子供の抱っこはいつまでしてもいいの?!抱っこをせがむ理由とは?

赤ちゃんの時にだっこをして寝かしつけをしていたという場合、大きくなってきてからも抱っこじゃないと寝ないという状態になることがあります
大変だなと感じるだけではなく、いつまでも抱っこをしていて大丈夫なのかと心配にもなりますね。
いつまでも抱っこをせがむ子供の理由やいつまで抱っこをしていてもよいのか、抱っこをしない工夫などに付いて詳しくご紹介していきたいと思います。
目次
子供が抱っこをせがむ理由は?!
子供を抱っこする時、赤ちゃんのときは抱っこをする理由がありますよね。
泣いているから、あやすため、寝かしつけるため、移動するため…。
そのため、歩けるようになってくると、だっこの回数は減ってくるものです。
ところが抱っこの回数が減らないのはなぜなのでしょう。
抱っこで寝かしつけるのは何歳まで?
抱っこで寝かしつけるのはだいたい何歳までなのでしょう。
夜の寝かしつけ
授乳をしてからそのまま抱っこで寝かしつけていた。
添い寝をするようになってからも、たまに抱っこをしてとせがまれるとだっこで寝かせる。
など、家庭によって抱っこをして寝かしつけている時期はそれぞれですね。
0歳から6歳くらいまで、抱っこをして寝かしつけるものの、やはり回数はどんどん減ってくるという傾向がありますね。
お昼寝の寝かしつけ
お昼寝の寝かしつけの場合は、0歳から1歳くらいまでは抱っこで寝かしつけるということが多いですね。
2歳頃になると添い寝又はトントンをして寝かしつけるということが増えてきている傾向があります。
子供が抱っこをせがむ理由とは…
子供が抱っこをせがむときは、いくつかの理由が考えられます。
疲れている
子供が抱っこをせがむ理由が疲れているということがあります。
疲れているため、抱っこをしてとせがまれて抱っこをするとすぐに寝てしまうということが多いですね。
ご飯を食べ終わったあと、公園で遊んだあとなどに、抱っこをせがむ事が多い傾向があります。
疲れを感じることにより、お昼のうちにだっこでねてしまうこともあれば、疲れていて、夜に眠すぎて、いつもはひとりで寝るのに、抱っこをせがんでくるということもありますね。
大人でも眠気をコントロールするのは難しく、眠たいのに眠れないと泣いてしまうこともあり、疲れや眠気を感じたら、安心するだっこで眠りたくなるのですね。
甘えたい
甘えたいという気持ちにより、抱っこをよくせがむことがあります。
下の子が生まれたタイミングでよく抱っこをせがむようになるということがありますね。
また、叱ったあとにしばらくすると、異常にだっこをせがんでくるということがあります。
嫌なことが起きた
嫌なことが起きたことが原因で、だっこをせがむことがあります。
幼稚園や保育園から帰ってくるとだっこをせがむ事が多い傾向があり、不安や寂しさ等を埋めたくてだっこをせがむことがありますね。
引っ越し等をしてからよく抱っこをせがむようになるということもあります。
抱っこ以外のコミュニケーションで抱っこを控える?
どうしても体重が重くなってくると、だっこが辛く感じることがあります。
できるだけ抱っこしてあげたいけど、どうしても抱っこができないという場合、抱っこの回数を減らす方法があります。
子供も寂しくなったりせずに抱っこの回数を減らす方法をご紹介します。
声がけ
よく声がけをするようにするとよいです。
会話を増やしましょう。
ただ歩いているときも、「今日は歩き方がかっこいいね!」と言ったり、急に「ママは〇〇のことが大好きだよ」と伝えるのもよいです。
子供の様子に合わせて工夫した声がけで安心させてあげましょう。
子供が前向きな気持ちになる言葉がよいですね。
手をにぎる
だっこをせがんできたときに、手をにぎるのもよいです。
手をにぎることで安心感を与えることができますね。
スキンシップやコミュニケーショを増やすことにより、抱っこの回数を減らすことができます。
10秒間のぎゅー
妊娠中などは、だっこするとお腹が張ってしまったり大変ですよね。
そんなときは、10秒間その場でぎゅーをしてあげましょう。
すると落ち着いて歩きだしてくれたり、だっこをせがまなくなったりします。
抱っこは何歳までにやめるべき?!
抱っこは何歳までにやめるべきであるということはありません。
【子供が望むかぎり抱っこをする】が一番よいでしょう。
子供をだっこしすぎてしまうと、自立するのが遅くなると言われることがあります。
しかし、子供の抱っこを拒否してしまうほうが、成長に悪影響です。
子供の自主性が失われてしまう原因となります。
無理に自分出歩かせたり、抱っこを拒否しないほうがよいのです。
子供が抱っこをしてほしいと言ったときはだっこしてあげましょう。
子供の事をだっこできるのも、子供が親の抱っこを感じることができるのも今だけです。
抱っこで愛情を伝えよう!
抱っこをすることで、子供への愛情がしっかりと伝わります。
愛情を伝えるコミュニケーションの一つなのです。
抱っこをすることで、子供は親の愛情を存分に感じることができます。
特に、まだ言葉を理解することができない年の子供にとって、抱っこは本能的に愛情を感じることができるツールなのです。
人間は抱きしめられることで、愛情を感じ、安心感を得ることができます。。
大人でも感じますよね。子供も同じです。
抱っこにより得られるメリット!
自立が遅くなる、あまり抱っこしないほうがよいなどと言われることがありますが、抱っこには大きな力があり、子供にもママにも良い効果が色々あります。
質の良い睡眠が軽減
子供を抱っこすることで、子供は安心し、質の高い睡眠をとることができます。
またママもストレスされる効果があり、同じく質の良い睡眠をとることができます。
自立が早くなる
だっこをたくさんされた子供は自立が早くなります。
子供が求めるかぎり抱っこをしてあげることで、こども は自分に自信がつき、自立が早くなります。一方抱っこを拒否されてしまうと、自分に自信がなくなり、自立も遅くなります。
抱っこしたから成長が妨げられるなどということもないので、たくさんだっこしてあげましょう。
オキシトシンの分泌
だっこをすることで温かさや柔らかさを感じリラックスすることができ、親子ともにオキシトシンの分泌が起こります。
幸せホルモンと呼ばれることもある分泌物で、オキシトシンの効果により以下の影響を得ることができます。
- 絆が深まる
- ストレスが軽減する
- 痛みが軽減する
- 不安感が減る
- 好奇心が増す
- 成長ホルモンが分泌される
- 学習効率が高まる
- 消化吸収を促進する
まとめ
だっこをせがまれたらせがまれただけしていたり、いつまでも体が大きくなってきているのに抱っこをしていると、成長が遅くなる、自立が遅くなるなどと言われることがあります。
しかし、実際は抱っこをしても成長の妨げになってしまうようなことはなく、逆に子供の抱っこをして欲しいという要求を拒否してしまうほうが子供の心の成長にも自立にも悪影響が及びます。
子供が抱っこを要求したときは、できるだけ抱っこしてあげましょう。
どうしても抱っこすることができないときは、ぎゅーっと抱きしめたり、コミュニケーションをとりましょう。
子供は安心しリラックスした状態となり、心も体もより良い成長が見られます。
抱っこはしてほしいときにしてあげたほうが自立も早くなります。
だっこばかりで大変だなと思うこともありますが、抱っこできるのも抱っこをせがんでくるのも今だけ。そのうち抱っこしたくてもできない、させてくれない状態になってしまいます。
だっこをせがむ間は、できるだけたくさん抱っこしてあげたいですね!