葉酸サプリに使われている葉酸の種類は?!種類によって効果が異なる?!安全性や選び方!

女性は妊娠前も妊娠中も授乳中も葉酸を積極的に摂取したほうがよいです。
しかし、食事だけで毎日必要な葉酸量を摂取するのは大変なので、そこで役立つのが葉酸サプリです。
厚生労働省でも妊娠中のママへの葉酸の摂取を推奨しています。
そんな中様々な種類の葉酸サプリが販売されていまう。
葉酸のサプリにも様々な商品がありますし、葉酸サプリに使用されている葉酸の種類も様々なものがあります。
おおまかに言うと、天然成分から作られている葉酸サプリと合成されて作られている葉酸サプリがあります。
それぞれにより得られる効果なども変わってきます。
そこで今回は葉酸の種類や葉酸の種類別の特徵や葉酸サプリの安全で効果的な選び方をご紹介していきますね。
目次
葉酸の種類
葉酸の種類としては、天然の原料のものもあれば、人工的な原料のものもあります。
大きく2つの種類に分けられますね、
葉酸の原料により、型やタイプが異なります。
どちらを摂取すべきかは自分で判断することとなります。
天然の原料が由来となる葉酸
天然の原料が葉酸サプリの原料となっているものは、生産する業者や販売する業者が限られます。
添加物をほぼ使用していないということが大きな特徵ですね。
天然成分の葉酸は、原料が野菜や体内に入れても問題の無い微生物となります。
ミドリムシが含まれていることが多いですね。
ミドリムシは別名ユーグレナと呼ばれているものです。
虫ではなく微生物です。
微細藻類に分類されているもので、安全性が高い微生物であり、体内の老廃物を排出してくれる効果があります。
ミドリムシは葉酸意外にも含まれていますが、ミネラルやアミノ酸、ビタミンなどの体に良い栄養素がたくさん含まれています。
他にもβカロテンMやビタミンKなどの妊娠中のママにとって必要なのに不足しやすい栄養素も豊富に含まれています。
ミドリムシが原料となっている葉酸は、天然の葉酸と同じく安心して摂取することができると判断できます。
人工的な原料が合成されている
人工的な原料が合成されている葉酸の場合、石油が使用されていることがあります。
野菜などが原料なのではなく、化学合成薬品などにより作られています。
また、野菜などから抽出した成分に酵母などを加えて使用している葉酸もあります。
葉酸とはいえ、身体に害をあたえる成分とそうではないものの2つがありますね。
葉酸の型により吸収が異なる?!
葉酸は天然成分が由来のものと人工的な成分が由来のものがありますね。
また、葉酸には型があり、それぞれによっても違いがあります。
プテロイルポリグルタミン酸
プテロイルポリグルタミン酸の葉酸の場合、天然由来の原料から作られている葉酸です。
全体の半分程度は身体に吸収されます。
プテロイルポリグルタミン酸型の場合、体内に取り入れたあとに、モノグルタミン酸型の葉酸に分解されるため半分くらいしか吸収できません。
分解されていく間に、胃酸などの働きにより半分程度は消失してしまうのですね。
プテロイルモノグルタミン酸
プテロイルモノグルタミン酸型の場合は吸収率が高く、全体の85%ほどが吸収されます。
葉酸サプリを選ぶときは、使用されている葉酸の型も確認する必要がありますね。
しかし、プテロイルモノグルタミン酸の場合、85%の葉酸が吸収されるものの、原料として石油が使用されているものであれば避けるべきですし、葉酸の型と原料をしっかりと確認する必要がありますね。
天然由来であり、プテロイルモノグルタミン酸がよいですね。
化学合成により作られた葉酸は危険?!
合成されている葉酸でも、原料が食品の場合は危険性はなく、身体への悪影響もないため安心して服用することができます。
しかし、化学薬品や石油などを活用し合成された葉酸の場合は、体内への悪影響が及ぶことがあります。
食べられる原料であれば大丈夫
原料を確認し食べられるものを使用している場合は安心して服用することができますね。
微生物のミドリムシや野菜などが原料の場合は安心です。
しかし、葉酸の成分を安定させるための添加物が使用されている場合、添加物が原因で身体に悪影響を及ぼしてしまうことがあるので注意が必要です。
食べられない原料のものは避けよう
石油や化学薬品などの食べられないものが使用されている葉酸サプリは避けましょう。
身体への悪影響は当然ながら懸念されます。
食べられない原料が含まれている葉酸サプリを摂取することで、赤ちゃんの喘息を引き起こすリスクを高めたり、妊娠中のママが体調不良に陥ってしまうこともあります。
食べられない化学成分について葉酸サプリの販売元も詳しくご紹介していないことが多いのです。
悪い成分が使用されているのに、気づかずに摂取を続けた場合、胎児へのリスクも大きいので選ぶときに要注意です。
無添加でも原料によく注目しよう
無添加と表示されていると安心して選んでしまいそうになりますね。
もちろん無添加であれば有害なものが含まれていない安心なものというイメージが強くなります。
しかし、一部の添加物は一定量を超えて居なければ含有量を記載しなくてもよいとされているものがあります。
そのため、無添加という表示で安心するのはよくありません。
無添加とという記載は安全性が高いとは言い切れません。
無添加と記載されていても、天然由来の成分が使用されているかしっかりと確認すべきですね。
植物由来の成分が添加物として使用されていることもあり、安全性が高いですね。
安全安心の葉酸サプリの選び方!
葉酸の摂取は継続的に摂取することが大切です。
毎日摂取する葉酸サプリなので、安心安全で更に身体への吸収率も良い効果的なサプリを選びたいですよね。
妊娠中に必要な栄養素が含まれているものを
葉酸は妊娠中に必要な栄養素ですが、妊娠中に必要な栄養素は葉酸だけではありませんね。
また、葉酸と一緒に摂取することで相乗効果を得られる栄養素もあります。
妊娠中に必要な栄養素がプラスされている葉酸サプリを選ぶことをおすすめします。
葉酸の吸収率を高めるビタミンCや、妊娠中のママに必要なビタミンB16やビタミンK、お腹の中の赤ちゃんのダウン症のリスクを下げる効果があると言われているイノシトールなどがプラス配合されている葉酸サプリがおすすめです。
一粒で摂取量がクリアできる
葉酸サプリごとに何粒でどのくらいの葉酸を摂取することができるかが違います。
一粒で妊娠中のママに1日分の葉酸を摂取できるものもあれば、2粒でできるものもあります。
何度も忘れずに飲むのも大変ですし、つわり中なども飲む回数が少ないほうがよいですよね。
できるだけ少ない量のサプリメントで一日分の葉酸摂取量をクリアすることができるものを選ぶようにしましょう。
美容成分
葉酸サプリの中には、美容成分がプラスされているものもあります。
妊娠中の肌は、とても敏感で肌トラブルが起こりやすい傾向があります。
そのため、綺麗な肌を妊娠中も産後も保つために、美容成分Gは含まれている葉酸がよいですね。
ヒアルロン酸やコラーゲン、ビタミンCなどの美容成分が含まれていると一石二鳥で手軽に肌の調子も整えることができますね。
残留農薬検査
葉酸サプリに使用されている原料が天然由来の場合でも、使用されている野菜の残留農薬検査がしっかりと行われているかどうかを確認することが大切です。
残留農薬の存在を忘れてしまうと、農薬の成分を摂取してしまいますね。
残留農薬検査が行われているか、またその結果について明らかにされているかを調べ確認しましょう。
まとめ
妊娠中のママ、妊活中のパパ・ママにとっても、葉酸サプリは強い味方となります。
食べ物で十分な量を摂取するのは大変なので、安全で安心の葉酸サプリを活用して、上手に葉酸を取り入れましょう。
葉酸サプリを購入するのがもったいないと感じる場合もあるでしょう。
しかし十分な葉酸を摂取するための新鮮な野菜などを必要量購入するのも食べるのも意外とかかりますし大変です。
安全性の高い葉酸サプリを上手に活用しましょう。