる手段を行ったほうが良いです。

赤ちゃんのうんちは色とニオイにも注意?

赤ちゃんのうんちは色だけではなく、ニオイでも判断できます。

普段のうんちとは違うニオイ、離乳食を食べていないのに大人のような臭いがしたり、腐敗臭がしている場合は、細菌やウィルスによる胃腸炎が起こっている可能性が高いです。

まとめ

赤ちゃんにとってうんちの色はママヘの助けての合図かもしれません。

危険なうんちが出た場合は、焦らずおむつを持参し医療機関に受診しましょう。

また健康な状態、普段のうんちの状態を確認して把握しておくことで異変に気づきやすいのでおすすめです。

赤・黒・白のうんちには気を付けましょう!

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