何気ないクセが原因!?子供の歯並びが悪くなるよくあるクセとは!?

子供がよくやるいろんなクセが実は歯並びを悪くする原因になっているかもしれないということがわかってきています。
歯並びが悪くなってしまうと矯正して直すのが一般的です。
矯正は非常に費用がかかります。
これからもっと技術の進歩して安く、簡単に治るようになるのを夢見るよりは、初めから歯並びが悪くならないように気を付ける方が早いですよね。
すべてが直せる癖ではないと思いますが少しでも歯並びが悪くならないように気をつけてみてください。
目次
指をしゃぶる
子供が指をしゃぶるのは自然なことです!
これ自体は悪いことではないんですが、それは3歳までと言われています。
おしゃぶりをするのも3歳くらいにはやめさせるのが良いです。
出っ歯になったり、歯が内向きに生えてしまったりします。
指しゃぶりをやめさせるには??
子供に指をしゃぶるたびに怒ったり、理論的に説明するのはあまりいい方法とは言えません。
子供は暇なとき、ぼーっとしているときに指しゃぶりをします。
外で夢中になって遊んでいるとき、家の中ではいろんなお手伝いをさせたりして暇な時間を与えないようにしましょう!
街を歩くときや寝る時も手をつないで歩くようにすれば指しゃぶりをする時間は減ります!
そのうち指しゃぶりすることを忘れます!
3ヶ月から半年くらい意識的にやってみると効果が見えてきますよ!
口呼吸
口呼吸より鼻呼吸の方が良いというのは一般的にもよく言われます。
風邪やアレルギーになりやすいというのは聞いたことがあるかもしれません。
あとは、口を空いているために前歯が乾燥し、口臭が臭くなったり、虫歯や汚れやすくなります。
歯並びにも悪影響があり出っ歯になりやすいといわれています。
口呼吸にならず、鼻呼吸にするには??
おしゃぶりがポイントになってきます!
授乳やおしゃぶりを1歳でやめてしまうとまだ鼻呼吸が定着しておらず、口呼吸を覚えてしまいます。
鼻呼吸をしっかり定着するまではおしゃぶりをさせると良いでしょう!
ほおづえをつく
ほおづえをつくと、顔全体の重みが下あごにかかります。
これにより、まだ生えたばかりの乳歯やあごの成長に影響を与えることがあるそうです。
少しほおづえをつくぐらいなら問題はないですが、長時間やっていたり、頻繁にやっているようならやめさせることをオススメします。
ほおづえをやめさせるには??
ほおづえをつくときを考えてみてください。
その多くは机やテーブルにほおづえをつきますよね?
そのときの椅子の高さが子供に取ってほおづえをつきやすい高さになっています。
そのため、少し椅子を高くしてあげることでほおづえはつかなくなります。
姿勢もよくなるのでオススメですよ。
つめをかむ くちびるをかむ
つめを噛むのは、心理状態が影響していると言われています。
愛情が不足していたり、ストレスや不安を感じていたり、悩みを抱えていると起きることがあります。
つめは固いため、あごへの負担や不自然な噛み方による歯並びが悪くなるようです。
つめをかむのをやめさせるには??
爪をかむのは心理面の表れになります。
爪を噛むのをみつけて「やめなさい!」と怒るのは逆効果です。
いつも怒ってばかりいませんか?
子供が愛情に飢えている可能性があります。
しっかりコミュニケーションをとったり、抱きしめてあげたりしてあげてください。
そうすることで心が満たされてつめをかむことが減っていくと思いますよ。
片側で多くかむ
片側でばかり噛んでしまうのは、もう片方がまだ歯が生えてくる前とか、虫歯で痛いからなどで片側で噛んでいるうちにクセになってしまうことがあります。
片方のあごに負担がかかることにより歯並びが崩れる可能性があります。
噛まない側が虫歯になりやすいようなので気を付けましょう。
片側でかむのを治すには??
両方の奥歯がしっかり生えていれば片側にかたよることはほとんどありません。
虫歯などは早めに治療し、両方で噛めるようにしてあげましょう。
右で噛んだり、左で噛んだりすることを一緒に食事を楽しんでみるのも良いと思いますよ。
舌で歯を押す
歯が抜けるときは気になって舌で押したりする経験は誰もがあるのではないでしょうか。
それは特に問題ではありません。
抜ける歯ではないのに舌で歯の裏側から前に押してしまうと当然前に出てしまいます。
口呼吸の場合も起こりやすいので合わせてなおしてください。
原因としては舌の位置が正しい位置になっていないことも考えられますので、トレーニングをして正しい位置にしてあげる必要があります。
舌の位置を改善するには??
口唇トレーニングをしてみてください。
やり方は簡単です。
- 上下の唇を内側に巻き込むような形で口を閉じてください。
- そこから「パン」と音を立てながらはじきます。
これを30回を1日3回行ってください。
口元がどんどん締まってきて正しい舌の位置になります。
歯ぎしり
歯ぎしりは顎に負担がかかったり、歯をすり減らす危険があります。
しかし、子供は成長の過程で歯ぎしりはするものなので、神経質になりすぎることはありません。
乳歯の生えはじめや、永久歯に変わるころはアンバランスのため歯ぎしりをすることがあります。
永久歯が生えそろってからも頻繁に歯ぎしりするようであれば改善が必要かと思います。
多くの原因はストレスによるものだったりします。
歯ぎしりの改善方法とは??
歯ぎしりを治す方法は、一般的にはマウスピースを使います。
寝る時に装着する形です。
噛み合わせが悪いと起きやすいので、歯並びが悪い場合は矯正することでも改善になります。
食べ物を噛まずに食べる
歯を使わずに食べたり、柔らかいものばかり食べると顎や歯の成長の妨げになります。
よく噛むことで顎の骨や筋肉が発達しすることで歯並びが良くなります。
他にも脳の発達や、肥満予防、がん予防なども言われていますのでよく噛むことは大事です!
よく噛むようにするようにするには??
小さめのスプーンを使って食べるようにすると噛むようになったりします。
一口ずつ食べた際に声をかけてあげてください。
どんな味?とか、美味しい?たくさん噛むと美味しいよ!とか声をかけることでゆっくり食べるようになります。
一緒に楽しみながら食べてみてください。
中には、顎の力が弱く噛めない子供もいます。
毎日ガムを噛むようにしてあげてみてください。
そうすると顎の力が強化されてしっかり噛んで食べれるようになります。
姿勢
姿勢が悪いとそれを補うために顎が上がったり、前に出たりして歯並びが悪くなったりします。
顔のゆがみや体のゆがみから噛み合わせが悪くなったりします。
近年、どんどん姿勢の悪い子供が増えている統計がでています。
姿勢が悪いと筋肉の発達の妨げや、集中力の低下、見た目もよくありません。
姿勢をよくするには??
バレリーナをイメージするといいと思います。
つまりは、柔軟性と筋力をつけることです。
体のストレッチをしたり、腹筋、背筋の筋力トレーニングを行うことが大事です。
無理なストレッチはいりません。
簡単なストレッチを日課にするだけで喜んでやります。
一緒に子供と競いながらやるのもいいです!
習い事で運動させたり、休日に一緒に運動したりするだけでも変わります。
うつぶせで寝る
うつぶせで寝ると顎や口に体重がかかります。
そのため、歯並びが悪くなる可能性があります。
毎日、毎日うつぶせでしか寝ないのであれば、直すようにしてみるといいと思いますが、
たまにうつぶせで寝ているくらいであればあまり気にすることはありません。
うつ伏せを治すには?
うつ伏せを治すには一緒にあおむけで寝てあげてください。
胸などを軽くトントンしながら寝かすことであおむけで寝ますよ。
まとめ
どんな子供でもやりがちなクセから歯並びに影響があるかもしれないということは知っていて損はありません。
しかし、叱ってやめさせたり、すごく神経質になる必要はないと思います。
楽しみながら改善してみてください。
歯並びが悪くなり、歯の矯正が必要になると子供も大変ですし、矯正器具は費用も大変です。
いずれも子供のことをよく見てないと気づかないことだと思います。
愛情をもって子供とコミュニケーションをとりながらクセと向き合っていきましょう!