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子供の頭痛の原因とは?!考えられる原因や病気、頭痛の種類や特徵と対処法!

子供から「頭が痛い」と教えてくれるようになると、風邪かな?と思いますよね。

しかし、頭痛がただの風邪ではなく、その他の重大な病気の可能性もあります。

子供に頭痛が起こっているときに、考えられる原因や病気、種類やそれぞれへの対処法についてご紹介していきますね。

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子供の頭痛の種類とは?!

では子供の頭痛にはどのような種類があるのでしょうか。

一時性頭痛

まずは一時性頭痛となります。

他の病気が原因なのではなく。片頭痛や緊張型頭痛、群発頭痛などとなります。

子供の頭痛の約9割は一時性頭痛となります。

二次性頭痛

病気が原因で頭痛が起こります。

風邪やインフルエンザや蓄膿症、中耳炎などの感染症が挙げられます。

子供の頭痛の原因とは?!

子供に頭痛が起こるときの原因について挙げていきますね。

風邪や体調不良

急に始まる咳や鼻水とともに頭痛をうったえる場合は、風邪の場合が多いですね。

頭痛とともに発熱が伴う傾向があり、頭痛だけで熱がないという場合でも、その後熱が上がってくる可能性が考えられます。

風邪が原因の場合は、食事をしっかりととり、睡眠を十分により休息をとることで、自然に回復することがあります。

しかし、熱が3日異常続いたり、食事や水分を十分に摂取できないというような場合は注意が必要です。

黄色い鼻水や痰などが見られる場合、熱が続く、食事や水分が十分にとれない場合は、一度病院を受診し医師に相談することをおすすめします。

片頭痛

風邪以外の原因で頭痛が起こっているという場合、片頭痛の場合があります

5歳前後になると片頭痛がよく起こりやすくなります。

大人の片頭痛と子供の片頭痛は少し違います。

片頭痛両親のどちらかが持っていると子供の体質として遺伝します。

目の焦点が合わなかったり、キラキラして見えたり、目の症状や感覚の変化が感じられます。

また、子供の片頭痛の場合、頭の両側に痛みが感じることもあり、1時間ほど痛みが継続することもあります。

ズキンズキンとしてたい痛みがつづき、吐き気を催したり、嘔吐してしまうこともあります。

緊張型頭痛

緊張型頭痛の場合、頭を締め付けられているような痛みが30分ほど続きます。

長い場合は7日ほど続くこともあります。

ヘルメットをかぶったような痛さを感じます。

肩こり、めまい、ふらつき、全身のだるさ、かたこりなどが起こることもあります。

身体を動かすことにより緩和します。

同じ体勢でしばらく過ごしてしまうことで、身体にストレスが及んだり、トラブルが起こり精神的なストレスを強く受けると片頭痛が起こりやすくなります。

視力低下

遠視や近視、視力障害により頭痛が起こることもあります。

また、目が疲れやすいと、頭痛を感じやすく、頭痛を感じやすいということは目の異常の可能性があるので、一度眼科での検査をうけてみるのもよいです。

中耳炎

中耳炎の場合は耳の痛みと発熱が見られる場合が多いのですが、ときに頭痛を感じることもあります。

頭痛だけが症状として起こるということはないので、他の症状とあわせて頭痛が起きている場合、原因は中耳炎ですね。

喉から耳にかけての耳管が短く水平になっているので、バイキンが耳に入りやすい状態なので中耳炎になりやすくなります。

抗生物質を内服する場合もあります。

しかし、ウイルスが原因で中耳炎になっている場合は抗生物質は効果を示しません。

痛み止めを服用し治るまで待ちます。

副鼻腔炎

副鼻腔炎が原因で頭痛が起こることもあります。

副鼻腔というおでこやほほのあたりの骨で囲われている空洞の部分に鼻水がたまりすぎると起こります。

前頭部、後頭部、こめかみ、目の周りなどに痛みを感じ、押すとより痛みを感じます。

鼻の周囲が重く感じることも特徵の一つです。

副鼻腔炎は慢性化しいていると、長引きます。

慢性化しないためにも、副鼻腔炎が疑われる場合は小児科または耳鼻科を受診し薬の服用など必要な治療をうけましょう。

吐き気を伴う頭痛の場合は…?

吐き気を伴う頭痛の場合は以下の原因が考えられます。

自家中毒

まずは自家中毒です、

吐き気を伴う頭痛が起こります。

周期性嘔吐症、アセトン血性嘔吐症などと呼ばれることもあります。

2歳から10歳までの間の子供に多く見られるものとなります。

普通どおりに元気に遊んでいたのにも関わらず、急に顔面蒼白になり何度も吐いてしまうことがあります。

血液中や尿中にあるアセトン体という物質が増えすぎることで起こる中毒症状です。

アセトン体が増加し自家中毒が起こってしまう原因は、感染、過労、ストレスなどが挙げられます。

症状が軽い場合は脱水症状とならないように、イオン飲料やスポーツドリンクなどを少量ずつこまめに飲ませるようにしましょう。

髄膜炎

髄膜炎が原因で吐き気を伴う頭痛が起こることがあります。

また他にも発熱と頭痛、錯乱などの症状が見られる場合もあります。

年長児くらいの時期から起こることが多い病気ですが、新生児、乳児に起こることもあります。

頭痛とともに食事がすすまない、嘔吐がある、錯乱している、首を動かすと痛がる、発熱などの症状が見られる場合は髄膜炎を疑う必要がありますね。

血流への細菌感染により、産道で細菌に感染してしまったという例もあります。

最悪の場合は死に至ってしまうこともあるので、、疑われる場合は一度病院にはやめにつれていくことを強くおすすめします。

その他の病気

その他脳炎や脳症などの場合、頭痛や発熱、痙攣を伴います。

ウイルスや細菌が脳の髄膜と呼ばれている部分や脳そのものに炎症を引き起こすものなので、早急に病院に受診する必要があります。

脳症や脳炎の場合は、髄膜炎よりも重症化しやすいため、意識障害や身体の一部に麻痺が残ってしまうこともあります。

治癒したとしても、後遺症が残ってしまうことがあるのですね。

子供の頭痛への対処法!

子供の頭痛への対処法についてです。

子供が頭痛を訴えるときに行ってみてください。

質問攻めしない

まずは子供に対して質問攻めしないようにしましょう。

頭が痛いと訴えているときに、どのように痛いのか、どこが痛いのか、どのくらい痛いのかなどを聞いてしまいたくなりますが、質問攻めしてしまうと、より子供は混乱してしまいます。

まずは頭が痛いということをなによりも受け止めてあげましょう。

温める

頭痛の原因が緊張型頭痛だと判断できたら、蒸しタオルなどを使用して、痛いという場所を温めるようにしましょう。

また、十分に睡眠を取らせ、規則正しく生活をしましょう。

患部を冷やす

頭痛の原因が偏頭痛の場合は、静かで暗い部屋で休ませながら、患部を冷やしましょう。

大人の片頭痛よりは軽いものの、片頭痛が起こらないようにするために、片頭痛の原因となる生活リズムの乱れやストレス、睡眠不足などを改善していくことが大切です。

光や音により片頭痛が促される場合もあるので、ゲームやテレビの使用を控えたりするのも、片頭痛を予防するためには大切ですね。

ストレス発散

ストレスを発散させてあげることも頭痛の改善、頭痛の予防になります。

ストレスの原因となるものを根本的に取り除いてあげることも大切ですね。

生活習慣

病気が原因なのではなく、不規則な生活習慣が原因となり頭痛が起こっていると言うこともあります。

近年は携帯ゲームやパソコン、スマホなどを長時間使用することで頭痛が起こることもあります。

また外で遊ぶことが減り、運動不足により肩や首の血行が悪くなってしまっていることで、頭痛が起こることもあります。

ゲームなどを控え、外で遊んだり、生活習慣を見直すことが大切ですね。

痛みが強い場合は…

頭の痛みが強い場合は、早めに病院へと受診し、薬などを処方してもらうことも場合によっては必要ですね。

頭痛によっては早急に病院へ!目安は?!

二次性頭痛が原因の頭痛が起こっている場合、風邪により引き起きているのであれば過度に心配せずに休息をとることを優先しましょう。

しかし、脳炎や脳出血などなどの命に関わる病気もあるので、以下のような症状が見られた場合は、早急に病院へいくべきです。

目安にしてみてください。

  • 意識朦朧
  • 痙攣
  • ひきつけ
  • 何度も繰り返す嘔吐
  • 頭を強くぶつけたあとに頭痛が起きている
  • ぐったりしている

まとめ

子供の頭痛は風邪などの場合もありますが、早く気づかないと命に関わるような重大な病気が原因で痛む場合もあります。

子供の異変に早急に気づくためにも、普段からコミュニケーションをとったり、子供の様子を観察することが大切ですね。

頭痛を訴えているときは、まずは痛いことを受け止め、症状や様子により病院への受診が必要か否かを判断し対処しましょう!

受診すべきか否か悩ましい時は♯8000に電話をして相談してみるのもよいですね。

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