赤ちゃんが泣き止まない理由がわからない時に泣き止ませる方法!

赤ちゃんがなぜか急にグズグズしだし、泣き止まなくなってしまうという時があります。
疲れないのかな?と思うほど泣き止まない赤ちゃんもいます。
授乳して、おむつも替えて、抱っこしても泣き止んでくれなかったりすると、「我が子を泣き止ませることができない…。」と、ママ失格のような気分になり落ち込んでしまうことも…。
また、外出中の時は、「うるさいから早く泣き止ませなよ!」と言わんばかりの周りの視線に「お願いだから泣き止んで!」と焦ることも…。
それでも赤ちゃんは泣き止まないことがありますね。
赤ちゃんは泣くのが仕事というくらい泣くことで何かを訴えているはずですが、何を訴えているかわからない時もあります。
そんな時に泣き止まない赤ちゃんが泣き止む方法を紹介したいと思います。
赤ちゃんが泣き止まない理由は?
赤ちゃんが泣く理由がわかるものもありますのでいくつか紹介します。
赤ちゃんが突然泣く一般的な理由
赤ちゃんにとって何か不快なことが起きているときに泣きます。
その不快なことを考えてあげましょう。
- おむつが汚れている
- お腹がすいた(母乳やミルクが飲みたい)
- 暑すぎる(ロンパースや肌着が汗で濡れている)
- 寒すぎる(手足が冷たい)
- ロンパースや肌着が乱れて気持ちが悪い
- 眠い
- ストレス(怖い、寂しいなど)
- 便秘(うんちやおならが溜まっている)
- 体調不良(風邪、かゆい、痛い、アレルギーなど)
授乳中、授乳後に泣く理由
赤ちゃんは母乳やミルクを飲むことが至福の時間なのです。
お腹も満たされ、心も幸せに満たされ、ぐっすり眠りについてしまうこともあります。
お腹がすいているから泣いているはずなのに授乳中に泣く原因です。
- お腹が張っている(げっぷがうまくでていない)
- 母乳が飲めてない、足りない、体勢が飲みずらい
- 母乳の出すぎ
- 母乳の味が変
夕方になると突然泣く理由
授乳のリズムが整い始めた時期である生後3カ月頃から始まることが多いといわれているのが黄昏泣きです。
理由もなく激しく泣く、不機嫌になるといわれており、おむつや授乳を欲しているわけではありません。
黄昏泣きの原因は、現在でも医学的な解明はされていません。
泣く様子や泣き続ける時間帯には個人差があり、黄昏泣きをしない赤ちゃんもいれば、1歳頃まで続く赤ちゃんもいます。
だいたい生後5カ月から6カ月ぐらいには終わる子が多いようです。
黄昏泣きは激しく泣くので、何かの病気を疑ってしまうママもいるかもしれませんが、赤ちゃんの様子を観察して、発熱や体調に異常がなさそうならば見守ってあげましょう。
赤ちゃんが泣いている原因を取り除こう!
泣き止まないと悩んでいるときは、赤ちゃんが泣いている原因が分らない時だと思うのですが、まずは赤ちゃんが泣いている原因を一つずつ確認して取り除いてあげることがとても大切です。
そのうち「この泣き方の時はこの時だな!」とわかってくるようになりますよ。
おむつが濡れていないか確認
赤ちゃんは頻繁におしっこ、うんちを出します。
最近のおむつの機能向上により、少しおしっこしたくらいでは不快に感じなくなってきていますが、それでも赤ちゃんが泣いたときはまず最初に確認します。
育児日記におしっこやうんちした時間をつけておくことでタイミングや頻度がわかりやすくなりますよ。
お腹がすいていないか確認
1日に授乳するリズムができてくると泣く前に授乳することもあるかもしれませんが、赤ちゃんが成長するにつれて母乳やミルクを飲む回数や量も変わってきます。
いつまでも同じリズムや同じ量を与えていると赤ちゃんは足りていなかったり、飲みすぎていたりするかもしれませんので確認します。
育児日記に授乳した時間をつけておくことでわかりやすくなりますよ。
眠そうか、疲れているかを確認
普段と違う生活リズムになるだけで赤ちゃんは寝れなかったり、疲れたりします。
例えば、ママの友達が赤ちゃんのお祝いに来た、外出がいつもより長かったなどでも疲れてしまったり、寝る時間が減ったりします。
育児日記に何時から何時で寝ているかをつけておくことでいつもより寝ている、寝ていないがわかりやすくなりますよ。
部屋の室温を確認
温度調節は頻繁にしてあげてみると良いですよ。
赤ちゃんが快適な室温は夏は26〜28度、冬は20〜22度といわれています。
室温は大人とそんなに変わらないですが、エアコンの風が直接あたらない場所に寝かせてあげましょうね。
着衣の乱れを確認
ほとんど動けない赤ちゃんの場合、乱れることはほとんどないのですが、敏感な子だと着ている服のタグが気になる、服の中で下着がグシャッとなってしまっていることが不快で泣いていることもあります。
体調不良の有無を確認
検温してみたり、全身の様子を確認してみましょう。
例えば、おむつかぶれで赤くなっていたり、汗疹ができていたり、肌が乾燥していたり、風邪をひいていたり、鼻水がつまっていたり、嘔吐していないかなど、赤ちゃんの様子をよく観察して対処してあげましょう。
赤ちゃんが泣き止まない理由がわからない時の対処法
赤ちゃんを外に連れ出しましょう!
赤ちゃんが何をしても泣き止まない!どうして泣いているのか分らない!という場合は、思い切って外に連れ出してあげると良いですよ。
我が子もこれはかなり効果がありました。
外の空気感が新鮮なのか、「ほっ!なんだなんだ~!」というような顔になり、外の空気や外の景色をよく見て泣き止んでいました、
赤ちゃんは自分が感じる空気感や見えているものが何かを夢中に判断しようとするため、泣くのを忘れてキョロキョロしたり何かを見つめたりします。
外に出ることで泣き止まなかった赤ちゃんの気分転換にもなるのですね。
更にベビーカーに乗せたり、抱っこ紐で抱っこして少し散歩すると寝てしまう子もいます。
我が子も外に連れ出し散歩していると、とても気持ちよさそうに寝てくれていました。
外に出るのはまだ早いな、寒いな、大変だなと感じる時は、ベランダや車に移動するだけでも効果があります。
ママも外に出ると気分が落ち着き、晴れやかになるのでおすすめです。
赤ちゃんに話しかけてみよう!
赤ちゃんは自分からは話さないので、初めての赤ちゃん、二人っきりの育児をしていると話しかけるということが少なくなってしまいがちです。
私も長男のときは次男長女の時よりも話掛けることが少なかったと思います。
しかし、自分から話さないものの、赤ちゃんは耳はしっかりと聞こえています。
泣いているときにあやす際、話しかけてみると泣き止むことがあります。
自分のママの声に耳を傾けようとして、泣くのを止めるのですね。
日頃良く話しかけていると、ママの声が安心する音となり、泣き始めたら話掛けるだけですぐに泣き止むようにもなります。
私が3人育児しているとき、上の子の相手をしている時に寝ている下の子が泣きはじめ、「○○ちゃ-ん!今行くから待っててね~どうしたのー?」などと声をかけるだけで泣き止んでくれました。
また、話しかけるだけではなく、歌を歌ってあげたり、絵本を読み聞かせてあげるのも良いです。
赤ちゃんは強弱をつけた話し方や音などが心地よく感じる傾向があるので、強弱をつけて歌ったり、擬音「ばぁ!んーぱっ!」などを聞かせてみるのも良いですね。
電車の本の読み聞かせもおすすめです。
スキンシップを取ろう!
赤ちゃんは構ってもらえていないと、怖くなってしまったり、寂しい気持ちになってしまったり、泣いてしまいます。
そこで、泣きやまない時に、ママが肌と肌を密着させ、肌の温度や感覚を赤ちゃんに感じさせてあげることで、愛情を感じ、満足した赤ちゃんは泣きやみます。
普段からスキンシップをよくとっていると、ギャン泣きで泣き止まない!!ということも少なくなってくるのでおすすめです。
ベビーマッサージなどもスキンシップになるので取り入れてみると良いでしょう。
スキンシップに決まりはないので、ママが楽しむと赤ちゃんも楽しいですよ。
ビニール袋や新聞紙の音を聞かせてみよう!
赤ちゃんはビニール袋の音で泣き止む傾向があります。
ビニール袋のガサガサという音は、赤ちゃんがお腹の中にいたときの音に良く似ているため、安心して泣き止むのです。
また、ビニール袋の音がするおもちゃもあります。
ただし、ビニール袋だと手に持たせてあげると窒息の原因にもなりますので、手に持たせるようになったら、ガラガラを活用すると良いですね。
新聞紙の音もビニール音のように赤ちゃんが泣きやむ安心する音となります。
しかし、最近では新聞を取ってないというご家庭も多いですよね。
また、赤ちゃんに持たせたしまうと衛生的な面や、口に入れたときの心配もあるので、赤ちゃん用新聞紙というおもちゃもおすすめです。
新聞紙の音に良く似た音が出るものの、口に入れても破れたり誤飲の心配もないので安心です。
メリーなどのおもちゃで気を引こう!
メリーも泣き止ませるグッズとしておすすめです。
数分ほどならメリーに夢中になって泣き止んでくれるでしょう。
洗濯物を干さなければいけなくて少し近くを離れる、上の子をお風呂に入れ時などに泣かないように、泣き止むように、メリーを見せてあげると良いですね。
オルゴール音などが鳴るメリーにすると、視覚でも聴覚でも楽しんんでくれるのでおすすめです。
赤ちゃんが泣き止まない時にやってはいけないこと!
赤ちゃんを放置しないようにしよう!
赤ちゃんが毎日のように泣き続けることで、赤ちゃんが泣くことに対して慣れてきます。
赤ちゃんが泣くことに慣れてくると、危機感が薄れ、本当に体調が悪い時に発覚するのが遅くなることがあります。
また、赤ちゃんを泣かせたままにずっと放置したり、泣いている赤ちゃんの前でスマートフォンを触り続けたり、赤ちゃんを無視した状態が続くと、赤ちゃんは感情表現の乏しいサイレントベビーになってしまうかもしれません。
いつものように泣いているからといって、赤ちゃんを放置したままにしないようにしましょう。
赤ちゃんが泣いたら必ず体に触れ、体温が上がりすぎていないか、顔色は正常か、誤飲していないかなどのチェックをすることが大切です。
また、嘔吐や下痢を伴う時は体調が悪い可能性が高いので、すぐに専門医を受診できるようにしましょう。
ママはイライラしてはいけない!
泣き止まない赤ちゃんに、焦ってしまい、ついイライラしてしまうこともあります。
しかし、ママがイライラしてしまうと、より赤ちゃんも泣いてしまうので逆効果です。
赤ちゃんはママの気持ちにとっても敏感です。
ママがイライラしている表情になったり、イライラした口調になったり、つい声を荒げてしまったりすると、赤ちゃんはますます泣きます。
「赤ちゃんが泣きやまない」、「イライラしてきてしまった」という場合は、深呼吸をしたり、気分を変える音楽をかけたりして落ち着くように心がけましょう。
それでもイライラが治まらない場合は、一度赤ちゃんから少し離れてましょう。
一度離れると、自分を客観的に見ることが出来るので、落ち着いて再度あやすことが出来るようになります。
ママが笑顔だと笑顔をまねて赤ちゃんも笑顔になりますよ。
ママが育児ノイローゼにならないようにしよう!
泣き続ける赤ちゃんの相手はとても大変で、毎日付き合わなければいけないママは気が滅入ってしまうことでしょう。
産後鬱やノイローゼにならないよう、適度な息抜きや気分転換を挟んでリラックスできる時間を作ってくださいね。
パパやおじいちゃん、おばあちゃんなどに気軽に相談できる相手に悩みを打ち明け、協力を仰げると良いですね。
温かい飲み物を飲んだり、ゆったりとした音楽でリフレッシュする時間を持つことも大切です。
まとめ
赤ちゃんが泣きやまなくなってしまうと焦ってしまったり、共に泣きたくなってしまうときがあります。
しかし、赤ちゃんを上手く泣き止ませるためには、赤ちゃんを安心させて落ち着かせることが大切です。
そこでママが焦ったりイライラしてしまうと、赤ちゃんにも伝染し、より泣き止まなくなってしまうという負の連鎖になってしまいます。
ママが落ち着いて笑顔で接すると意外とすんなりと赤ちゃんは泣きやんでくれますよ。
赤ちゃんが泣いているのは何かを伝えようと必死なだけです。
初めてのママへの会話です。
泣いているときは、何で泣き止まないんだろう、何で泣いているのか分らないよ…と気分が落ち込んでしまうと思います。
「泣いているお顔よりも笑っているお顔が素敵だよ~」くらいの気持ちでどっしりと構えて、赤ちゃんの意思を感じとってみてください。