赤ちゃんが泣かない!サイレントベビーって静かで育てやすい?!特徴と原因!

サイレントベビーとは、言葉の通り、静かな赤ちゃんという意味です。
あまり泣かなくて静かな赤ちゃん、比較的におとなしい赤ちゃんなのかな?!と思いきや、サイレントベビーだったということがあります。
親の無反応によりサイレントベビーとなってしまうこともあります。
そこで今回はサイレントベビーの特徴や、原因、サイレントベビーだった
場合に対処法は必要なのかなどについて詳しくご紹介していきます。
目次
サイレントベビーとは?
サイレントベビーは、医学用語ではありません。
和製英語であり、1998年に発売された書籍により作られた言葉だと言われています。
病名ではなく俗称となります。
必要なお世話をされていないということが理由となり、笑わない、泣かない、目を合わせないなどという状態となります。
サイレントベビーは赤ちゃんの頃だけではなく、そのまま大きくなると、コミュニケーション能力が低い大人、心身的な成長に影響がでてしまうということに繋がります。
現時点で医学的根拠はありません。
サイレントベビーの特徴とは?
サイレントベビーの特徴についてです。
- お腹が空いている、オムツが汚れているという状態でも泣かない
- 動作が少ない
- じっとしていることが多い
- あやしても笑わない、嫌がらない
- 反応が乏しい
- 喜怒哀楽の表現がない
- 表情が乏しい
- 人の目をあまり見ない
- 視線が合わない
- 周囲に人が居なくても、長時間不安がらずにじっとしている
もちろん、人それぞれ生まれ持った性格があり、活発な子もいれば静かな子もいます。
また、十分に愛情を注いでいても、先天的な発達障害や自閉症などの場合は、反応が乏しいということもあります。
反応が乏しいから必ずしもサイレントベビーというわけではありません。
いくつかの条件が当てはまる場合、もしかしたらサイレントベビーかもしれないなと思いながらも、決めつけずに不安にならずに過ごしましょう。
サイレントベビーになる原因
ではサイレントベビーになる原因についてです。。
人間は無防備な状態で生まれてきますね。
動物の子供は生まれてすぐに自分で歩いたりと成長が早いものの、人間の子供は1歳くらいまで自分ひとりで歩くということもままなりません。
そのため、人間の子供は世話をする人間が身近に居なければいけません。
赤ちゃんは不快を伝える!!
無防備な状態でこの世へ生まれ、そんな状態で不快なことが起こった場合、ママに不快を訴えます。
- おむつが濡れて気持ちが悪いときに泣く
- お腹が空いて泣く
- 眠いのに眠れないと泣く
- 暑くて泣く
- 寒くて泣く
- 痛くて泣く
- だるくて泣く
- 具合が悪くて泣く
- 痒くて泣く
- 不安で泣く
- 寂しくて泣く
- ぬくもりが欲しくて、かまって欲しくて泣く
などと、様々な不快に対し、アピールするために泣きます。
泣くことで、ママやパパが近くに寄ってきて、「どうしたのー」と声を書けながら何かしらの対処を行い、不快が取り除かれるため、赤ちゃんは、生まれてからも泣いて不快をアピールすれば、助けて貰うことができると学び、泣き声で知らせます。
泣いても放置され続けると…。
不快を訴えるために泣き続けて居るのにもかかわらず、どんなに泣き叫んでも放置され、無視されてしまうと、泣いても助けて貰えないのだと赤ちゃんは判断します。
泣いても泣いても意味が無いと泣く事を諦めてしまうのです。
すると赤ちゃんは泣くこともしない、笑うこともしない、サイレントベビーとなってしまいます。
ネグレクトの状態でサイレントベビーが起こるということもあります。
話しかけない
話しかけないこともサイレントベビーの原因となります。
テレビばかり見せている、スマホばかり見せているという状態で、ママが話しかけ反応をするというコミュニケーションがないと、サイレントベビーとなってしまいます。
すぐにはならない
一日、数時間だけ、泣いている赤ちゃんをほおっておく、テレビに夢中になってしまっていたというだけでサイレントベビーになるというわけではありません。
数日程度そんな日があってもなりません。
あまりにも気にして、赤ちゃんにずっと存在を示し、ずっと話しかけていなければいけないというわけではありません。
神経質になりすぎると、ママの負担となるので気をつけてくださいね。
サイレントベビーになるのはいつごろから?
サイレントベビーには、いつごろから起こるというような明確な基準というものはありません。
乳児期に起こることが殆どですね。
本来だと表情が豊かに鳴ってくる生後3ヶ月頃ですが、その頃になっても、あまり泣かなかったり笑わなかったりということが目立ってきます。
サイレントベビーにならないためには?
サイレントベビーにならないための方法についてです。
放っておかない
赤ちゃんを放っておかないようにしましょう。
- 抱き癖が付くから泣いても抱っこしない
- スマホに夢中で泣いているのに放置
- 寝ている隙に買い物へ、と泣いているのに放置
たった20分、たった30分が赤ちゃんにとっては永遠と感じるほどに長いこともあります。
そのうち、泣いても無駄だと悟り、とっても静かになるでしょう。
泣くということは、赤ちゃんにとっての唯一のコミュニケーション方法です。
一昔前まで、赤ちゃんが泣いたときに抱っこをすると抱き癖が付くというようなことが言われていました。
しかし、現在抱き癖という解釈はありません。
泣いたときは抱っこしてあげるべきです。
泣いたらどうする?
赤ちゃんは話すことができませんよね。
そのため、泣いたとき、どうして泣いているのか分からないことがあります。
また、孤独な子育ての中で、しゃべらない赤ちゃんとママが二人っきりだと、「あ、今日誰とも話していない」、「言葉を発していない」という日もでてくるでしょう。
淡々と授乳おむつ寝かしつけとこなしてしまうのですよね。
誰も大人がいないのに、喋らない赤ちゃんと二人っきりなのに、しゃべるだなんて恥ずかしいと初めのうちは思います。
しかし、積極的に実況中継のように話すとよいです。
授乳の時の声掛け例
- おいしいですかー?!
- おいしいね
- 一気にのむねー
- おなかいっぱいだね
- 飲むの上手ね
おむつ替えの時の声がけ例
- 濡れて気持ち悪いねー
- 今から替えるよー
- 気持ちよくなったね
- すっきりだね
- たっくさん出てよかったね
着替えのときの声がけ例
- たくさん汗かいたね
- お着替えしようね
- 寒いからこれも着ようか
- 暑いね、着替えようか
等など、ママにとって初めのうちは、なんて一人でしゃべってるの?!おかしいなと感じてしまい恥ずかしくなるかもしれません。
しかし、その声がけは赤ちゃんにとって、自分の存在をしっかりと守られている、忘れられていない、助けてもらえる、安心できる場所だと感じられる大きな要素となります
サイレントベビーになった時の対処法!
赤ちゃんがサイレントベビーになった場合の対処法としては、ひたすら抱っこをするというだっこ療法が行われます。
また、赤ちゃんに話しかけるというコミュニケーションを増やすという手段をとります。
まとめ
赤ちゃんにとって、始めての外の世界は不安でいっぱいです。
今まで裸の状態で居たのに、服も着て、おむつもして、それだけでも違和感なのに、オムツが汚れたり、お腹が空いたら母乳やミルクを飲まなければいけなかったりと大変ですね。
そんな中、自分ではどうしようもない状態から助けてほしくて、泣き声でママやパパを必死に呼んでいます。
泣き声が聞こえているのに声もかけずほおっておくのは避けたいですね。
しかし、上の子がいるとどうしてもすぐに泣いている赤ちゃんに駆けつけられないことがありますよね。
そんな時は大きな声で「どうしたのー?!いるよー!今行くからねー」などと声をかけて少し待ってもらうとよいですね♪
うちの子全然泣かなくて育てやすいなと感じるとき、すべてがそうではありませんが、サイレントベビーかもしれないということを疑い、積極的にコミュニケーションをとりたいですね♪