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赤ちゃんが太る原因とは?!正しいミルクの与え方や体重が増えすぎたときの対処法

ミルクは母乳よりも赤ちゃんの体重が増えやすい、場合によっては太りやすいと言われています。

なぜ母乳よりもミルクのほうが太りやすいのでしょうか。

ミルクにより太ってしまったときの対処法や太り過ぎないための正しいミルクの与え方について詳しくご紹介していきたいと思います。

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うちの子太りすぎてる?!肥満の判断基準は?!

我が子は太りすぎていないかと心配になることがありますね。

赤ちゃんの肥満の判断基準を知りましょう。

カプス指数

赤ちゃんの肥満の判断基準となるカプス指数というものがあります。

カプス指数の計算方法は以下の方法となります。

体重(g)÷(身長cm×身長cm)×10

生後3ヶ月から1歳の場合は

  • 14.5未満の場合は痩せすぎ
  • 16~18未満の場合は普通
  • 20以上の場合は太り過ぎ

となります。

カプス指数で赤ちゃんが肥満ではないかを確認するためには、月齢や年齢ごとのカプス指数の平均値と比べるか、またはパーセンタイル曲線というもので示した指標を活用するとわかりやすくなります。

成長曲線

成長曲線で判断するという方法もあります。

赤ちゃんの体重が正常範囲内か否かは成長曲線を用いることでよくわかります。

全国の乳幼児の体重や身長のデータに基づき作成されているもので、2つの曲線の枠内に収まっていれば順調に成長していると判断できます。

成長曲線は母子手帳に記載されているため自分で随時確認できますね。

出生体重や身長などにより体重だけでみると大きく左右されるので、心配な場合は保健師や医師に相談してみましょう。

赤ちゃんはミルクで太るの?!

ミルクで育児をした場合、将来太りやすくなってしまうという噂がありますね。

実際は母乳育児のほうが将来的に肥満になりやすいと言う論文もあります。

それに対する否定的な論文もあるので、どちらが正しいのかという結論は実際出ていないのです。

しかし、ミルクを赤ちゃんが飲みたがっていないのにも関わらず欲しがる場合は肥満につながってしまう可能性があるため、充分に注意する必要がありますね。

哺乳瓶に入っているミルクは母乳よりも簡単に出てくてるので飲みやすく、新生児のうちからミルクをしっかり飲むことができて太りやすい傾向があるといえます。

赤ちゃんのミルクのカロリーはどのくらい?!

赤ちゃんのミルクのカロリーはメーカーや商品によって異なります。

100mlあたり約66から68kcalほどの場合が多いですね。

母乳の場合は100mlあたり約66kcalほどなのであまりカロリーに差はありません。

ミルクの場合、タンパク質は100mlあたり2.2~2,4mgほど含まれていますが、母乳の場合は100mlあたり1.7mgほどとなります。

比較するとミルクのほうがタンパク質が若干ですが多いですね。

母乳よりもミルクの赤ちゃんのほうが便の回数も少ないのはタンパク質の消化に時間がかかるからだと考えられます。

太りすぎないために与えるべきミルクの量は?!

では赤ちゃんを太らせないようにするために与えるべきミルクの量はどのくらいとなるのでしょうか。

ミルクの量は基本的に粉ミルクの容器に記載されている適量を与えるとよいです。

母乳の場合は赤ちゃんが欲しがるだけ与えるとおいう方法が行われますが、最近はミルクの場合も自律哺乳という考えがあり、一日の体重の増加に問題がない場合は、赤ちゃんが欲しがるだけ飲ませるという場合もあります。

一日の赤ちゃんの体重の増加は以下のくらいが目安となります。

  • 生後0から3ヶ月ころは1日あたり25~30gとなります。
  • 生後3から6ヶ月ころは1日あたり15~20gです。
  • 生後6ヶ月から12ヶ月頃は1日あたり10から15gとなります。

体重の増加量に関しては個人差があるものの、大きく上回った体重の増加が見られる場合は、ミルクを与える量を記録しておき、助産師や医師に相談しましょう。

赤ちゃんのミルクの飲み過ぎを防ぐ方法!

赤ちゃんにミルクを与えすぎない、飲み過ぎを防ぐための方法についてです。

本当にミルクを欲しがっている?!

赤ちゃんが泣いたときに泣いたからといってミルクを与えるのは飲ませすぎにつながってしまいます。

泣いている時はミルクをあげる前になぜ泣いているのか、本当にお腹が空いて泣いているのかを見極めましょう。

赤ちゃんが泣いている理由はお腹が空いたという理由以外にもあります。

  • おむつが汚れている
  • うんちが上手にだせない
  • 暑い
  • 寒い
  • 眠い
  • 布団や服が苦しい
  • どこかがかゆい
  • どこかが痛い
  • 寂しい

などという理由で泣いていることがあります。

赤ちゃんが泣いた時はまずミルクを作る前に、抱っこをして、泣いている理由がなにかをしっかりと確認しましょう。

おむつを替えたり空気を入れ替えたり、着替えさせたり、思い当たる不快感等を解消しても泣いているときはお腹が空いている可能性が高うのでミルクを作りましょう。

ミルクを飲みすぎると赤ちゃんのお腹が張ってしまいます。

お腹が張ると苦しく泣いたり、唸ったり、力みます。

飲ませ過ぎには注意ですね。

哺乳瓶の乳首を変える

赤ちゃんにミルクを与える際に、哺乳瓶からミルクが出やすいと飲みすぎてしまう原因となります。

ミルクが出にくいタイプの乳首に変えてみると、ミルクを飲むことに時間がかかり、飲み過ぎを防ぐことができます。

赤ちゃんが太りすぎたときの対処法は?!

では赤ちゃんが太りすぎた場合はどうしたらよいのでしょう。

成長曲線などで肥満だとわかると、ミルクの量を減らしたほうがよいのではないかなどと思いますよね。

しかし、パパやママの自己判断でミルクの量をへらすのはおすすめできません

赤ちゃんの体重の増加、肥満が気になる場合はまずは医師に相談しましょう。。

相談した上でミルクの量等の指導を受け、適正体重に戻すようにしましょう。

まとめ

赤ちゃんがミルクを飲みやすく飲みすぎてしまったり、泣いたときにすぐにミルクを与えてしまったりしていると、体重が増加しすぎてしまい肥満となってしまうことがあります。

まずはミルクを与えすぎないように、本当に空腹なのかをよく確認してから適正量を与えるようにしたいですね。

しかし、我が子がカプス指数や成長曲線により肥満かもしれないと思ったとき、自己判断でミルクの量を減らすのはやめましょう。

ミルクの量を自己判断で減らしてしまうと、赤ちゃんの成長を妨げてしまう原因となることもあります。

必ず医師に相談してからミルクの量等を調節します。

その際、普段から与えているミルクの量や与えているミルクの種類、ミルクの回数等を記録したメモがあると相談しやすくアドバイスも受けやすいのでメモしておくとよいですね。

赤ちゃんの肥満は乳幼児の場合あまり気にしなくても大丈夫なので過度な心配はいりません。

しかし、体重の増加具合や肥満が気になる場合は、自分ひとりで悩むのではなく、まずは地域の保健師や育児相談等を活用し相談してみましょう。

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