赤ちゃんのスキンケアには馬油がおすすめ?!効果と使用するタイミングは?

新生児の赤ちゃんの肌の機能はまだまだ未熟です。
そのため、自分の肌を自分で守る機能が低いのです。
そこで、新生児の赤ちゃんの肌を様々なトラブルから守ってあげる必要があります。
新生児の赤ちゃんは、大人のように毛穴が詰まってしまい、ニキビになってしまうということはすくないのですが、逆に皮脂のバランスが十分に整っていないことにより、ひどい乾燥に見舞われたり、乳児湿疹ができたりします。
そんな新生児の赤ちゃんの肌には馬油が良いといわれているのです。
今回は馬油が与える新生児の赤ちゃんへの効果や使用するときの注意点などについて詳しくご紹介していきます。
目次
馬油とは?天然保湿成分?
馬油は、天然の保湿成分です。
新生児だけではなく、大人も長期に渡り愛用しているということが少なくありません。
馬のたてがみは、基本的にきれいな状態がキープされていて、ばさばさしたり乾燥していたり、まとまらないということがありません。
もつれてしまうことがないのです。
馬の尾っぽも同じです。
馬油は人間の皮脂と成分が似ているため、人間の肌にも抵抗なく使用することができます。
新生児の赤ちゃんの肌は抵抗力が弱いので、人工的な成分が配合されている保湿クリームなどは避け、馬油を使用したほうが安全で安心であるということも言われています。
さらに馬油はリーズナブルであり、頻繁に使用しても経済的に負担がないというメリットもありますね。
新生児にも馬油が安心?
新生児に対しても馬油は安心の成分です。
馬油には抗酸化力があり、抗酸化力が非常に強いため、ウイルスや細菌などから皮膚や毛を守ってくれます。
肌に悪い成分なども含まれていないので、新生児でも安心して使用することができます。
馬油の融点は30度なので、保湿クリームよりも肌になじみやすく使い心地もよいです。
しっかりと溶けてサラサラな状態になるので、べたべたすることもなく使い心地がよいですね。
また、万が一に口などに誤って入ってしまったても、心配が少ないので安心して使用することができます。
馬油が持つ効果と作用
では馬油が持つ効果と作用についてです。
保湿効果
まずは高い保湿効果が挙げられます。
赤ちゃんは大人のようにたくさん皮脂を分泌することができません。
赤ちゃんの肌のトラブルが少ないのは、毛穴に皮脂が詰まりにくいからです。
たくさんの皮脂が分泌され、肌が守られています。
しかし皮脂のバランスが洗浄などにより乱れるとひどく乾燥してしまったり、乾燥すると赤ちゃんの肌はものすごく敏感であるため、炎症をすぐに起こしてしまいます。
乾燥による炎症を避けるためにも馬油での保湿が大切ですね。
肌のバリア機能
赤ちゃんの肌のバリア機能はそう高くありません。
バリア機能が低いため、細菌などの影響をうけ、肌荒れを引き起こしてしまうこともあります。
また、ママがだっこしたときの衣類による刺激やコスメによる刺激などによっても炎症が起こってしまうことがあります。
かぶれや炎症を防ぐために肌のバリア機能を高めるためにも馬油が効果的です。
抗炎症作用
馬油には抗炎症作用もあります。
肌のひどい炎症を防ぐことができるんですね。
あせもができてしまっている、掻きすぎなどにより、炎症がひどくなってしまうことがありますね。
馬油を使用することにより抗酸化作用で炎症を素早く取り除き、鎮静してくれます。
虫に刺された時なども効果的だといわれています。
血行促進
馬油には血行促進効果もあります。
血行が促進されることにより、新生児の便秘を防いだり、冷え対策となります。
ミルクの量が少し変わっただけで便秘になってしまったり、胃腸の働きが未熟であり、便秘になってしまうことが多いため、血行促進で便秘を防ぐことはものすごく大切です。
スカルプケア
馬油はスカルプケアにも効果的です。
頭皮に蓄積された汚れなどをしっかりと落としてくれます。
保湿も同時にできるのでかなり役立ちます。
新生児に馬油!いつ使う?
新生児への馬油は、どんなときにいつ使うとよいのでしょうか。
毎日使用してもよいのか、どんなタイミングで使うべきかなどなど、ご紹介していきますね。
乾燥が目立つ
まずは乾燥が目立つときですね。
毎日使用しても問題はありません。
しかし、特に乾燥が目立つときに馬油を使用するとよいです。
乾燥が目立つ際、ごく少量を薄く塗るだけで大丈夫です。
眠っているときに乾燥がひどいとき塗ってあげるのもよいです。
真冬は特にひどく乾燥するので、何度か塗りなおしてあげるとよいですね。
おむつかぶれ
おむつかぶれが起こった時も馬油が役立ちます。
保湿効果と抗炎症作用により、早くおむつかぶれを直してくれます。
新生児は肌が敏感で、おむつかぶれを頻繁におこりやすいのです。
2時間程度おむつを替えることができなかっただけで真っ赤にかぶれることもあります。
馬油を塗ってあげることにより、痛みが和らぎます。
治る時間も早まります。
おむつかぶれが起こっているときに、おむつをしていると、おむつと擦れて痛みを感じることもありますが、馬油を塗ってあげることにより、痛みが和らぎます。
頭皮の乾燥
頭皮が乾燥し、頭皮がぺりぺりとむけてきてしまっているときなども馬油が役立ちます。
頭皮に傷ができてしまうことにつながる場合もあります。馬油でマッサージをしながら沐浴をしたり、シャンプーをしてあげるとよいです。
馬油をつけて頭皮をマッサージしてからやさしくシャンプーを行うと、頭皮がピリピリとめくれてきたり、古い角質や垢が落ちてきます。
また同時に乾燥も防ぐことができます。
虫に刺された
虫に刺された時も馬油が使えます。
新生児は虫に刺されても自分で上手に掻くことができません。
非常に強い痒みを感じていても、自分で上手に掻くことができないため、泣いてしまうことがあります。
また、汗をかいて幹部がジュクジュクしてしまうこともあります。
よりひどく悪化すると、化膿してしまうこともあります。
そこで新生児が蚊に刺された時は、馬油を塗ってあげるようにしましょう。
抗炎症作用、抗菌作用により、炎症を抑えたり、化膿を防いでくれます。
かゆみを抑えてくれる効果もあるため、かゆみで激しく泣いてしまうことを防ぐこともできます。
乳児湿疹
乳児湿疹ができるとき、原因は主に乾燥です。
そこで湿疹が出始めたら馬油でしっかりと保湿をしてあげることにより、炎症を鎮め悪化を抑制してくれます。
やけど
やけどしてしまったときもすぐに馬油を塗ってあげるよいです。
水で冷やしたあとに馬油を塗ってあげることにより、痛みや炎症を鎮めることができます。
やけどの跡が残らないようにするためにも良い対処法となります。
新生児に使用する馬油の選び方!
新生児に使用する馬油の選び方についてです。
様々なものが販売されているため、どれを使用すればよいのか迷いますね。
基本的には馬油ということで販売されているものであれば、どれを使用しても大丈夫です。
しかし、馬油以外の成分が含まれていると、刺激となり、肌トラブルにつながってしまうことがあります。
不要な成分が含まれていない馬油を使用するようにしましょう。
新生児に馬油を使用する際の注意点!
新生児に馬油を使用する際の注意点についてです。
肌に合わない場合は?
馬油は人間の皮脂と似た成分であるため、肌に炎症が起こる可能性はかなり低いのです。
しかし、まれに馬油に含まれているタンパク質が、肌に合わずに塗った部分が赤くなったり、効果が見られない場合があります。
そのため塗った影響で異常が見られた場合は、肌に合わないと判断し使用を中止しましょう。
塗りすぎ
塗りすぎによりべたべたするときがあります。
馬油の融点は30度なので、すぐにサラサラとするものの、あまりにも多く塗るとべたべたになってしまいます。
衣類などに馬油が付着してしまうこともあります。
べたべた感で不快感を覚え、ぐずりの原因となることもあります。
馬油を使用する際は、ごく少量を薄く伸ばし塗るようにしましょう。
目の周り・口の周り
万が一、馬油が口に入ってしまっても、さほど心配はいりません。
しかし故意に目や口に馬油が入ってしまうことは、絶対に避けるべきです。
そこで、顔に馬油を塗る場合は、目の周りや口の周りは避けましょう。
馬油を触った手
馬油を塗る際に触った手で、哺乳瓶などに触れないように気をつけましょう。
おしゃぶりも触れないようにしまよう。
馬油を触ったあとは、すぐにすべすべになるので、忘れて触れてしまうことがあるので注意が必要です。
一度手を洗うことを忘れずに行いましょう。
まとめ
馬油は新生児にとっての万能薬となります。
天然成分で安心ですし、肌トラブルを避けきれいな肌を保つことになります。
馬油を一つ用意しておくと重宝しますね♬