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トイレに行っても残便感が…。妊娠中の残便感の原因は?!すっきりするための対処法!

妊娠中は便秘がちになり、便が出ても便が残っているようなかんじがする残便感に悩むことが少なくありません。

なんとなく便意はあるのに出ない状態が続くのは気持ちが悪いですよね。

そこで今回は残便感がある原因や残便感のないすっきりとした便が出せるようになる対処法について詳しくご紹介していきますね。

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残便感とは?

残便感は排便したのにも関わらず、すっきりとしない状態を指します。

全部便が出きったという感じがせずに、なんとなく不快感が続いてしまいます。

残便感にも種類があり、肛門から排泄される便は直腸にあるものの、直腸に実際に便が残っていることで感じる残便感と、直腸に便が実際にはないのにも関わらずすっきりしないような感じがする残便感があります。

実際に直腸に便が残っている場合

直腸に便が残っていると、完全にキレイに出きった感じがしない残便感が残ります。

直腸に便があるのにも関わらずすべてを完全に排出することができない状態は直腸性便秘と呼ばれています。

通常直腸に便が入ると脳に信号が送られます。

脳に信号が及ぶと便意を感じ排便に行くのですね。

脳に信号が送られると、肛門付近の筋肉は緩みます。

このような反応を直腸肛門反応と呼ばれています。

排便したくなったという便意を感じたときに、しっかりと排出すれば問題ありません。

しかし、実際に直腸に便があり便意を感じているのにも関わらず我慢してしまったりすると、徐々に便意がなくなります。

直腸に便があるのに排泄せずに我慢すると、徐々に便が固くなり、排泄しにくくなってしまいます。

そこで、排泄したいときに排泄しても残便感が残っているのにトイレ終えてしまうと、直腸で便が固くなり、排泄しにくい状態となり強い残便感を感じるようになってしまうのですね。

直腸性便秘の原因としては、自律神経の乱れや直腸の異常が挙げられます。

腸の動きは自律神経と深く関わる胃があるため、ストレスを感じ自律神経が乱れてしまうと大腸の動きがコントロールできなくなってしまい、残便感を感じるようになるのですね。

お腹が張る、腹痛を感じる、便秘、下痢の場合、便意があるのにコロコロと硬い便しかでないという場合は、直腸性便秘の可能性が高いと判断できます。

直腸に便が残っていないのい便意を感じる

直腸に実際に便が残っていないのにも関わらず残便感を感じるという場合、便秘を解消するために便秘薬が処方されることがあります。

しかし、便秘薬に頼っていると、今度は薬がないと排便ができなくなってしまい、さらなるひどい便秘に見舞われることがあります。

弱い薬が効かなくなると、強い薬へと変化していき、自然な便意を感じているのではなく、強い便意を感じてトイレへいくとたくさん排便できるという状態になります。

すると、排便はできているものの、自ら便意を感じ排便しているわけではないため、なんとなく残便感が残ってしまうようになります。

妊娠中は何日排便がないと便秘なの?!

妊娠中は便秘になりやすく、なかなか便がでないということはすくなくありません。

しかし、これまで毎日すっきりと便が出ていたという人にとっては、2,3日便が出ずにお腹がはっている状態だと、それはすでに便秘だと言えます。

排便は毎日ある状態が理想的です。

妊娠していても便秘しらずで毎日出ると言うこともありますが、ひどい場合は1週間から10日位便がでないという場合もあります。

毎日排便するのが理想てきなので、妊娠中でも2,3日1回は排便できるとよいですね。

排便できないとどんどん苦しさを感じてくるようになります。

妊娠中の残便感の原因とは?

妊娠中の残便感の原因についてしることで解決策がみえてきますね。

ホルモンの変化

妊娠すると女性ホルモンのバランスが変化します。

女性ホルモンのプロゲステロンは消化管の平滑筋という筋肉を緩ませます。

平滑筋が緩むことにより、腸の働きが悪くなってしまうのです。

すると子宮が徐々に大きくなるため腸が圧迫され、腸の動きもより悪くなるため便秘が悪化します。

するとコロコロとした便しか出なくなってしまい、残便感を感じることになるのですね。

ストレス・自律神経の乱れ

妊娠するとストレスを感じやすくなったり、なかなか寝付けなかったりと自律神経が乱れやすくなります。

自律神経が乱れると腸の動きが悪くなってしまいます。

腸の動きが悪くなると便秘気味となり、水分が少ない固くコロコロとした小さい便しかでなくなってしまいます。

残便感を感じる原因となりますね。

食事内容の変化

つわりによりなかなか今までどおりの食事ができないということが起こります。

水分さえも十分に摂取できないこともあります。

排便のためには、便が出やすくなる食材や水分がとても大切です。

そのため食物繊維や水分が足りていない便はスッと腸をスムーズに通過できなくなるため便秘になりやすくなります。

すると肛門の寸前の直腸で便が通り抜けられずにとまってしまうため、残便感が残るのですね。

運動不足により腸の動きが悪くなる

妊娠初期はつわりなどにより体調が優れずに運動不足となりやすいですね。

妊娠中期頃になり体調が安定してきたら、ウォーキングなどを日々の生活の中に取り入れることをおすすめします。

運動をまったくしないと、腸の動きが悪くなり便秘になりやすくなります。

適度に運動するように意識しないと、残便感の原因となります。

腸を圧迫

妊娠後期になると、赤ちゃんも子宮も大きくなり、周りの臓器、腸も圧迫されます。

すると腸が十分に動くことができなくなってしまい、便を外へと押し出す腸の動きが悪くなり、便秘になったり、残便感が残ります。

便秘の常習化

便秘がひどくなると、便秘を解消するための薬が病院で処方されます。

弱い薬でも排便ができていたのにも関わらず、徐々に効かなくなっていき、薬もどんどん強くなります。

すると、便意を感じて溜まった便を出すというサイクルができてしまい、薬がないとひどい便秘になる、残便感が残るという状態になってしまいます。

便意を我慢

便意を我慢することも残便感に繋がります。

便意を感じたときにすぐにトイレに行ければよいものの、外出先、仕事を続けているというような場合、すぐにトイレにいくことができない場合もありますね。

そこで我慢してしまうと便が直腸内で固くなり便秘となったり、残便感の原因となります。

妊娠中の残便感への対処法!

では妊娠中の残便感を解消するための対処法についてです。

水分の摂取

妊娠中の便がスムーズに出るようにするためには直腸をスルッと便が通り抜けられるようにする必要があります。

妊娠中は血液量も増えるため水分がより必要となります。

こまめに水分補給を行わないと、すぐに直腸性便秘になってしまます。

便の状態がコロコロと小さいときも水分と判断できます。

1日に1.5リットルから2リットル程度の水分補給が必要となります。

水分補給には常温の水がおすすめです。

また、便意が感じているのに便が固くてでないという場合は炭酸水を飲むことで便が出やすくなる傾向があるのでおすすめです。

ノンカフェインのお茶

お茶にはミネラルやビタミンや食物繊維が豊富に含まれています。

また腸内の善玉菌を増やしてくれる効果もあります。。

善玉菌が増えると腸内環境が整い便秘が解消されます 。

妊娠しているためカフェインやタンニンが含まれているお茶は避けましょう。

玄米茶やローズヒップティー、ごぼう茶やルイボスティーなどがおすすめです。

タンニンは便を固くし残便感をよりひどくするので注意しましょう。

食物繊維

食物繊維も積極的に摂取しましょう。

直腸に便がたまらないようにするために、腸が排便まで便をしっかりと送り届けられるように、食物繊維の多い食材を積極的に摂取しましょう。

食物繊維は水に溶けるタイプと溶けないタイプがあります。

水に溶ける食物繊維は水溶性食物繊維というもので、みかんやりんごなど、人参やきゃべつなどに含まれています。

水溶性食物繊維を摂取することにより、腸内の善玉菌が増え、柔らかく排泄しやすい便となります。

また水に溶けない不溶性食物繊維は腸の中で水分を多く含むため便の量が増加し、腸を刺激し排便を促します。

どちらの食物繊維もバランスよく摂取することが大切ですね。

善玉菌を増やす

腸内環境を良くして排便しやすい環境を作るために善玉菌を増やしましょう。

腸で適度な硬さの便を作り出してくてるようにするためには善玉菌を増やす食生活を心がけましょう。

ヨーグルトやバナナや漬物、キムチやチーズや納豆、味噌、人参などは善玉菌の餌となり、善玉菌を活発化させてくれます。

大腸まで善玉菌を届けるためにはオリゴ糖も一緒に摂取するとなお良いです。

適度なあぶら

適度な油の摂取も大切です。

適度に油を補給することにより腸の働きが促進されたり、スムーズに便が出やすくなります。

大量にとるのはおすすめできませんが、適度に摂取しましょう。

まとめ

残便感が残る時は、便秘を解消しスムーズに排泄できる便作り、腸状態を作ることが大切ですね。

しかし、対処法を講じても、なかなか残便感が解消しないという場合は、かかりつけの医師に相談しましょう。

残便感を感じたり硬い便ばかりだと、今度は痔に見舞われてしまう原因にもなります。

苦しいときは医師に相談してくださいね!

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