出産は厄落としになるって本当?!厄払いに行かなくても大丈夫?

厄年というものがありますが、出産をすると、厄落としになるという話があります。
厄年は様々な災いが起きると言われているため、出産と厄年が重なってしまうと不安に思うこともありますよね。
厄年でも出産をする時は大丈夫なのでしょうか。
そこで今回は、厄年の出産で厄払いとなるのか、厄払いに行くべきかなど、詳しくご紹介していきます。
目次
厄年とは?
厄年は、主に前厄・翻訳・後厄と3年間に渡り続くものです。
厄年を迎えるメインの年が本厄です。
前厄は本厄の1年前で、後厄は本厄の1年後となります。
厄年は数え年です。
数え年はお腹に宿ったときからの年齢となるので、実際の年齢よりも1年多く数えることになりますね。
本厄とは
本厄は、最も災いが多いと言われている年です。
辛い出来事が身に起こってしまいます。
女性が本厄を迎える年齢は、数え年で4歳・13歳・19歳・33歳・37歳・67歳です。
33歳の本厄は、大厄といわれています。
人生の中で最も辛い出来事、災いが起こる年といわれています。
前厄と後厄を含めると、女性は30代をほぼ厄年として過ごしますね。
前厄
前厄は本厄の1年前ですね。
前厄は本厄に向け良くないことがおこったり、直接的な災いがもたらされてしまいます。
前厄の災いから本厄で追い込まれるのですね。
本厄にむけ、健康の見直しや調節、自分を取り巻く環境の整理等をしっかりと行なう必要があります。
後厄
後厄は本厄をすぎてからの1年間ですね。
後厄は災いなどは降り掛かって来ませんが、前厄と本厄の2年間辛い思いをしたと言うことでゆっくり休むべき年だといわれています。
その半面、後厄で大きな災いがもたらされることもあり、本厄を過ぎてからが本当の約どしだと言われることもあります。
厄年についてのいわれは様々で、どれが正しいと決めることはできません。
日本の風習として古くから伝わるものであり、必ず絶対に悪いことが起こると言うわけではありません。
出産と厄年の関係性とは?
出産をすることにより、厄年でも厄落としになると言われているのです、
ママとなる女性が厄年の場合、自分に災いがふりかかるだけではなく、親戚や周りにも災いが降りかかると言われています。
防ぐためにと厄年の出産を促されるということもありました、
しかし、厄年を意識しすぎてしまっていると、ストレスになってしまうこともあるので、あまり気にせず過ごした方がよいですね。
災いが降りかかると言われているので、健康には気をつけたいですね…。
災いが多い年齢?
厄年は、年齢的にも、災いが降りかかる年齢とも言われています。
しかし、厄年でも特別変わった事無く過ごすことができたという人もいます。
厄年に必ずしも悪いことが起こると言うわけではないものの、様々な転機が起こったりするため、家族をたい大切に思ったり、健康を改めて意識する必要がありますね。
厄年の出産には儀式が必要?
厄年の出産に対して、特定の儀式がおこなわれるという地域もあります。
厄年の捉え方については地域により異なりますが、厄年を本当に重く受け止めている地域も少なくありません。
そこで、そのような地域で行なわれている儀式についてご紹介します。
捨て子の儀式
厄年の出産の儀式に、【捨て子の儀式】というものがあります。
ネーミング的にはものすごく恐ろしい儀式のように感じますが、
実際の内容は、ママが厄年であり、厄を持って産まれてきた子供の今後の順調な成長を祈ると言う儀式です。
ママが出産したあと、産まれたばかりの赤ちゃんを、おくるみやクーファンなどに寝かせて、産神様の境内に置いて儀式が行なわれます。
その後赤ちゃんの方を振り向くこと無く自宅まで帰ります。
ママが境内をでたら、赤ちゃんを拾い上げます。
近所の人、親戚の人と相談し、決まっているひとがすぐに赤ちゃんは拾い上げます。
拾い上げた赤ちゃんを一晩自宅につれて帰りお世話をし、翌朝新しい晴れ着を着せた状態でママのもとへと返します。
このような儀式が行なわれている地域でも、近年は安全面を考慮し、儀式が行われることが少なくなってきている傾向もあります。
妊娠中の厄払いはどうすべき?
厄年に出産することが決まった妊婦さんは、厄払いを行なうべきなのでしょうか。
出産をすることにより、厄落としになるとも言われているため、わざわざ厄払いにいく必要はないと考える妊婦さんも少なくありません。
逆にしっかりと厄払いを行った上で無事に出産できるように祈るということもあります。
厄払いは気持ちの問題?
厄払いは気持ちの問題であるとも言われています。
厄払いに対する認識は人によってことなりますね。
出産のタイミングと重なるか否かという以前に、厄払い、厄年をどんなものだと捉えているかによりことなりますね。
厄年を気にしていないママは厄払いなども行かずに出産を待ちますし、厄年を強く意識していれば、厄払いへ行き、安心できる状態にします。
どちらが良いと決まっているものではありません。
不安が大きい場合や厄払いに出向いたほうがよいでしょう。
厄払いの方法にも違いが…?!
厄払いにでかけた際、神社でご祈祷してもらうという場合もありますし、お賽銭をいれ、神様に1年の無事を祈ると言う場合もあります。
出産が無事終わりますようにと祈るケースもありますね。
必ずしもご祈祷を受けなければいけないと言うわけではありません。
自分自身お賽銭を入れて祈ることで、自分が厄払いできていると思えばそれで十分です。
厄落としは本厄だけ?
厄落としができるのは、基本的に本厄のときだけです。
前厄と後厄は厄落としができないといわれています。
厄年への捉え方と出産
厄年の捉え方と出産についての向き合い方についてです。
厄年に振り回されてしまうと、ストレスとなってしまうため、妊娠にとってもよくありませんし、体調を崩してしまう原因となります。
厄年をあまりマイナスなものとして捉えないようにしたほうがよいですね。
厄年の捉え方は?
厄年には様々な災い降りかかると言われていますね。
病気になる、ケガをする、不幸が起こるなどが思われがちですが、他にもさまざまなものがあります。
ストレスを感じる生活の中で、厄年が重なっていると厄年のせいだと思ってしまうこともありますね。
誰かになにか言われた一言に傷つき厄年のせいだと思ってしまうこともあります。
誰しもに災いは起こりうるものであり、災いの捉え方によって異なりますね。
自分の中で嫌だと思ったことをどう捉えるかが大切ですね。
いやだと感じているのは自分の心であり、辛いことや苦しい時の捉え方で厄年の状態も変わりますね。
厄年との向き合い方は?
厄年との向き合い方としては、病気になったり体調が崩れたり、嫌な出来事が続いても、厄年のせいにしてしまうと、どんどんネガティブになってしまいます。
厄年は自身の転機が重なるタイミングなので、厄年のせいだからと言うだけではなく、普段から自分の体調や健康を気遣っていなかったということにな.ります。
厄年がくれたチャンスだと思い、受け止めて改善していくことが大切ですね。
出産による厄落としの捉え方
出産によおり厄落としができると言うことについては、出産を終えると、痛みへの不安などから開放され、なによりも赤ちゃんがとっても可愛く幸せな日々が始まりますね。
するとネガティブな気持ちが晴れやかになり、幸せを感じることができると言うことで、厄落としされたと解釈できるのではないでしょうか。
まとめ
厄年の出産はよくない、厄年の出産の場合は…などと言い伝えや風習もありますが、厄年への捉え方向き合い方、厄年と出産への向き合い方などは、人それぞれ異なります。
自分自身の捉え方でなんとでもなります。
あまり不安になりすぎず、厄年と言うことがストレスにならないように過ごすことが一番です。
厄年に振り回されることなく妊娠ライフ、出産、育児を楽しみたいですね!