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妊娠中期はぎっくり腰になりやすい?!ぎっくり腰の症状と原因と対処法!

妊娠中期になると、お腹が出てきてやっと妊婦さんらしさが出てきますね。

お腹が大きくなってくると、負担がかかるのが腰です。

妊娠中期に入り、腰痛を感じるようになったというママは少くありません。

そんな中、妊娠前と同じように過ごしていると、突然腰に激痛が走り、動くことができなくなってしまうことがあるのです。

妊娠中期で、初めてぎっくり腰を経験してしまったということもあります。

そこで今回は妊娠中期のぎっくり腰についての症状と原因、ぎっくり腰の痛みが走ったときの対処法についてご紹介します。

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ぎっくり腰とは…

ぎっくり腰についてです。

ぎっくり腰とは、急性腰痛症という病気です。

姿勢を変えた時、重いものを持った時、などなどに腰の周りにある筋肉の一部、関節などが損傷してしまうことにより、腰に急激な痛みが走ります。

一般的な腰痛とは大きな違いがあるため、単なる腰痛ではない、ぎっくり腰だと気づくことができますよ。

では普通の腰痛とは異なるぎっくり腰ならではの症状についてご紹介します。

ぎっくり腰の症状とは?

ではぎっくり腰の症状についてです。

痛くて動くことができない

ぎっくり腰になると痛みを感じた瞬間から、しばらく動くことができなくなってしまいます。

その場に座り込んでしまったり、倒れ込んでしまいます。

急に腰に痛みが走り、その場で倒れ込んでしまうため、横になることができるところまでは四つん這いで移動し、しばらく起き上がることができなくなるでしょう。

吐き気・めまい

腰にあまりにも強い痛みが走ると、人によっては吐き気やめまいが起こることがあります。

損傷してしまった筋肉の影響で、別の筋肉が圧迫され、椎間板ヘルニアが同時に発症してしまうこともあります。

椎間板により圧迫され、吐き気が起こってしまうということもありますね。

しびれ

足のしびれを感じます。

妊娠中期になるとお腹が大きくなってきているため、骨盤の周辺、腰の周辺が圧迫され、ぎっくリ腰になった時に足がしびれる症状が起こることがあります。

足の付け根を始めとし、膝の裏などがしびれるということあります。

腰を伸ばせない

ぎっくり腰になると、痛みが軽減するまで、まっすぐに腰を伸ばすことができなくなります。

直立姿勢をとることができず、前屈み姿勢で生活することとなります。

無理に腰を伸ばそうとすると激痛が走ります。

妊娠中期にぎっくり腰になりやすい原因とは?

では、妊娠中期にぎっくり腰になりやすい原因についてです。

なぜ妊娠中期はぎっくり腰になりやすいのでしょう。

運動不足

運動不足が原因でぎっくり腰になります。

妊娠中は安静に過ごすことが多くなり、妊娠前の運動量よりもはるかに少くなり、運動不足に陥ります。

すると腰の筋肉が休んでしまい、普段あまり使っていない筋肉を急に使った時にぎっくり腰となるのですね。

子宮が圧迫されて血行が悪い

妊娠中に子宮が大きくなると、骨盤まわり、腰回り、筋肉が圧迫されます。

すると血行が悪くなってしまいますよね。

血行が悪いと、多少の動作で筋肉には大きな負担がかかります。

すると筋肉への負担でぎっくり腰がおこります。

背中側の負担

妊娠中期頃になると、赤ちゃんが成長するたびに徐々にお腹が大きくなりますね。

するとお腹をせり出すように反り腰となります。

反り腰となると負担が背中側にかかります。

妊娠中期から妊娠後期になると、更に背中側への負担がかかり、より腰回りの筋肉が圧迫されます。

すると、腰の筋肉に常に負担がかかるため、多少姿勢を変えただけの時などにぎっくり腰になってしまうのです。

リラキシンの分泌

妊娠中期、妊娠初期とともに、リラキシンというホルモンの分泌量が増えます。

リラキシンは出産に向け、産道周辺を柔らかくしてくれます。

骨盤もリラキシンの影響で緩みます。

妊娠中期は少しずつ骨盤が緩んでくるため、内臓を支えるだけでも大きな負担を感じ、腰回りの筋肉にも大きな負担がかかります。

すると負担によりぎっくり腰がおこるのですね。

妊娠中期にぎっくり腰になった時の対処法

では、妊娠中期にぎっくり腰になってしまった場合の対処法についてです。

突然ぎっくり腰になるのですが、まずは慌てずに冷静になりましょう。

安静

とにかく安静にしましょう。

ぎっくり腰になると、すぐに受診したくなります。

しかし、しばらくの間は病院に受診するために動くということもできません。

そこで、ぎっくり腰になったときは、無理に動くのではなく、とにかく安静を優先してください。

横になった状態で動かないという対処法が一番となります。

動いてしまうと、腰の周りや筋肉が損傷してしまうため、よりひどい炎症が起こり、悪化します。

ある程度横になり安静に過ごした結果、自分一人で起き上がることができるくらいまで痛みが収まってから、病院に受診しましょう。

家族の協力で自分が動かなくても受診できるという場合は受診しましょう。

とにかく、無理に動くよりも安静が一番最優先なのですね。

痛みを冷やす

腰に起こった痛みは、冷やしましょう。

痛みがあるときは腰に強い炎症が起こっています。

とにかく冷やし炎症を沈めましょう。

炎症が出ているのに温めてしまうと逆効果となります。

ぎっくり腰になった場合は温めずに冷やしましょう。

ただし、妊娠中期にお腹を冷やすのは良くありません。

極端に冷やすのではなく、濡らしたタオルをあてがうなどという方法で冷やしましょう。

痛みが引いたら温める

痛みが出てるときは冷やします。

しかし、痛みが引いたら温めましょう。

冷えて炎症が収まったあとは、温めて患部の血行を促進する必要があります。

ぎっくり腰になった途中に患部をあたためると悪化するのでやめましょう。

妊娠中期にぎっくり腰となった場合、痛み止めの服用は難しくなります。

病院へ受診し、医療機関で処方された痛み止めは服用することができます。

ただし、妊娠のためにも、市販の鎮痛剤等を自己判断で服用するのは辞めましょう。

市販の鎮痛剤を服用することで、胃腸に対する悪影響が強くなったり、赤ちゃんへの影響も起こるので、むやみに市販薬を使用するのはやめてください・

コルセット

ぎっくり腰になった時、筋肉への負担を軽減するために、コルセットを用います。

ところが、妊娠中期のママはコルセットを使用しきつく締め、腰の負担を軽減することはできません。

そこで、コルセットの変わりに腰帯を活用するとよいです。

また、しっかりと支えるためにさらしを活用するのもおすすめです。

苦しくならない程度で、可能な限り腰を固定しましょう。

体に沿うように優しくまいてくださいね。

湿布薬

患部を冷やすため、炎症を落ち着かせるために、湿布薬を使用しても大丈夫か、妊娠中は悩みますね。

一般的に湿布の成分が赤ちゃんに影響することはないとかんがえられますが、市販の湿布よりも、病院で処方された湿布のほうが安心ですね。

痛みが強いときは冷感湿布を、痛みが落ち着いて着たら温湿布を使用することも忘れずに注意しましょう。

温めるときはホッカイロでいい?!

痛みが落ち着いてから患部を温めるときにホッカイロで温めてもよいのかですが、ホッカイロの場合、低温やけどや肌が赤くなる、あせもなどの原因となります。

就寝時の使用は避ける、長時間当て続けない、貼るタイプは使用しないなど、やけどなどに注意すれば使用することができますね。

妊娠中期のぎっくり腰は治りにくい?!

妊娠中期のぎっくり腰は、妊娠していないときと比べると、治りにくくなります。

しかし、早くぎっくり腰を治すために気をつけたいことに着いてご紹介しますね。

重い物は避ける

重いものを持たないようにしましょう。

荷物だけではなく、お米、洗濯物などの重さのある物を持つのも避けましょう。

腰の部分に強い力が加わってしまうため、無理に持ち上げるのは辞めましょう。

動作

動作に気をつけましょう。

  • ドライヤー

ドライヤーを使用する場合、急に腕をあげたりせず、ゆっくりとあげて使用しましょう。

また、乾かしている最中は腰に以外と大きな負担がかかっています。

できるだけ短時間で乾かすことができるように、タオルドライをしっかりとしたり、座った状態でするなどし、腰への負担を軽減しましょう。

低い位置の物をひろう時

低い位置、自分の目線よりも低い位置に置いてある物を疲労とき、前傾姿勢になりますよね。

しかし、前傾姿勢は、腰に大きな負担がかかります。

低い位置の物を疲労ときは、必ず膝を曲げた状態でとるようにしましょう。

くしゃみ

くしゃみをする際、腰には大きな負担が加わります。

そのため、直立でくしゃみをすると、もう一度ぎっくり腰となります。

くしゃみが出そうなときは、腰の部分を強く抑えたり、膝に手をついたり、片手を壁についたりして、負担がかからないように行いましょう。

起き上がる際

起き上がる際は、仰向けの状態で起き上がると、腰に大きな負担がかかります。

横向きになってから起き上がるようにしましょう。

ゆっくり起き上がってくださいね。

まとめ

妊娠中期にぎっくり腰となってしまった場合は、できるだけ家事などもお休みして、ゆっくりと休みましょう。

どうしてこんなに動くことができないのだろうともどかしくなる位、強い痛みを感じてしまいます。

赤ちゃんが生まれてから、育児に支障が出ないように、無理せず安静にして早い回復を待ちましょう。

また、一度ぎっくり腰になってしまうと、何度もなりやすくなる傾向があるため、気をつけながら過ごしたいですね。

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