保育所に行く朝、子供が大泣き!朝の3分と帰宅後の対応で解消できる!

保育所へ朝送る際、笑顔でバイバイできればよいのですが、なかなか上手くは行きませんよね。
私も3人の子供を保育所に預けているのですが、朝に子供が大泣きし、私の足にしがみつき動かなくなってしまったり、大泣きのまま先生に預けたり、ということがありました。
後ろ髪を引かれる思いになり、胸が痛くなります。
そういった悩みを抱えているママさんに、とっておきの解消法をご紹介します。
目次
子供が泣く原因とは?
朝に保育所へ送ると毎日泣いてしまうという・・・。
自分の子供がなぜ泣いているか、知りたいですよね。
しかし、帰宅後はママが迎えに来た喜びや、保育所で過ごした時間が楽しくて、朝泣いた理由をうまく説明できない子が多いのです。
そこで、なぜ泣いてしまうのかを状況別、年齢別に紹介します。
入園児の場合
朝毎日泣いてしまうという場合は、今までママと過ごしてきたのに、これからはママがいない状況に置かれるということに不安を覚えます。
どこにいても振り返れば一番信用しているママが居たのにも関わらず、振り返ってもいないという状況は不安になってしまいますよね。
また、なぜママと離れなければいけないのかと疑問を覚える子もいます。
ママと帰りたいのにという気持ちから泣いてしまうのです。
混乱状態で気持ちが追い付いていないのでしょう。
継続児の場合
継続児の場合、原因は大きく分けて2つに分けられます。
1つ目はママと離れたくないと感じるときがあります。
入園児と同様です。
慣れてきている子供でもまだまだ子供です。
保育所は楽しいと分っていても、大好きなママと離れることがさみしくなる日もありますよね。
2つ目は、保育所に行きたくない明確な理由がある場合です。
例えば、前日お友達とトラブルがあった時や保育所の先生に注意されてしまったとき、継続的に嫌な出来事が起きているときなどが考えられます。
子供によって本当にさまざまな理由があります。
未満児(3歳未満)の場合
未満児の場合、0歳、1歳児は人見知りが考えられます。
ママしかダメ、他の人に抱っこされたり近寄られたりしただけで泣いてしまう子もいます。
しかし、人見知りは成長の上で重要な過程なので問題はなく、逆にしっかりと成長している証ですね。
以上児(3歳以上)の場合
以上児は、自我が芽生え、嫌なことは嫌、と主張が激しくなります。
その分、ママと離れる時のさみしい気持ちや、子供同士のトラブルでもはっきりとした意志を持つことが多くなってきます。
自我が芽生えているもののまだまだ子供です。
感情を抑えるほうが難しいですよね。
さみしい時は泣いてしまうことがあってもおかしくありません。
朝の上手な別れ方とは?
朝、子供が泣いてしまっているとママの気持ちも悲しくなりますよね。
泣いている子供を置いて行って大丈夫かどうかも心配になります。
このまま連れて帰りたいと思ってしまうほど、苦しくなる時もあるでしょう。
しかし、子供は敏感でママが不安な気持ちやさみしい気持ちになっていると、気持ちを感じ取り、余計子供のほうも悲しく不安になってしまいます。
また、いつまでも子供を見てオロオロしてしまうと、このまま泣き続ければママは連れて帰ってくれるのではないかと思い、余計泣いてしまうこともあります。
泣いている子供とうまく別れるためには、その場をサッと離れることが大切です。
朝の3分は魔法の時間!
朝は子供にとって一日の気持ちを左右する大切な時間なのです。
ママに怒られてしまうと、一日中気持ちが落ち込んでしまったり、朝泣いてしまう原因にもなります。
登園前は時間に余裕を持ち、「早くしてよー!」と子供に怒ってしまわないような環境を作るようにしましょう。
子供が頑張れるおまじないをしよう
怪我をした時などに行う手当という言葉の由来をご存じでしょうか。
ある説によると、昔子供がお腹が痛くなったとや頭が痛くなったときに、お母さんが患部に手を当てて撫でると、患部の痛みが和らいだことから、手当という言葉になったという由来の一説があります。
子供にとってママのおまじないの効果は絶大です。
朝泣くことへの解消法となってくれます。
やり方は簡単です。
朝保育所に送る前に手と手を合わせたり、抱きしめて一日保育所で頑張れるおまじないをしてあげたり、パワーを送る姿を見せます。
これだけで子供の気持ちは変わり大きな力となってくれるのです。
朝も泣きそうな姿を見たら、「おまじないしたから大丈夫かな~?」など声をかけると、見違えるように元気になってくれます。
おまじないの言葉は家庭ごとに工夫してみると良いでしょう。
お迎えの話をしよう!
保育所へ子供を送る車の中でも行えます。
迎えの約束をしておきます。
子供はママと離れることに不安を感じますが、例えば「早く仕事終わらせて、早く迎えに行けるように頑張るね」などという約束を促しておくと、子供は「絶対にママは迎えに来るんだ!」と思うので、不安の気持ちがおさまります。
今日の楽しいことや給食の話をしよう
外が晴れている日は、「今日は外でお友達と遊べるね」「今日は楽しい行事があるね」と、話をしてあげることで、子供は保育所に行くことが楽しみな気持ちになります。
給食が子供の好きなメニューの日は、「今日は○○が好きな○○が給食だって!」と教えてあげることも楽しみの1つになりますね。
また、「ママも自分が今日することを知っている」ということが、保育所へ行くことへの安心に繋がる場合もあります。
帰宅後のケア
朝、「子供が泣かないようになにかしなければ!」と考えてしまいがちですが、実は帰宅後の子供との時間も大切です。
子供と離れている時間があるからこそ、子供にとって、親子関係にとって、帰宅後の時間は大切にしましょう。
家での様子は?
帰宅後、子供の様子をしっかりと確認しましょう。
子供に今日出来事を聞いたときに楽しそうに話してくれたら問題ないと考えられます。
子供は朝泣いても数分すればあっけらかんとして遊んでいることが多いです。
しかし、注意すべき点があるのです!
子供の様子がいつもとは違うときです。
子供同士のトラブルや失敗などを本当はママに知ってほしいのに言えないままの状態になってしまっている場合があります。
特に帰宅後にママが忙しそうにしていると話しにくくなります。
様子を確認し変化に気づいてあげましょう。
前日の嫌な思いが解消されぬまま、翌朝を迎えてしまうと、朝に行くことを拒んでしまったり、泣いてしまう原因となります。
今日の楽しかった話を聞こう
帰宅後に今日楽しかった話を子供本人から聞く時間を設けることをおすすめします。
子供は今日の話を聞いてもらえるだけで気分が良くなります。
ママが自分の頑張ったことを知ってくれていると子供が安心します。
褒めてあげることで子供は幸福感を感じます。
子供はママが居ない時間、保育所で頑張っているのでたくさん褒めてあげましょう。
褒めてあげることは、子供とママの信頼関係にも繋がります。
嫌なことの話も聞こう
子供から話してくる場合はそのまま聞いてあげればよいのですが、嫌だった出来事を自分から言い出せない子もいます。
特に子供が4、5歳くらいになると、「ママを心配させたくない」「子供同士のトラブルを自分のせいだと思われ、ママに怒られるかもしれない」と考えて話さない場合があります。
ママから何か嫌なことは無かったかを聞いてあげると、話しやすい環境となり嫌なことを打ち明けるでしょう。
その後の対処は家庭ごといろいろだと思いますが、先生に相談してみたり、翌朝子供が気持ちよく保育所へ行けるような言葉をかけてあげると良いですね。
まとめ
- 年齢、状況ごとに朝に泣いてしまう原因がある
- 別れ際は素早く立ち去る。
- 朝の時間帯は子供に安心感を与えよう。
- 帰宅後にたくさん褒めて、コミュニケーションをとることが重要
子供によって保育所に慣れて朝笑ってバイバイできるようになるまでの期間は異なります。
1ヵ月程度で泣かなくなる子もいれば、半年、1年泣き続けてしまう子供もいます。
更に、泣かずにバイバイできていたのに急に泣くようになってしまう子もいます。
しかし、泣くことはママとしても大変で心配ですが、子供の成長過程の中で大切なことなのでおかしいことではありません。
また、泣くということはママや家庭が大好きだという良い証拠ですよね。
個人差はあると思いますが、今回紹介した解消法を活用・応用し、子供が笑って登園できるようになりますようママを応援しております。
また、褒め方・叱り方についてこちらにまとめてありますので参考にしてみてください。