離乳食にズッキーニを!種や皮の処理方法やゆで時間コツをご紹介!

ズッキーニは赤ちゃんの離乳食中期から与えることができる食材です。
離乳食によくあう食材です。
下ごしらえの方法をよく知ることで、おいしい離乳食をつくることができます。
ズッキーニは、カボチャの一種で、初夏から夏にかけての暑い時期におすすめの食材です。
目次
ズッキーニは離乳食のいつから可能?
ズッキーニは離乳食中期から使用することができます。
加熱すると柔らかくなります。
しかし、アクが強いため、中期以降から与えることができます。
- 中期・・・すりおろして加熱。加熱して細かく刻む
- 後期・・・バナナくらいの固さまで加熱する。5mm程度の大きさにカットする
- 完了期・・・肉団子くらいに柔らかく加熱する。1㎝角にカットする
ズッキーニの下ごしらえのコツ
ズッキーニの下ごしらえについてです。
大人は皮を剥かずに食べことができます。
赤ちゃんが皮をむき、やわらかい実の部分だけを与えるとよいです。
ズッキーニを下ごしらえする方法
ズッキーニを離乳食で美味しく食べてもらうためには、しっかリと正しく下ごしらえすることが大切です。
皮をむき、柔らかい実の部分だけ与えることができます。
種も赤ちゃんにとっては食べにくい部分です。
きれいに取り除き与えましょう。
皮をむいてアク抜き
皮をむいてアク抜きしましょう。
- 半分にカットし、スプーンで種を取り除きます。
- 水にさらしてアクを抜いてから茹でます。
- 鍋で5分ほど茹でると柔らかくなる
- 中心部をスプーンですくうだけで、簡単に種を摂ることができます。
- 15分程度水につけるとアクがしっかりと抜けます。
電子レンジで加熱する方法
電子レンジを使用することで簡単に加熱することができます。
- スライスしたズッキーニを耐熱容器に入れます。
- ふんわりとラップして電子レンジで600wで2分加熱します。
離乳食に使うズッキーニを冷凍保存する方法
ズッキーニを冷凍保存する場合は、ズッキーニが冷蔵庫の中で乾燥する前に早く冷凍することが大切です。
そのまま冷凍する場合
生のまま冷凍する場合は、輪切りや半月切りにして冷凍するとよいです。
皮をむき、種をとり、アクを抜いて、5mm~1cmの厚さにカットします。
重ならないようにフリーザーバックに入れて冷凍します。
使うときは凍ったまま加熱すると美味しく食べることができます。
下ごしらえした後に冷凍保存する方法
下ごしらえまで終わらせてから冷凍保存するのもおすすめです。
柔らかく加熱したあと、時期に合わせた使いたい大きさにカットします。
製氷皿やフリーザーバックに入れて冷凍します。
再加熱してから使用します。
美味しいズッキーニの選び方
ズッキーニは鮮度が落ちると乾燥するため美味しくなくなってしまいます。
新鮮なズッキーニを選ぶことで、美味しい離乳食を作ることができます。
- 色が濃いもの
- 切り口がみずみずしいもの
- 大きさが均一になっているもの
- 表面に傷がないもの
- 表面につやがあるもの
- 大きくなりすぎていないもの
ズッキーニを使った離乳食レシピ
ズッキーニとりんごのリゾット
ズッキーニとりんごのリゾットは美味しく食べることができます。
材料
- ズッキーニ(5mm輪切り)
- りんご
- 粉ミルク
- 7倍がゆ
- 野菜スープ
- ほうれん草
作り方
- アク抜きしたズッキーニとりんごをすりおろし、小鍋にいえて、粉ミルクと七倍がゆと野菜スープをいれます。
- みじんぎりにしたほうれん草をのせてズッキーニとりんごのリゾットが完成。
ズッキーニのおやき
手づかみ期、かみかみ期におすすめです。
簡単に作ることができます。
材料
- ズッキーニ
- じゃがいも
- 片栗粉
作り方
- ズッキーニを柔らかく茹で、細かく刻みます。
- じゃがいもを加熱してマッシュします。
- 材料をまぜあわせます。
- フライパンで両面を焼いたら完成。
大人も一緒に美味しいズッキーニのラタトゥイユ
離乳食の完了期に近づいてきたら、ラタトゥイユもおすすめです
味付を加えることで、パパママも一緒に楽しむことができる美味しいお料理です。
材料
- ズッキーニ
- ナス
- 玉ねぎ
- パプリカ
- 人参
- かぼちゃ
- とまと缶
作り方
- ズッキーニとなすの皮を向いて水にさらします。
- 1cm角にカットします。
- その他の野菜も1cm角にカットします。
- 鍋にトマト缶と野菜を入れて中火にかけます。
- 蓋をして、弱火で野菜が柔らかくなるまで煮ます。
まとめ
ズッキーニはあまり日本では食べられていない野菜でした。
もちろん、離乳食にもあまり取り入れたレシピがないものでした。
しかし、比較的新しい野菜で加熱すると美味しくトロトロになるという特徴から、離乳食にも多く用いられるようになりました。
アクがあるため、水にさらしてしっかりとアクを抜くことがポイント。
離乳食中期以降から徐々に離乳食に加えていくとよいでしょう。
しかし、ウリ科の食物アレルギーがあるという場合、ズッキーニもウリ科であるため注意しましょう。