子連れで病院に行ったママが笑顔で帰ってくるには?

子育て中のママが体調を崩すと本当に大変ですよね。
寝ていたいけど寝ていられないません。
「市販薬を飲んだけど効かない…」「怪我をしてしまった…。」「コンタクトが無くなって眼科に行きたい..。」など病院に行きたくなる時はあります。
子供がいるから受診は避けたいものの、病院を受診しなければ大変な事になりそうなことってありますよね。
しかし、「旦那さんは仕事が休めない」「祖父母も仕事、または遠方で預けられない」「一時保育は急には利用できない」「土日は病院が休み」などの理由で、子供がいるから病院へは行けないと悩んでしまいます。
私も以前までは病院へなかなか行けませんでした。
今では旦那の仕事の都合がつくようになったり、病院へ行ってから仕事をすると伝えると、保育所の先生が快くOKしてくれたりと行けるようになりましたが、今までは体調を崩すと何とか我慢するしかなく最悪でした…。
では、子育て中のママは病院へ行けないのでしょうか?
いいえ、行けます!
子連れで病院を受診するときの病院の選び方や、子供が静かに待っていられるための方法をご紹介します。
目次
子連れで受診可能な病院を探すときに聞いておくべきこと!
まずは、受診する前に受診しようと思っている病院へ電話で問い合わせてみましょう。
子供を連れて病院を受診しても良いかを聞きます。
受診したい病院が子連れ可能であれば良いのですが、内科で感染症の恐れがあるため小さい子供は断られたり、皮膚科で移る可能性があるからと断られてしまうことがあります。
病院に着いてから断られてしまうと、また次の病院へ・・・と体力を消耗してしまいますので初めに確認しておきましょう。
病院にベビーカーで入ることができるか
受診OKである場合は、ベビーカーで入ることが出来るかを確認しておきましょう。
ベビーカーが入らない病院、土足禁止であるためベビーカーで入ることが出来ない病院という場合もあります。
ベビーカーを持っていくと便利ですが、確認してから持っていきましょう。
病院での待ち時間に外出可能か
病院での待ち時間が長い場合があります。
長時間病院で待っていると、子供がぐずったり、ミルクの時間が来てしまうこともあります。
車で待機したり、外を歩いて気分転換させてあげることが出来るかという点で、外出可能か否かを確認しておくと良いです。
待ち時間が少ない曜日や時間帯があるか
出来るだけ待ち時間が少ない方が楽ですね。
病院によって、この日のこの時間なら比較的混まずに、待ち時間がほとんどなく診察が受けられる場合があります。
緊急である場合は不可能ですが、もし緊急ではない場合は、混まない曜日の混まない時間帯に予約を入れてもらったり、その時間帯を狙って受診すると良いですね。
子連れであることが前提の病院を選ぶ
病院を選ぶ際、初めから子連れ前提で考えてくれている病院を選ぶと良いです。
子供の声が苦手で、子供が来ない病院を選んで受診している方もいます。
調子が悪い時に、子供の泣き声や笑い声は余計に不快に感じてしまいます。
ママも気を使ってしまいますし、「うるさいな」と言われたり、冷ややかな視線などを向けられてしまうと、精神的ショックを受けます。
そのため、最初から子連れがくることが前提である病院へ行くと少し気が楽ですよ。
例えば、「子供が遊んでいられるキッズスペースが用意されている」「子供も患者として通っている」というような病院を選ぶことをおすすめします。
ファミリークリニックと言ったように幅広い年齢の患者が受診する病院が良いでしょう。
しかし、幅広い年齢の患者が受診するということは、かなり混みやすいので予約は忘れずにしましょうね。
病院で子供を静かに待たせるには?
赤ちゃんの場合、「静かにしてね。」と言ってもまだ泣くことを我慢することはできません。
しかし、3歳くらいになると、ママの話を聞いて従うことが出来るようになっていきます。
ところが、「静かに待とうね。」と事前に伝えたのに静かに待たないということは良くあることです。
では、子供が静かに病院で待ってられるようにするためにはどうすべきでしょうか。
病院は静かに待つ場所であることをしつこく何度も伝える!
子供には事前に「病院は静かに待つところだよ。」と伝えていたとしても、いざ病院に入るとうるさいということがあります。
何度言っても「静かにならない」「うるさくする」場合でもママは諦めてはいけません。
自分も具合が悪く、本当に疲れてしまうかもしれませんが、病院でうるさいのに注意しないのは良くありません。
周囲の人から見てもかなり不快になってしまいます。
しつこく何度も注意しましょう!
ママが注意しなくなってしまうと、「静かにしなくても良い場所なんだ、これくらいうるさくしても良いんだ!」と、子供が勘違いしてしまうのです。
「病院は静かにすべき場所であり、このくらいの声までなら良い、これくらいの遊びなら良い」ということをママがしっかり教えてあげましょう。
「大きな声で話さない」、「走らない」ということを何度も教えてあげることが大切です。
病院は病気の人が来るところであることをしつこく何度も伝える!
子供に「病院は病気の人が来るところである」ということをしっかりと教えることも大切です。
「ここに来ている人は具合が悪くて、苦しくて来ているんだよ。」「元気が出ないんだよ。」などと、他の人を気遣うことを教えましょう。
これに関しても、一回では理解できず、すぐにうるさくなってしまうかもしれませんが、根気よくしつこく何回も教えてあげましょう。
子連れで病院に行くときの持ち物は?
病院の待ち時間を静かに待つためには、ママの準備もカギとなります。
子どもが夢中になって遊ぶことで静かに待てるものを用意しておきましょう。
自分の子が夢中になるものは、年齢や気分によっても変わるので、普段から見つけておきましょう!
電車好きなら電車の図鑑や絵本、電車シールを持っていけばOKですね。
シール・台紙
シール遊びは静かに遊べて、持っていくのも軽くて楽で、場所も取らずに遊べるのでおすすめです。
シールとシールbookは100円ショップでも販売されています。
家から持ってくるのを忘れても、100円ショップに寄れれば買えるので便利です。
シールを1つ剥がすのにも集中し、時間がかかりますし、どこに貼ろうか悩んだり、結構長い時間楽しんでくれるアイテムとなります。
絵本
病院内にキッズスペースがある場合は、絵本もおいてある可能性が高いのですが、お気に入りの絵本や我が子が好きそうな絵本を持っていくと良いです。
病院の絵本と混ざってしまわないように名前を書いて持っていくと良いですね。
ハンカチ
赤ちゃんは、ハンカチを持たせてみると落ち着くことがあります。
また、子供にはハンカチを折ってバナナを作ってあげたり、小物入れのようなものを作ったり、手の上にかぶせて遊んだり、様々な使い方が出来ます。
事前にハンカチ遊びのやり方を勉強しておくとよいでしょう。
ハンカチは手を拭くようと遊ぶようの2枚持っておくと便利ですよ。
ベビーカー
ベビーカーが持参可能である病院の場合、ベビーカーは持っていくべきです!
抱っこ紐だけだと、ママの診察の時に困ります。
看護師さんが抱っこしてくれているというケースもありますが、その時に看護師さんの手が空いているとは限りません。
人手が足りない病院かもしれません。
自分が診察してもらうときはベビーカーに乗せておくと良いです。
また、待ち時間で寝たときもベビーカーに寝かせておくことが出来るので便利ですよ。
まとめ
子供とママだけの空間で、ママが無理をして倒れてしまったらそれこそ一大事です。
我慢しすぎて症状が悪化してしまい、入院となったらもっと大変です。
ママが健康でいるということは、子供にとってとても重要な事です。
ママも具合が悪い、怪我をして辛い時は、我慢せずに病院へ行きましょう。
子供がいるから病院へ受診できないというわけではありません。
一人で行くより子連れで行った方が絶対に大変ですが、確認したり工夫をして受診してみましょう。
何度か実践するうちに、ママも慣れてきますし、子供も静かにすべき場所ということを理解して静かにしててくれますよ。