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新生児のよだれが多い!気になる量とよだれへの上手な対処法!

赤ちゃんは生後数日ほどでよだれがきになるようになる子もいれば、産まれてから1,2ヶ月位ほど経ってからよだれがものすごく気になるようになる子もいます。

よだれが垂れてくる頻度や量は、赤ちゃんによって異なりますが、信じられないほどの量のよだれが出る赤ちゃんも少なくありません。

そこで、今回はママが気になるほどのよだれが多い赤ちゃんについて、よだれの原因や注意したいよだれの症状、よだれへの対処法などについて詳しくご紹介していきますね。

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よだれとは?なぜ出るの?!

よだれは、口の中に分泌している唾液を指しますね。

赤ちゃんはよだれを上手に飲み込むことができないため、口の外側に垂れてしまうのです。

唾液は年齢問わす口の中に分泌されますが、寝ているときの唾液は少なく、起きているときの唾液量は多くなる傾向があります。

また、寝ているときはよだれが自然に喉の方へと流れ落ちてくれるため、自然に飲み込むかたちとなります。

ところが赤ちゃんはよだれを自然に自力で飲み込むことが難しく、よだれがすべて垂れてしまうのですね。

唾液が出る仕組み

唾液が出る仕組みとしては、下顎の中いある三ヶ所の部分から分泌されています。

唾液の役割は様々なものがありますが、口の中で消化のために使われたり、体内の消化器官を補助してくれたり、口の中に辛いものなどの刺激物が入りこんだときに、刺激を弱めてくれたりという役割をはたします。

更に、唾液は食べ物により汚れてしまった口の中、歯に付いたよごれなども洗い流してくれる役割も果たし、口内を清潔に保ってくれているのです。

赤ちゃんのよだれが多いのは正常なの?!

赤ちゃんのよだれが多いのは全くもって問題ない症状です。

ところがある日を堺に、突然よだれの分泌量が多くなったと言う場合は注意が必要となります。

よだれの原因は上記のものだけではなく、他の何らかの原因が伴い分泌量が増えてしまっていることがあります。

うまれたあとすぐから唾液は分泌され始めます。

また、離乳食が始まる生後4ヶ月ころには、よだれの量が更に増え、消化を助けてくれます。

生後7ヶ月ころになると、乳歯が生え始めるため、更に唾液の量が多くなる傾向があります。

よだれの量や量の変化はその子その子で異なりますが、上手に飲み込めるようになってくると、自然と喉の方に流れていくため、口から溢れ出すことは少なくなってきますね。

赤ちゃんのよだれの原因は?

赤ちゃんのよだれの原因はいくつか挙げられます。

  • 体質により元々よだれの量が多い
  • 成長に合わせて唾液量が増える
  • 歯が生えてくる刺激によりよだれ量が増える
  • 口の中に炎症が起こり唾液が増える
  • 口呼吸が多く唾液が増える

などが挙げれます。

唾液量が一定なのにも関わらず、ある日突然によだれが増えたと言うような場合は、口の中をよく確認してみましょう。

口内炎、舌炎、扁桃腺の腫れなどが起こっている可能性が高いです。

また、口呼吸が増えた場合も、口の中を乾燥させないようにと、唾液の分泌量が増えます。

赤ちゃんの注意すべきよだれとは?!

では赤ちゃんの注意すべきよだれについてです。

臭いのあるよだれ

まず1つ目の注意したいよだれは、臭いのあるよだれですね。

少し臭いがきついなと感じたり、普段と異なる臭いのする唾液が見られた場合は注意が必要となります。

よだれが少なく、口内を清潔に保つことが難しくなり、細菌が増加し、口臭がきつくなるのですね。

こういった場合は、こまめに水分を摂取させてあげるとよいです。

体力が低下しているサインでもあります。

血が混ざるよだれ

血が混ざったよだれが見られる場合も注意が必要です。

口の中を 噛んだり、転んで傷がついたり、口内炎ができていたりすると、出血が起こり、よだれに血が混ざることがあります。

よだれに血が混ざると言う場合は、清潔なタオルやガーゼで優しく拭き取りましょう。

また、出血量が多いような場合は、化膿してしまわないように注意が必要です。

なかなか出血が止まらないという場合は病院への受診を強くおすすめします。

よだれの量が多くなる時期とは?!

生後4ヶ月ころになると、よだれの量が増えます。

おもちゃを口に入れるようになったり、離乳食がはじまったり、唾液は確実に量が増えますね。

また、歯が生え始めてくる生後7ヶ月ころから1歳までの間も更に唾液量が増えます。

大人の唾液量には及ばぬもののかなりの量です。

離乳食が当たり前になってくると、飲み込むということに慣れ、唾液も自然と一緒に上手に飲み込むことができるようになり、垂れることは少なくなります。

赤ちゃんのよだれが多いときに気をつけるべきことは?!

では赤ちゃんのよだれが多いときに気をつけるべきことは大きく2つです。

肌荒れと衛生面ですね。

肌荒れ

まずは肌荒れです。

子供のよだれにも、大人のよだれにも、肌荒れの原因となる消化酵素が含まれています。

塩分も含まれており、肌荒れの原因となります。

そのため、口の中から溢れ出してしまうと、口の周りの肌荒れが起こってしまいます。

よだれがでているような時は、優しくガーゼばどで拭き取ってあげるとよいですね。

ただし、神経質になりすぎると返って肌荒れの原因となるので、気になるときだけで大丈夫です。

また、拭き取るときは決してこすらずに優しくポンポンと拭いてあげるようにしましょう。

万が一、よだれにより肌荒れが起こり赤くなってしまっているようなときは、病院に受診することで症状にあった薬を処方してもらうことができますよ。

衛生面

衛生面にも注意したいですね。

予めよだれが垂れるとこりによだれかけをして服を汚さないようにしたり、シーツやまくらによだれがついたときは放置せずにこまめに洗濯し清潔を保つようにしましょう。

また、よだれが垂れている状態で、床やカーペットにうつ伏せになってしまったりすると、汚れがひどく付いてしまうので注意が必要です。

動物がいる家庭ではとくに毛などの処理を入念に行うようにしましょう。

赤ちゃんのよだれへの対策方法!

ではあかちゃんのよだれへの対策方法についてです。

スタイ

まずは代表的なスタイですね。

よだれ対策の必需品となります。

よだれが多い時期は1日に5枚くらい消費するということもあります。

多めに用意しておくとよいですね。

また、スタイに使用される素材は様々なものがありますが、理想は綿100%のものですね。

肌荒れを心配し、オーガニックのものもよいでしょう。

タオル生地のものも、吸水量が多く、肌触りもよいのでおすすめです。

よだれ量が多い場合は撥水加工されているものを使用するのもよいですね。

ワセリン・ベビーオイル

ワセリンやベビーオイルもおすすめです。

消化酵素などが含まれているよだれは、肌への刺激となり肌トラブルを起こす原因となります。

症状がひどい場合は、肌が切れてしまい出血するほどの肌荒れが起こることもあります。

そこで、ワセリンやベビーオイルなどを塗りかぶせてあげることで、肌を保護することができ、荒れの悪化を防ぐことができます。

バスタオル

バスタオルも役立つアイテムとなります。

布団やまくらがひどく汚れてしまい、何度も洗いなおすのは大変ですね。

しかし、放置してしまうと汚れがひどくなってしまいます。

そこで、バスタオルを敷いて眠ることで、バスタオルだけを交換すればよいので多少楽になりますね。

だっこ紐を使用する場合も、専用のよだれパットなどを使用した方がよいですね。

まとめ

あかちゃんのよだれ量が多いのは正常なことであり、特に大きな心配はいりません。

しかし、急激に唾液量が増えたり、嫌な臭いがしたり、血がまざっているような場合は注意してみてあげるようにしましょう。

またよだれへの対策を行いながら、できるだけママも楽によだれが多い時期をのりきりたいですね。

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