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夜驚症とは?子供が夜に泣き叫ぶ!症状や原因、落ち着かせる方法!

 2019/06/09 幼児
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子供がすやすやと眠っていたのにも関わらず、急に泣き叫んだり叫びながら暴れたりという症状が起こることがあります。

始めて起こったときは、どうしたのかも分からずに驚きますし、ものすごく心配になり焦ってしまうことでしょう。

しかし、数分すると落ち着いてまた眠ることも特徴的なのです。

そんな症状は子供の睡眠障害の一種、夜驚症というものだったのです。

夜驚症が起こったときの対処法を謝ると、余計に症状が悪化してしまうこともあります。

そこで今回は夜驚症の症状や原因、症状が起きた時の正しい対処法について詳しくご紹介していきますね。

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夜驚症とは?

夜驚症は、子供の睡眠障害の1つです。

普通に眠っている最中に、急に泣き叫んだり、叫びながら暴れたりという症状、発作が起こります。

脳は深い眠りについている状態、ノンレム睡眠時に起こる発作であることから、子供自身が夜驚症の症状が起こったときの事を覚えていません。

夜驚症の発作は、3歳~6歳の子供に多く見られる症状です。

睡眠時驚愕症とも呼ばれることがあります。

睡眠機能がしっかりと完成するまで、思春期までにいはおさまることがほとんどです。

基本的には治療しなくても自然に治ることが多いです。

ちなみに、子供が眠っている時に様々な症状が起こるということは夜驚症以外にもあり、悪夢障害、夢遊病等など、全てを総称して【睡眠時随伴症】と呼びます。

夜驚症の原因

夜驚症の原因としては、はっきりとは解明されていません。

しかし、子供の脳は睡眠時にコントロールする機能が未熟であるために、眠っている状態から覚醒することができずに夜驚症が起こってしまうと考えられています。

また、子供がものすごく楽しい体験をした時、逆にものすごい怖い体験をした時、過度に緊張した経験などが原因となり夜驚症を引き起こすとも考えられています。

遊園地に遊びに行った日や怪我をしそうになった日やした日、などなど、夜驚症の発作が起こることが多いのです。

夜驚症の症状

夜驚症の症状としては、眠っている状態なのに突然目を覚ますところから始まります。

座り込んだり立ち上がったりして、突然泣き叫び出したり、何か怖いものにおびえているような行動や表情をしながら泣いたりします。

泣かずに叫び暴れるという症状が起こることもあります。

自律神経がものすごく強い興奮状態となるため、心拍数が急激に上がったり、呼吸数が増えてしまい、ひどく汗をかくこともあります。

発作が落ち着きおさまってくると、徐々にはっきりと目を冷ました状態に近づいて行きます。

発作がおこってからしばらくは、話しかけたりしても全く返事をしてくれないような状態です。

ママの姿も見えていないような行動でしょう。

しかし、徐々に落ち着いてくれば、声をかけると返答したり、ママの顔を見たりします。

夜驚症の症状が起こる発作時間としては、個人差がありますが、大体1から10分くらいでおさまります。

発作がおさまった時、本人は何が起こったのか覚えていないというのも夜驚症の症状の特徴ですね。

夜驚症の発作が!正しい対処法!

夜驚症の発作が起こり、症状が見られた場合、子供自身は部分的覚醒状態にあります。

そのためパパやママが声をかけても、子供は声に対して反応しません。

外に出たりしないか、階段を登ったりしないか、段差から落ちたり躓いたりしないかなど、危険が及ばないように近くで見守ります。

発作中は意味不明な行動を取り、部屋から出ていったり、壁に向かって歩いて行ったり、大きく暴れたりということがありますが、基本的には見守りましょう。

パパママが一生懸命無理に抑えこもうとすると、発作がより悪化してしまうことがあります。

無理に押さえつけること無く近くで見守るのが正しい対処法です。

また、万が一、発作が起こった時に寝ている近くに置いてあるものなどで怪我をしないようにするためにも、寝ている周囲に物を置かないようにしたり、怪我を防止するように心がけましょう。

夜驚症の治療方法!

子供の夜驚症の発作が起こり、症状を見ると、ものすごく不安になります。

どこかが悪いのではないか、我が子は大丈夫なのかと心配です。

しかし、夜驚症が健康を害す病気などではないため、基本的に治療は必要ないとされています。

あえていうのであれば、近くで見守り自然治癒を待つことが最善の治療方法となりますね。

一方で、夜驚症の症状が酷く、頻度も多いというような場合、子供の睡眠不足が続いてしまい、体調を崩す原因となってしまっていたり、症状が強く怪我をしてしまうというような場合、薬を使用して対処をすることはあります。

受診の目安は?

夜驚症の受診の目安としては、基本的に夜驚症は睡眠の前半の時期に一晩に1回のみ起こることが殆どです。

ところが睡眠の後半に夜驚症の発作が起こる場合、一晩に何回も何回も夜驚症の症状が見られるというような場合は、一度小児科に受診し相談してみる事をおすすめします。

また、1回の夜驚症の発作が10分以上続くという場合も受診する事をおすすめします。

夜驚症ではなく、てんかんなどの病気が原因となり症状が起こっているもあるので、発作の回数が多かったり、症状がひどい場合などは受診してみるとよいですね。

まとめ

子供の夜驚症は起こるとものすごくびっくりしますし心配になりますよね。

しかし基本的には無理に押さえつけたりする必要もなく、側で危険から守りながら見守り発作がおさまるのを待ちましょう。

目を覚まさせようと多いな声で起こったり、軽く叩いたりという事をする必要はありません。

成長とともに夜驚症も自然治癒し起こらなくなってきます。

症状がひどい場合、睡眠不足などが見られる場合は早めに受診し相談してみてくださいね♪

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