妊娠8週目の胎児の様子は?!大きさや過ごし方や注意点!もし出血したら?!

妊娠8週目は妊娠3ヶ月の第一週となりますね。
この時期はつわりのピークとなることが多い傾向がありますね。
胃が常にムカムカしてしまい気持ちがわるかったり、頭痛や眠気に苛まれ、ものすごく疲れ切ってしまうこともあります。
つわりが辛い時期ですが、お腹の中では胎児がすくすくと育ってきています。
そこで妊娠8週目の赤ちゃんの様子や大きさ、8週目の過ごし方、注意点についてご紹介していきます。
また、出血してしまった場合の危険性や対処法についてもお送りします。
目次
妊娠8週目のママの状態
妊娠5,6週目頃からつわりが始まりますね。
その後、妊娠8週目頃に差し掛かると、つわりがピークに差し掛かります。
妊娠11週目くらいまでは続くでしょう。
ママの状態としてはつわりが辛い時期であることが多いです。
妊娠8週目の体の外見の様子は、周囲にはまだ妊娠を気づかれないくらいの変化です。
さほどお腹が出たりということはなく、つわりが辛くてもあまり周囲の人に気づかれにく時期です。
妊娠8週目のお腹の大きさ
妊娠8週目のママのお腹の大きさは、あまり大きな変化がありません。
胸が少しだけ大きくなったり、お腹まわりが少しだけふっくらしたりというくらいの変化となります。
そのため、下着や洋服がぴったりだったり、かなりタイトなものだと、きつくなってくる頃です。
無理に今までどおりの服を着ようとして、体を締め付けてしまうことで、つわりが悪化してしまいやすくなります。
吐き気を感じたり、臭いに敏感になったり、食べ物の好みが変わったり、ひどい眠気に襲われるとよいうようなことがあります。
ホルモンのバランスも変わるため、便秘や下痢が起こりやすくなったり、頻尿などの症状が起こることもあります。
この時期は緩く締めつけ感のない服装がおすすめです。
妊娠8週目の胎児の様子は?大きさは?
妊娠8週目の胎児の状態としては、成長必要な器官が成熟する時期となります。
手足や顔の期間が整い始めます。
脳や筋肉や神経系の発達が進みます。
人間の体に必要な構造が成り立つ時期であるため、この頃までは胎芽と呼ばれているものの、胎児と呼ばれるようになりますよ。
胎嚢は約3cmくらいに成長します。
胎盤も機能スタートとなります。
すると赤ちゃんはママから本格的に栄養を胎盤を通じ栄養を受け取るようになります。
エコー写真で胎児の様子を見ると、豆粒のような状態にしか見えません。
しかし、実際に腕や足が伸びてきています。
顔になる部分には鼻や耳ができてきています。
まぶたのパーツもできてきます、妊娠8週目頃には歯や唇もできてきます。
まだまだ小さいので子宮の壁に胎児が触れることは無いため、胎動を感じることはまだ感じられませんね。
妊娠8週目に出血が?流産?危険性は…。
妊娠12週目までに起こる流産は早期流産と言われています。
早期流産の原因は、ほとんどの場合は胎児側にあり防ぐことはできないと考えられています。
妊娠7週目頃には胎嚢と心拍が確認できるため、早期流産が起こる可能性は低くなります。
しかし、妊娠12週目をすぎるまでは油断はできませんね。
妊娠8週目に出血してしまった場合は、流産の可能性も考えられます。
早めに対処する必要がありますね。
また、流産が発生する危険性のある切迫流産という状態の場合も、出血が起きてしまっていることもあります。
切迫流産である場合は、適切な処置を病院で受け、安静にすることで流産を防ぎ妊娠を継続できる可能性が十分にあるのです。
出血した際は早めの処置、対処が必要となるので、病院へ相談しましょう。
わずかな出血の場合は様子を見てもよいのですが、生理の時くらいの出血や出血と共に腹痛が起こっているというような場合は、早急にかかりつけの産婦人科に電話などで相談し、必要があれば受診するとよいです。
心拍が確認できなかったら流産?!
心拍の確認は妊娠5週目ころにはできるようになります。
ところが妊娠8週目頃になっても心拍が確認できなという場合、ものすごく不安になりますよね。
流産しているのではないかと心配になります。
しかし、妊娠8週目頃になっても心拍が確認できないということはあります。
心拍の確認ができた時期が遅かったという場合でも、元気に生まれ、元気に育つ赤ちゃんはたくさんいます。
妊娠8週目は静脈瘤対策を!
妊娠中、静脈瘤というものに気をつける必要があります。
ふくらはぎや太もも、膝の裏の血管の一部に、コブのように膨らむものができ、それを静脈瘤と呼びます。
妊娠中に経験する人が少くないので注意は必要です。
妊娠すると体内の血液量が増えます。
また、体重の増加により足の血管に圧力がかかります。
更に妊娠中にプロゲステロンというホルモンが分泌され、血管の弁の動きを弱めます。
すると下半身に血液が溜まりやすくなってしまうので、静脈瘤ができやすくなってしまうのです。
長時間立ちっぱなし、座っている時に足を組んでいると静脈瘤ができやすくなります。
妊娠8週目に静脈瘤ができることは少ないものの、普段から姿勢などに気をつけて防ぎましょう。
適度な運動や入浴により血流をよくしておくと静脈瘤は防ぐことができるので血流を良くするように努めます。
妊娠8週目で流産してしまった場合はどうなる?
妊娠8週目で万が一流産してしまった場合はどうなるのでしょう。
処置方法
妊娠8週目で流産してしまった場合、心拍を確認することができない、赤ちゃんを子宮内で包んでいる胎嚢しか見えない、枯死卵という状態であると判断された場合、流産に対する処置が必要となります。
処置方法は流産の進み具合によって異なります。
完全に胎芽を含む子宮内容物が排出されている場合、完全流産となります。
完全流産の場合、特に処置は必要ありません。
子宮が自然に収縮指定気、妊娠前の状態に子宮が戻るまで待つということになります。
子宮の内容物が子宮に残ったままの状態であるという場合、不完全流産、稽留流産となります。
子宮内容物除去術という手術により処置が行われ、器具を使用し、内容物をかきだす掻把法という処置と吸い出す吸引法が併用されおこなわれます。
医師によって、患者の要望によっては、子宮内容物除去術が行わずに、待機療法がとられる場合もあります。
流産後の妊活は?
流産後の妊活は、体も心も一度ゆっくりと落ち着かせ、安静に過ごし休んでからのほうがよいですね。
気持ちが落ち着いてからにしましょう。
流産後は、3週間から6週間ほどで生理が再開します。
1,2回は生理を見送ってから妊活をと進める医師が多いですね。
焦らずに、生理が再開し、妊娠にむけ体の状態がととのってからにしましょう。
妊娠8週目の感染症に注意しよう!!
妊娠中は赤ちゃんを守るためにと、ママの免疫力が低下しがちです。
免疫力が低下していると、細菌やウイルスに感染してしまいやすくなるのです。
中でもトキソプラズマに感染してしまった場合、胎盤、血液を通し、胎児も感染してしまいます。
感染してしまった場合、胎児に何らかの障害をもたらしてしまう危険性もあるのです。
胎児に悪影響を及ぼさなくても、治療に時間がかかり治りが悪いので感染症にかからないように予防することが大切ですね。
毎日の手洗いうがいを徹底しましょう。
また体調の異変に気づいたら、早めの治療がおすすめです。早めに医師に相談し、重症化を防ぐようにしましょう。
妊娠している事を伝え、妊娠中でも服用できる薬を処方してもらうとよいです。
まとめ
妊娠8週目はママもつわりのピークとなり、心身ともに疲れてしまいがちです。
しかし、赤ちゃんは順調に成長しています。
赤ちゃんの成長のために十分な栄養を摂取しなければと思っても、なかなか思うように食事がとれないこともありますね。
この時期は無理に食事をとらなくても、赤ちゃんへの栄養は細胞からしっかりと送り込まれているので、無理に食べなくても、食べられなくても大丈夫ですよ。
安心してリラックスしてゆっくりと過ごすようにしましょう。
また、出血があったり、つわりがひどく水分も摂取できないというような場合は、早めに医師や助産師に相談してみてくださいね♪