産後にまさかの便失禁!?恥ずかしがらずに対策を!放置すると危険!?

赤ちゃんの出産を終え、これから育児が始まるというときに、産後は様々な体のトラブルに見舞われてしまいます。
色々な症状がでるのですが、その1つに便失禁というものがあります。
そこで今回は産後の便失禁と原因や対策をご紹介していきますね。
目次
産後の便失禁!意外と多い!?
産後に尿もれしてしまうということは聞いたことがありますが、便失禁することがあります。
産後に便失禁に見舞われる人が意外と多くいます。
しかし、人に言うのが恥ずかしく、一人で悩んでしまっているママも少なくない症状です。
便失禁の症状とは?!
便失禁は便を出そうといきんでもいないのに、気がついたときには、便が漏れてしまっているという症状が起こります。
気づかないうちに便が漏れてしまっていると共に、咳やくしゃみをしたときや重いものを持った時に便が漏れてしまうという症状に見舞われることもあります。
また、便意を感じ我慢したいのに、我慢することができずに便を漏らしてしまうということもあります。
便の量、形もそれぞれですし、下着が汚れる程度も異なります。
便ではなく、便汁や液状の便だけが漏れてしまうという場合もあります。
便失禁の種類とは?!
便失禁は便失禁でも、症状によりいくつかの種類に分類されます。
症状を自分で理解し、症状を理解することが大切です。
切迫性便失禁
便意を感じているのに、我慢することができずに漏れてしまう症状が起こる場合、切迫性便失禁であると判断できます。
便意を感じているのであれば、我慢できるだろうとおもうのですが、お手洗いまでに行く少しの時間も我慢することができなくなってしまうのです。
便失禁に悩む約16%の人が切迫性便失禁に悩んでいます。
産後のママも切迫性便失禁に悩むことが多いですね。
漏出性便失禁
漏出性便失禁と言う種類もあります。
便員を感じる事無く、本人が一切気づいていないうちに、無意識に便が漏れてしまいます。
便失禁に悩む全体の半分の人は、漏出性便失禁に悩んでいます。
便のニオイで出ていることに気づいたり、お手洗いをしたときに下着についていて気づくというもので、自分で出てしまったことに気づくこともできません。
混合性便失禁
混合性便失禁は文字の如く、切迫性便失禁と漏出性便失禁、両方の症状がみられます。
約35%の人が混合性便失禁に悩んでいます。
腹圧性便失禁
腹圧性便失禁は、お腹に力が入ったときに便が漏れてしまいます。
重いものを持った時、腹筋に力をいれた、咳やくしゃみをしたときに漏れてしまうのです。
ふとしたときに漏れるので、漏れたことに本人が気づいていないこともあります。
産後の便失禁になる原因とは!?
産後に便失禁になってしまう原因についてです。
陰部の神経が麻痺
出産の際、体には大きなダメージが受けます。
すると、ダメージにより、陰部の神経が痛み、麻痺してしまうこおがあります。
陰部の神経は外交門括約筋の1つで、筋肉により肛門がしまってくれているのです。
出産によるい神経が痛むと、外肛門括約筋に悪影響が及び、肛門をしっかりと閉めることができずに、便失禁が起こってしまいます。
症状が後々…
陰部の神経がダメージをうけ、外肛門括約筋が上手く閉めることができなくなったという場合、すぐに便失禁に悩むのではなく、年齢とともに徐々に影響をうけ、便失禁が起こってしまうこともあります。
会陰裂傷
出産時に会陰が裂けてしまうことがありますね。
分娩のスピードが早く、会陰が伸びる前に生まれた、赤ちゃんの頭が子宮口よりも大きかったというような場合に会陰裂傷が起こります。
切開していても会陰裂傷が起きてしまうこともあります。
会陰裂傷にも種類があり、種類により便失禁が起こります。
筋肉の低下
筋肉の低下により便失禁が起こってしまうこともあります。
至急や肛門を支えてくれている骨盤底筋というものがありますが、妊娠中は子宮も支えています。
しかし、その負担は大きく、産後はほぼ支える力がなくなってしまいます。
すると子宮や膀胱を支えることができず直腸にそのまま影響し便失禁につながってしまいます。
その他の原因、
その他 色々な原因により産後の便失禁が起こってしまうことがあります。
過去の痔の手術なども原因となります。
過敏性腸症候群
過敏性腸症状
過敏性腸症候群により、下痢が多くなったり、お腹が張ったり、腹痛を感じたりすることがあります。
トイレに間に合わずに漏れてしまうことも。
その場合は便失禁ではなく、過敏性腸炎の可能性があります。
原因はストレスであり、産後おn慣れない育児や体の変化、眠族や疲労により、ストレスを感じてしまい発症します。
基本的には下痢と便秘が交互にい起きてしまうという症状に見舞われます。
便失禁になりやすいママの特徴
便漆器にに産後見舞われやすいママの特徴としては、分娩回数が1回ではなく数回。
赤ちゃんの大きさが4000g以上。の場合、便失禁に鳴りやすい傾向があります。
何度も出産することで骨盤底筋がダメージをうけ続け、便失禁に鳴りやすくなります。
すべてのママが便失禁を発症するわけではありませんが起こるリスクは高いと考えれますね。
便失禁は自然に治るの!?
便失禁は自然に治るという可能性は低いと言われています。
産後便失禁に見舞われてしまう原因としては、出産のダメージが発症の要因ですね。
そのため、体の回復と共にケアを行なうと時間がかかるものの自然に治っていく可能性があります。
しかし、自然に治らず悪化してしまうこともあります。
自己判断せずに病院へ受診しましょう。
外出恐怖症・肌荒れ
便失禁を放置していると、外出恐怖症や肌荒れに悩まされてしまうことがあります。
便失禁が起こると、ニオイがするので周囲の人の視線が木になりますね。
また、少量でも下着に便が付着してしまうと、肌が弱いと、便により、デリケートゾーンやお尻の周辺がかぶれます。
受診の際は何科に?
便失禁により受診する場合、何科にいくべきか悩み放置してしまうことがあります。
基本的には便失禁の場合、肛門科、大腸肛門科、肛門外科、消化器科などに受診するとよいです。
不安な場合は病院に確認してから受診するとよいですね。
また、産後受診する場合、赤ちゃんも一緒に行かなければいけず、オムツ替えや授乳ができないと困ってしまうこともありますよね。
そのため、受診の際に電話をしたときに、産後であり授乳中であるということを伝えておくとよいです。
授乳やオムツ替えができる場所があるかどうか確認しておくとよいですね。
すると治療方法なども授乳中のママに合わせた方法を提案してくれるでしょう。
治療法!
便失禁のち療法は、
- 問診
- 検査
- 治療方針の決定
となります。
下着の汚れる程度、症状が軽いという場合、生活週間の改善や、骨盤底筋を鍛えるための体操等を教わり、日頃ケアを続けることになります。
しかし、症状がかなり進行している場合、ケアでも改善されない場合は、薬物療法や外科療法などが行なわれることもあります。
便失禁への対策方法は?!
便失禁への対策方法については、
【食事】
- 栄養バランスの整った食事を心がける
- 食物繊維が豊富な食べ物を摂取する
- 腸への刺激となるアルコールやカフェインは控える
また、便失禁が起こる時間や量やタイミング、頻度を把握し、失禁が起こる時間頃にトイレに行くようにするということも対策となります。
まとめ
様々な原因により、産後は便失禁に悩むママは少なくありません。
便失禁に対して、恥ずかしいなどと思ってしまいがちですが、恥ずかしいと思わずに、まずは病院へいき相談しましょう。
早めに相談することで、悪化を防ぎ、日頃のケアで改善することができます。
我慢していることは、日常生活にも支障がでてしまったり、精神的な影響を受けてしまうのでよくありません。
早めにしっかりと受診しましょう。