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子供の頭から汗の量がすごい?!ただの汗っかき?病気?原因や対処法!

子供は大人と比べものすごく汗っかきですよね。

寝ているときでも遊んでいるときでも、髪の毛がビチョビチョになってしまうほど汗をかきます。

あまりにも汗をかきすぎると心配になってしまうこともあります。

子供は新陳代謝がよく、汗をよくかくのですが、異常な量の頭からの汗にはどのような原因が隠されているのでしょうか、正常なのでしょうか。

そこで今回は子供の頭からの汗について、原因や中には病気が潜んでいる場合もあるのでご紹介していきますね。

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子供の頭から汗が異常!よく汗をかくのはなぜ?!

子供は頭によく汗をかきます。

これは異常な様子ではありません。

普通です。

大人と子供の汗線の数は同じく、子供が頭によく汗をかくのは、汗腺が未熟だからです。

特に手足の汗腺の発達は十分ではありません。

ところが汗をかかなければ、体温調節を上手にすることができないため、体調を崩してしまう原因となります。

頭には脳がある大切な部分であるため、未熟な子供でも頭を守るために頭の汗腺はある程度発達しています。

そのため、その他の汗腺は未熟で汗を上手にかけないことがありますが、頭部の汗腺はある程度発達してるため、上手に汗をかくことができているのですね。

他の部分よりも汗をかくのが上手なので、頭に汗が集中してしまうのです。

また大人に比べて子供の場合は体表面積がちいさいですね。

そのため、小さな面積あたりの汗腺の量が大人に比べ密集しています。

そのため汗をよくかいているように見えるのですね。

体が大きく成長してくると、汗腺も適度な範囲に分布しますし、手や足の汗腺も発達するため、頭の汗が目立たなくなってきます。

大量の汗には病気の可能性が…?!

子供が大量に汗をかく場合、病気が潜んでいる可能性があります。

多汗症

暑い日や運動をしているときに汗をかくのは普通のことですね。

しかし、多汗症の場合、温度などは関係なく、汗をたくさんかいてしまいます。

特に手や足に多汗症の症状がおこることが多い傾向があります。

多汗症は環境の変化などによりストレスを感じる事により起こります。

子供はまだまだ様々な面で未熟であり、自分が感じているストレスを上手に発散するのも上手ではありません。

のびのびと過ごし生活できていると大人は感じていても、子供は子供なりに集団生活の中などでストレスを感じいています。

想像異常にストレスを受けている可能性があり、その影響で多汗症が起きている可能性がありますね。

ストレスを感じるものを取り除いたり、ストレスを上手に発散させてあげることができると、多汗症が改善することがあります。

なかなか治らない場合は、皮膚科又は小児科、精神科の医師に相談してみるとよいです。

甲状腺機能亢進症

甲状腺から大量にホルモンが分泌してしまう病気となります。

甲状腺のホルモンは体内の代謝を上げる働きがあるため、ホルモンを大量に分泌されてれば、運動した後のように汗をかくことができるようになります。

異常なまでの汗以外に、動悸や息切れ、まぶたの腫れ、指先の震え、急激な体重の増減などの症状が見られる場合は、甲状腺機能亢進症の可能性があります。

まずは心配な場合は小児科に受診し相談しましょう。

糖尿病

糖尿病になると、インスリンとホルモンがうまく機能してくれません。

インスリンがうまく機能しないと、糖分を栄養として体に取り込むことができなくなってしまいます。

取り込めない糖分は血中にあふれてしまい、末梢神経にダメージを与えます。

抹消神経へのダメージにより、発汗を司る自律神経にもダメージを与えてしまうため、異常な発汗がおこるので注意が必要となります。

糖尿病の場合は、その他に急激な体重の増加や喉の異常な乾き、手足のしびれ、尿量の増加、倦怠感などがあります。

大人の病気と思われがちな糖尿病ですが、生活習慣からおこる糖尿病とは別に1型糖尿病というものがあります。

自己免疫反応によりインスリンを作り出す能力が極度に落ちてしまうため、糖尿病となる場合があります。

1型糖尿病の場合、幼児期と10~13歳頃になると診断されるケースが多い傾向があります。

自律神経の疾患

自律神経は交感神経と副交感神経があります。

全身の器官運動を支える重要な神経となります。

発汗を司るのは交感神経です。

なにかしらの原因により自律神経が乱れてしまうと、交感神経が過剰に優位となり、すると異常な汗をかきます。

子供の頭からの汗への対処法!

子供が頭から汗をよくかく場合、その他の症状が見られなければ、特に問題はなくあせっかきなだけです。

むしろ体にとって決して悪いことではなく、体温を調節するために汗をかいているため、無理に汗を止めようとするほうが悪影響を及ぼします。

無理に頭汗をとめてしまうと熱中症などになる可能性も高まります。

子供の大量の頭からの汗は、とめるのではなく、汗をかいたときのために準備をしておくことが大切です。

こまめに拭く

こまめに汗を拭いてあげるようにしましょう。

頭汗をひどくかいたときは、濡れたタオルで拭いてさっぱりとさせてあげます。

その後、乾いたタオルでふきとることで、より気持ちがよくさっぱりとします。

外出するときも濡れたタオルと乾いているタオルを持っておくとよいですね。

室内環境を涼しく

室内環境をすこし涼しくしてあげましょう。

しかしポイントは少しです。

涼しくしすぎてしまうと、濡れた頭が冷えてしまい、体調を崩してしまう原因となります。

クーラー病になってしまうこともあり、自律神経が乱れてしまい、体のあらゆるところに不調をきたします。

扇風機などを活用し、冷やしすぎない程度に涼しくしましょう。

帽子の中にタオル

帽子をかぶって外出する際、帽子の中にタオルを仕込んでおくとよいです。

タオルをかぶせた上に帽子をかぶせます。

帽子をかぶっていると中が暑くなり、より汗をかきやすくなります。

替えのタオルも何枚が準備しておきましょう。

うちわや扇子

外出時はうちわや扇子、携帯式小型扇風機などを持っておくとよいです。

汗がびっしょりかいたときは、一度うちわなどを活用し、送風してあげるとよいでです。

自分で持たせて小型扇風機で涼しくなってもらうのよいですね。

シャワーをあびる

頭だけでもシャワーをあびさせるとよいです。

洗面台で頭だけを先に洗ってしまうというのもよいですね。

ササッと洗ってあげるだけですっきりとしますし、嫌なニオイ対策にもなります。

女の子は髪の毛を短めに

女の子の場合は、髪の毛を短めにするとよいです。

もちろん子供自身の意志もあるので、無理に短くする必要はありませんが、子供のうちはよく汗をかくので短いと楽ですね。

夏の間だけでも短めにすると風通しがよくなりムレを防ぐことができます。

子供が寝ているときの頭からの汗が多い場合は…

ふだんはさほど汗をかかないのに、寝ているときだけ頭から汗を異常にかくという場合もあります。

頭汗をそのままにしてしまうと、風邪をひく原因などになります。

気持ちよく心地よく眠ることができて、なおかつ風邪予防にもなる方法をご紹介します。

アイスノンの使用

アイスノンをタオルで2,3重くらいに巻き、頭のあたりに添えて挙げましょう。

すると頭の下に引くだけで、気持ちよくムレも防いで眠ることができます。

冷えすぎには注意しましょう。

寝ござ

布団の布団だと汗を大量にかいてしまうという場合、寝ござの使用もおすすめです。

適度にひんやりとするため子供が気持ちよく眠ることができます。

吸水マット

吸水マット、速乾性の高いマットを敷くようにしましょう。

タオルでは感じることができない心地よい冷感を感じることができます。

吸水速乾だと、汗をかいてもびちょびちょしません。

枕に取り付けられるものや折りたたんだタオルに包んで使用するとよいですね。

まとめ

子供の大量の汗が気になる場合、殆どの場合は普通のことです。

しかし、場合によって、他の症状が見られる場合などは、なにかしらの病気が原因で汗を異常にかいてしまっていることがあります。

気になる場合は一度小児科に受診し相談してみるとよいでしょう。

子供の汗の多くは成長とともに落ち着きます。

あまりにも神経質になる必要はありません。

病気が隠れている場合、早急に対処してあげるためにも、早めに受診したいですね。

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