クリスマスに子供と読みたいとっておきの絵本18選

クリスマスの時期。
大人になっても、なんだかワクワクしてしまうものです。
子どもならきっとなおさらドキドキ・ソワソワしているでしょう。
そんな気分をもっと盛り上げてくれるために、お子さんと一緒に絵本を読むのはいかがでしょうか。
クリスマスの絵本って、実はたくさんあるんです。
今回は、素敵なクリスマスを過ごすのに絵本の存在はかかせないのかもしれません。
大切な方への贈り物としても、絵本選びを楽しんでくださいね。
クリスマスにオススメの絵本をご紹介します。
目次
ゆめのゆき
作・絵 エリック・カール 訳 あおき ひさこ
“はらぺこあおむし”の作者エリック・カールによるクリスマスの絵本です。
小さな農場でおじいさんが、うま(イチ)うし(ニィ)ひつじ(サン)ぶた(シィ)にわとり(ゴー)を一生懸命お世話しました。
ある晩おじいさんは、キラキラ光る雪が降り、みんなが白い毛布でやさしく覆われる夢を見ました…
これはしかけ絵本になっているので、子どもたちはお話だけでなく、しかけも一緒に楽しんでいます。分厚い最後のページはかわいい鐘の音が流れるので、クリスマス気分をより高めてくれます。
まどからのおくりもの
作・絵:五味 太郎 出版社:偕成社
サンタクロースが動物さんたちのお家をまわって、窓から贈り物を配ります。
でも慌てもののサンタクロースが投げ入れたプレゼントはチグハグ…
動物たちとプレゼントはどうなっちゃうの??
みんなのお家の窓が穴あきになったしかけ絵本です。
のぞき窓と次のページをめっくたときの違いには、子どもだけでなく大人も笑ってしまいます。
サンタのおまじない
作・絵:菊地 清 出版社: 冨山房
クリスマスイブに届いた箱を見てみると、中にはけんちゃんのきらいな野菜がたくさん…。
でもサンタさんからの手紙の通りにおまじないをかけると…
かわいくて楽しい切り絵の絵本です。
子どもたちも覚えて一緒におまじないをかけるのでなかなか盛り上がります。
ツリーさん
作・絵:新井 洋行 出版社: 講談社
今日は楽しいクリスマス。
“ツリーさん”が「みんなー くっついて」というといろんなオーナメントが飛んできて、どんどんにぎやかに。でも何かが足りない…
分厚い紙なので小さなお子さんでも破る心配などなく一緒に楽しめます。
絵かわいいのと、擬音語・オノマトペが豊かなので、読むのが楽しくなります。
100にんのサンタクロース
作:谷口 智則 出版社: 文溪堂
ここは100にんのサンタクロースがすむ街。
サンタクロースたちは、1年かけてクリスマスの準備をしています。
とっても大忙しで大変だけど、プレゼントを配り終わったあとは、サンタクロースたちだけの楽しみが…
表紙から可愛いですが、中の挿絵もカラフルでとっても素敵な絵本です。
100にんのサンタさんの名前が裏表紙のところにのっているので、お気に入りのサンタさんを探すのもまた楽しみのひとつです。
よるくま クリスマスのまえのよる
作:酒井 駒子 出版社:白泉社
“ぼく”は自分のところにサンタさんが来るかどうか心配で眠れません。
ママに怒られて、自分が悪い子だから、って…。
「よるくまは いいな まだ ちいさいから いっぱい だっこ してもらえていいな」
私は5人のママとして、絵本なのにいろいろ考えさせられます…。
ちょっぴり切なくなる部分もありますが、子どもと一緒に読んだ後、ひとりひとりに大好きだよってギューっとしたくなります。
何才のお子さんであっても、一緒に読んであげて欲しい1冊です。
さむがりやのサンタ
作・絵:レイモンド・ブリッグス 出版社:福音館書店
「やれやれ、またクリスマスか!」
クリスマスのサンタさんの大忙しな一日が表現されています。
コマ割りされ、サンタさんのセリフが吹き出しになっているので、絵本なのに漫画を読んでいるような感じです。
サンタさんに「お疲れ様です」と言いたくなるような内容になっています。
何回読んでも飽きないので、冬になるとよく読む本のひとつです。
ゆきだるまのクリスマス!
作:キャラリン・ビーナー 絵:マーク・ビーナー 訳:せな あいこ 出版社:評論社
クリスマス・イヴの夜更け。
ゆきだるまたちが集まって、パーティーをするお話です。
クリスマスツリーを飾り付けて、食べたり歌ったり、大さわぎ。
可愛くてカラフルで、やさしいタッチの絵にまず惹きつけられます。ゆきだるまたちも個性豊かで、心温まるお話です。
サンタさんの顔や、猫やうさぎなどの隠し絵があり、それを探すのが子どもたちの楽しみのひとつです。
だれも知らないサンタの秘密
作・絵:アラン・スノウ 訳:三辺 律子 出版社:あすなろ書房
サンタクロースはどこに住んでいる?
どんな生活をしている?
どうして太っちょなのに煙突に入れるの?
子どもがいい子にしてたかどうして分かるの…?
挿絵も内容もユーモアたっぷり。
サンタさんの秘密がたくさん暴露されます。
お子さんがサンタさんについて疑問を抱き始めるころに読んであげて欲しい絵本です。
クリスマスのおばけ
作・絵:せな けいこ 出版社:ポプラ社
ごちそうもプレゼントもたくさんで、幸せいっぱいの女の子。
ふと、おばけの子どもはどうかしら?と考えます。
おばけちゃんのために女の子が準備したクリスマス…どうなるのかな?
おばけの子どものことをたくさん考える女の子に、最後のおばけちゃんに、なんだか優しい気持ちになれてほっこりするお話です。
ねずみくんのクリスマス
作:なかえ よしを 絵:上野 紀子 出版社:ポプラ社
「クリスマスツリーをつくって ねみちゃんをおどろかせるんだ」
嬉しそうにモミの木を抱えたねずみくん。
でもつぎつぎ出てくるお友達はみんな、小さなクリスマスツリーをバカにして笑います。だけどあとで、それを反省することに…
この絵本はいつものモノクロではなく、少し色が入っているので、わが家の子どもたちは
ねずみくんシリーズの中でもこれが一番お気に入りです。
最後のしかけも楽しんでください。
ほっきょくのクリスマス
文:ジャネット・ローラー 絵:ピッパ・カーニック 訳:みた かよこ 出版社:大日本絵画
セイウチやトナカイ…動物たちはクリスマスの準備に大忙し。
お客さんのペンギンと一緒にお祝いしよう。
とっても可愛いとびだす絵本です。少し細かいしかけがあるので、紙を破るのが好きな年齢を過ぎてから読むのをオススメします。
おたすけこびとのクリスマス
文:なかがわ ちひろ 絵:コヨセ・ジュンジ 出版社: 徳間書店
クリスマスの夜。煙突のないおうちにはどうやってプレゼントを置いていくの?
たくさん人がいるのに、サンタさんはどうやってプレゼントを配るの?
サンタさんに頼まれたおたすけこびとは、働くくるまの列をつくって…
働くくるまがたくさん出てくるのでくるま好きの子はさらに楽しめることまちがいなし!!
子うさぎましろのお話
作:佐々木 たづ 絵:三好 碩也 出版社:ポプラ社
サンタクロースのおじいさんは、どうぶつのこどもたちに順番にプレゼントを配っていきます。
うさぎの子“ましろ”は、いちばん最初にもらったけど、中のお菓子をペロッと食べて、もっとプレゼントを欲しくなってしまい…
子どもってばればれのウソをつくこと、ありますよね。
そんなときどうしていますか?
サンタさんの反応と、ましろの行動に、きっとママもお子さんもいっしょに考えたいことが出てくるハズです。
クリスマスの ふしぎな はこ
作:長谷川 摂子 絵:斎藤 俊行 出版社:福音館書店
「僕がクリスマスの朝見つけた箱を開けると、サンタさんの姿が見えました。」
男の子が不思議な箱を見つけるところから始まるお話です。
箱の中を見るたびにお家に近づいてきているサンタさんに、一緒にワクワクしてしまいます。
サンタクロースと小人たち
作・絵:マウリ・クンナス 訳:稲垣 美晴 出版社:偕成社
サンタクロースと大勢の小人たちが、プレゼント作りをしながら生活する1年間が、可愛い挿絵と一緒に描かれています。
サンタさんについて持つ疑問に答えてくれているので、サンタさんって…と聞いてくる年頃の子どもと一緒に読むと夢がふくらみます。
クリスマスのまえのよる
作:クレメント・C・ムーア 絵:二ルート・プタピパット 訳:きたむら まさお 出版社:大日本絵画
イヴの夜に、みんなが寝静まったお家で男の子がみたものとは…。
黒と白の素敵なシルエットの切り絵の中に、赤・緑・金のクリスマスカラーが挿し色になっていて、親子で本の世界に引き込まれます。
最後のページ…特にオススメです。
サンタクロースってほんとにいるの?
作:てるおか いつこ 絵:杉浦 範茂 出版社:福音館書店
「サンタクロースってほんとうにいるの?」
本のタイトルにもなっているこの質問。親になると、いつ子どもからこの質問をされるのかドキドキしてしまいますよね…。
1ページごとの文章が短めなので、自分で字を読めるようになったお子さんがひとりで読むのにもオススメです。
まとめ
12月のクリスマス。
1年間のイベントの中で1位2位を争うくらい、楽しみにしている子どもが多いのではないでしょうか。
今回は、クリスマスに関連するいろいろな種類の絵本をご紹介しました。
お子さんだけでなく、ママやパパの気持ちも一緒に盛り上げてくれる一冊が見つかりますように。