今の親は子供を叱りすぎている?ほめ方と叱り方のアドバイス9選!

子供を叱ってしつけることは大事なことです。
今の親は甘やかしているとよく言われますが、実は叱りすぎています。
もっとほめてあげてください。
叱ることとほめることは表裏一体です。
ここでは実際によくある子供とのやりとりの間違いと正解を書いていきます。
目次
子供が褒めてほしそうなときはちゃんと褒めましょう!
お絵かき編


✖ もっとうまくかけるようにちゃんと練習しなさい!こんなんじゃ笑われちゃうわよ!
〇 すごい上手にかけたね~!かわいい絵だね!
楽しいこと、嬉しいこと、喜んでいるときは一緒に喜びましょう!
そしてちゃんと褒めてあげましょう!楽しいですよ。
子供が悲しい時も子供の味方でいましょう!
いじめられた編


✖ やられてめそめそしてんじゃないよ!やりかえせ!
〇 それはつらかったね~、ギュッ♥ どうしてなぐられたの?なにがあったの?
子供が悲しんでいるときはちゃんと悲しさを受け止めてあげてください。
たっぷり甘えさせてもいいです。甘やかすのとは違います。
甘えさせるのは大事と甘やかすの良くない!この違い!
甘えさせるというのは、困っている時、悲しい時にママを頼れること、ママが助けてあげることです。
甘やかすというのは、自分でできることまでやってあげたり、子供のいいなりになってなんでも買ってあげたりすることです。
全然違いますよね!
子供が悪いことをした時、ちゃんと目を見て話をしましょう!
人の物を持って帰ってきた編



✖ 駄目でしょ!謝ってきなさい!謝ってこなきゃごはんあげないからね!
〇 人の物をもってきちゃいけないでしょ。どうして持ってきちゃったの?今度ちゃんと謝って返そうね。
バカな子とは口が裂けても言ってはいけません。
人の物を持ってきてしまったことはいけないことですのでその行為はいけないことだと叱りましょう!
でも、なんでそんなことをしたのか聞いてあげてください。
そして、なんで人の物をもってきてはいけないかもちゃんと教えてあげましょう!
子供がわがままを言った時、ママが少しだけ我慢しましょう!
もっと遊びたい編



〇 そうだね、楽しいもんね。じゃあ、あと一回だけやったら帰ろうね!
あれもこれも買って~編


〇 両方美味しいもんね。欲しい気持ちはわかるけど、今日は1個だけにしようね。
子供の気持ちを汲んであげましょう!
もう時間だから!と言って途中で切り上げるのは子供もママも気持ちよくありません。
気持ちを理解しつつ、行為に対しては甘やかさない程度にお互いがハッピーになれる解決策をみつけましょう。
できているところに目を向けて褒めましょう!
テストの点が悪かった編


〇 ここはできなかったけど、こっちの問題なんか難しいのに良くできたね。すごいね!
できないところばかり見るのではなく、できているところに目を向けてほめてあげましょう。
子供は常にママに褒められたいと思っています。
一人で歯を歯を磨けるようになった、あいさつができるようになった、ちゃんと座ってご飯を食べれるようになった、靴を揃えて脱ぐようになったとか、些細なことでもほめてあげましょう。
ほめられると嬉しくなってそのあとも褒められることを続けるようになりますよ。
様子をみることも大事!
片づけをしない編


〇 (少しほっておいて片づけをしているのを見つけたら)ちゃんと片づけしてて偉いね!
遠くから早くあれをしなさい!これをしなさい!といっても子供は聞きません。
近くに行って怒ればママが怖くて片づけることはあるかもしれません。
恐怖心で片づけるより、ママに褒められるから片付ける方が良いと思いませんか?
他の子と比べず、過去と比べて成長を褒める
食べ散らかす編


〇 いっぱい食べれるようになったね~!ごちそうさまもちゃんと言えたね!
他の同級生や兄弟と比べることは無意味です。
隣の芝生は青く見えるものです。
自分の子をちゃんと見てあげてください。
自分の子の成長、少しずつでもいいです。できるようになったことを見落とさずにちゃんと褒めてあげましょう!
良い子になるために頑張りすぎている場合は失敗もほめる
失敗しちゃった編


〇 いつもお手伝いしていればたまにはこういうこともあるよね。ケガしてない?お皿は今度一緒に買いに行こうね!
たまに頑張りすぎる子供がいます。
褒められたくて手伝いしたり、ミスをしないようにしなきゃと頑張る子がいます。
失敗を叱られると、失敗しないようにしなきゃ!失敗すると怒られる!とプレッシャーで押しつぶされてしまいます。
怒られたくないという思いが強くなると、失敗した時に隠したり、嘘をついたりするようになります。
いつもいい子で頑張りすぎちゃう性格の場合は失敗しても怒らなければ子供は安心しますし、もっと意欲的にのびのびとお手伝いするようになりますよ。
ママが子供にありがとうを言おう!
ありがとう編



〇 ありがとう!そこに置いといてね。
子供はママの真似をします。
ありがとうというと、子供もありがとうっていうようになります。
何気ない一言ですが、ありがとう!と一言つけるだけで全然違います。
子供にばっかり、ありがとうを言わせないようにしましょうね!
簡単にできる叱るときの言い方
ちょっとした言い方の違いですが意外と大事です。
どうするのがいいことなのかをちゃんと教えるように叱りましょう。
✖ 走っちゃダメ! ➡ 〇 歩こうね。
✖ 騒いじゃダメでしょ! ➡ 〇 静かにしようね。
✖ 散らかすな! ➡ 〇 片づけようね。
✖ 椅子に立つな! ➡ 〇 座ろうね。
年齢によっても叱り方は変わる!
0歳児は周りが我慢しましょう!
何を言っても0歳児は理解するのは無理です。
何をしても仕方ないと思いましょう。
嫌なことばかり見ずにいいところに目を向けて子供の成長を楽しみましょう。
1歳児はダメな理由を説明する
ヤダ!ダメ!と反抗しはじめる時期です。
ちゃんと説明すれば気をつけるようになります。
ただ同じ間違いは何度もするので我慢強くしつけしましょう。
2歳児、今はダメだけど少し我慢したらあとでこうなるよと伝える。
少しであれば嫌なことも我慢できるようになってきます。
ダメな理由をちゃんと説明しつつ、我慢したらそのあといいことがあるよとか、その先を想像できるように説明していきましょう。
つまり3歳まではルールを理解できない。
3歳まではルールを理解することはできないと言っても過言ではありません。
危ないこと、やってはいけないことを悪気がなく、好奇心、探求心、経験をしたいという気持ちが先行してやってしまいます。
ちゃんと人の気持ちを考えて行動できるようになるのは3歳からでしょう。
子供ってそういうものだと理解して大人の常識で考えるのではなく、子供の目線に立って考えてあげましょう。
ブチギレちゃったら?
ママもイライラしてキレてしまうことはあるかもしれません。
そんなときはちゃんとあとでちゃんとママも言いすぎたよ、ごめんね。仲直りしよう。ギュっと抱きしめましょう。
コミュニケーション、スキンシップは大事ですよ。
まとめ
子供を叱る、褒めるは子供だけのことではないと感じます。
大人も叱られるよりは褒められたいですよね。
ママはパパを褒めていますか。
パパはママを褒めていますか。
人間関係を築いていく上でお互いがお互いを褒めるっていうのは大事なことです。
子供と楽しく歯磨きをする方法もまとめてありますので良かったら読んでみてください。
記事の参考文献⇒子育てハッピーアドバイス 大好き!が伝わるほめ方*叱り方