保育所に入れなかった!不承諾通知が届いてから出来ること・・・

保育所の申し込みをしたのに、保育所に入ることが出来なかったという話が有りますよね。
これは実際に多くのママが体験している問題ですね。
育児休業から復帰するはずだったのに、働き先がせっかく見つかったのになどと保育所に入れない事になってしまうと、物凄く困ってしまいますよね。
保育所の申し込みをしたのにも関わらず不承認通知が届いては入れないことになってしまった場合、ママはどうしたら良いのでしょうか。
また、なぜ保育所に入ることが出来ないのでしょう・・・。
今回は保育所に入ることが出来なかったママに役立つ情報をご紹介していきたいと思います。
また、保育所に入ることが出来ない理由や、入れるようになるための保活についてご紹介していきたいと思います。
目次
保育所に入るための条件がある?
実は保育所に入るための条件があるのです。
保育所に入るためには保育を必要とする理由というものが無ければいけません。
例えば以下のものが挙げられます。
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父親母親共に働いている
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妊娠や出産
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保護者の疾秒や障害
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同居者の介護
等々の条件があります。
これらの条件を元に、保育を必要とする指数を導きだし、基準指数に加算されたりマイナスされ、保育所に入所できるかどうかの判断が行われます。
また、ひとり親世帯、生活保護を受けているか否かという事も条件を満たすか否かの基準の1つとなり、基準指数に加算されることとなります。
更に既に兄弟や姉妹が保育所を利用しているか、兄弟姉妹が同時に保育所申込み申請をするかという点も基準指数への加算ポイントとなるのです。
一方で、65歳未満の祖父母と同居しているという場合は、基準指数からマイナスされるポイントとなります。
また、子供が同伴できる職場環境であったり、現在利用中の兄弟の保育料滞納などがあった場合もマイナスされてしまうことになるのです。
保育所の不承認通知が届いた・・・
保育所の不承認通知が届くと、かなりがっかりしてしまいますよね。
これからどうしようかと不安に駆られるママも少なくない事でしょう。
上記でもご説明させていただいた通り、入所申し込みから様々な条件のもと保育所に入れるのか入れないのかという事が点数化され、基準点数に満たなかったため、入ることが出来なかったのですね。
しかし諦めないでください。
まだ絶対に入れないと決まった訳ではないのです。
保育所に入れなくなったわけでない!
不承認通知が届いたからといって、この先も保育所に入ることが出来ないという訳ではありません。
ほとんどの地域で、保育所の申込み申請の有効期限は6ヶ月間とされています。
その為不承認通知が届いてからも6ヶ月間は待機児童として登録され続けるのです。
途中退所があったりすると、待機児童の中から入ることが出来るようになるのです。
ちなみに6ヶ月過ぎると待機児童のリストからは外されてしまうので、6ヶ月を過ぎた際は忘れずに再度申し込みを行いましょう。
待っていたら育休が・・・
育休を取っているというママさんは良くお分かりだと思うのですが、育児介護休業法では1歳6ヶ月までの休業が認められています。
しかし、保育所の不承認通知が届いたとなると、育児休暇が終わってしまう、復帰することが出来なくなってしまうと不安になりますよね。
しかし、2017年10月から、育児休暇は1歳6ヶ月までであるものの、万が一保育所に入所ですることが出来なかった場合は、最長2歳までの育児休暇延長が取れるという事になったのです。
それでも保育所に入ることが出来ないという場合は、認可外保育や保育ママ、一時預かり、託児所などを利用することを視野に入れてみると良いでしょう。
自治体によっては、保育所の不承認通知が届いた世帯だけは入ることが出来る保育所を設置しているところもありますし。
市役所が提供してくれる認証保育所などもありますので、是非お話を聞いてみてください。
保活を初めてみませんか?
保活というものを知っていますか?
保活とは待機児童が多く保育所に入ることが困難であるという場合、保育所に入るため活動が鍵となるのです。
不承認通知が届き入所できなかったというママ、保育所に入所させたいけど本当には入れるのかなと不安に思っているママなどは、是非保活を初めて見てはいかがでしょうか。
保活はいつから始める?
保活は早いうちから始めておいた方が良いです。
0歳からの入所を考えているのであれば、妊娠中から始めておいた方が良いですよ。
1歳からの入所を考えている方も妊娠中から始めていても早くはないほどです。
保育所に入るための活動とはいえ、妊娠に支障をきたすようなアクティブなものではありませんので安心してください。
保活は何をしたらよいの?
保活とはいえ何をしたらよいのか分りませんよね。
大きく分けて保活は3つあります。
情報収集・所の見学・入所申し込みとなります。
では一つずつ詳しく見ていきましょう。
情報収集って?
情報収集はどんな保育所があるのか、どんな保育所なのかという事を事前に調べておくという事になります。
市役所の保育課というところへ行くと、自分が住んでいる近くの保育所・保育園が掲載されているパンフレットやプリントをもらうことが出来ます。
そこには、何歳から入所可能なのか、延長保育はあるのか、定員人数などが記載されています。
インターネットで調べるよりも確実な情報が得られるので、是非可能であれば市役所に足を運んでみましょう。
ついでに保育課に行くと待機児童の状況、申込み方法、なども詳しく教えてもらうことが出来ますので、是非気になる方は聞いてみると良いですよ。
保育所・保育園の見学へ
続いて保育所や保育園に実際に足を運び、見学してみましょう。
保育課でもらった資料にて気になった保育所・保育園を絞り、見学に行ってみると良いですね。
保育所の申込み時、一つの保育所への申し込みをする訳ではなく、第一希望から第8希望くらいまで書く欄が用意されているので、一つではなくいくつかの所・園を候補に入れておくと良いです。
実際に見学をすることで、自宅からの通園時間やルートなどを確認することが出来ますし、先生の様子や所・園の様子も体感することが出来ます。
インターネットやパンフレットで見るよりも、実際に訪れたほうが本当の雰囲気を知ることが出来るのでおすすめです。
入所申し込みの手続きを
保育所の入所希望は赤ちゃんが生まれてからすることが多く、そういった形であると思っているママも少なくないと思うのですが、実は0歳から入所するためには妊娠中からの入所申し込みが必要であるところもあります。
園によって何か月から預かってもらえるのかという事にも差がありますので、一概には言えませんが、保育課や所・園に直接尋ねてみると良いですよ。
また申し込みの際は記入漏れが無いように気を付けましょう。
更に保育所入所となると、勤務先で記入してもらうことが出来る勤務証明書・勤務予定証明書というものが必要となるので、早めに準備をするためには職場のほうに早めにお願いしておくと良いですよ。
保活を成功させるためのポイント
保活を成功させるためには3つのポイントがあります。
とにかく何でも尋ねる
とにかく分らないことがあったら尋ねて悩みを無くしましょう。
保育課に尋ねれば、保育所に入れるか否かの点数についても教えてくれますし、今後新しく新設される保育所情報なども教えてくれます。
電話でも教えてくれますし、新しい情報をたくさんゲットしておくと有利です。
自分の状況を判断
何度も言うようですが、保育所に入るためには基準指数を超える点数が必要です。
その点数の付け方は保育課で教えてもらうことが出来るので、自分が基準指数に満たす点数となるのかどうかを自分で確認してみると良いですよ。
自分では良く分らないという場合は、役所で状況を伝えると、点数が上の方なのか下の方なのかという事を教えてもらうことが出来ます。
自分がどんな状況で、入所できる状況なのかを知ることで、今後の仕事プランなども立てやすいはずです。
是非確認してみてください。
多くの所を候補に
毎日通う場所なので、できれば自分の自宅か勤務地に近い方がうれしいですよね。
しかし、そこが激戦地域であれば、避けたほうが入れる可能性は高まるでしょう。
空きが多い保育所に申し込めば、入れなかったときも空きが出やすく待機児童を早く卒業することが出来るかもしれません。
ここに入れたい!ここにしか入れたくない!と考えるのではなく、広い視野で見て入れそうなところを狙っていきましょう。
まとめ
保育所に入れないとなると、本当に困ってしまうママはたくさんいますよね。
私も現在保育所に来年度は入れなかったらどうしようかと少々ドキドキするほどです。
始めて入所申込書を出した時も、かなり不安になりました。
是非保活をして保育所に入れますよう、応援しております!!
他にも保育所に関する記事をまとめてありますので参考にしてみてください。