妊娠中期!安定期で嬉しいはずなのになんだか寂しい…寂しい瞬間と対処法!

妊娠してから数ヶ月、妊娠中期になると身体にも大きな変化が起こります。
体調にも変化が見られますし、出産も近づき、分娩への不安やその後の育児への不安も大きくなってきますね
また、社会から遮断されているような、一人っきりのような気持ちになることもあります。
そこで今回は、妊娠中期に赤ちゃんの成長が嬉しく幸せそうな時期ですが、ママが感じる寂しさや不安の原因や感じやすい瞬間、対処法などについて詳しくご紹介していきたいと思います。
目次
妊娠中の制約とは…?
妊娠期間10ヶ月間の中では、つわりや体調不良などが起こり、妊娠中期になると体調が安定する時期だと言われています。
しかし、そんな安定期、妊娠中期でも、妊娠中の制約はつきまといます。
妊娠前と同じような生活はなかなかできないでしょう。
妊婦健診も定期的にいかなければいけませんし、自分だけの時間の使い方ではなくなってきます。
身体も自分が思うように動いてくれない場面もあります。
そんな中、自分の気持ちと身体のギャップにジレンマを感じてしまうことがあるのですね。
そんなジレンマが寂しさなどにつながってしまうことがあります。
かけがえのない妊娠という赤ちゃんと一緒に過ごせる時期ですが、やはりしあわせな気持ちだけではいられないこともあるのです。
妊娠中に感じる寂しさはどのようなものがある?!
では妊娠中期のママは感じやすい寂しさについてです。
産休中の寂しさ
妊娠前まで毎日バリバリ働いていたママにとって、妊娠中の産休に入ると毎日休みのため、寂しい気持ちとなってしまうことが多いですね。
家庭が自分の居場所となり、社会からは遮断されたような気持ちになってしまうことがあるのですね。
自宅で過ごす時間が増えるため、旦那さんがお仕事終わりに帰ってくるまでの時間がものすごく長く感じたりします。
また、仕事終わりのお付き合いなどで遅くなると、余計寂しさは増しますね。
一人の時間がほしいなと思っていたのに、妊娠して自宅にいる時間が増えたら寂しくてしょうがないというママは少なくありません。
悩みを理解されない・共有できない
妊娠は2人がいるからできたことであり、同じ気持ちで妊娠中も過ごしたいと思うものです。
妊娠初期のつわりがひどい時期は、夫や周囲の人からの優しさを感じられたものの、妊娠中期頃になり体調が落ち着いてくると、心配されることも少なくなり、辛さなどを理解してもらえていないと感じることがあります。
また、お腹の大きさも目立ってくるため、疲れやすくなっているのに、あまり夫には理解されることなく、身体の悩みも心の悩みも共有できていない気持ちになり寂しくなることがあります。
しかし、やはり察してほしいという気持ちもものすごくわかるのですが、妊娠していない夫に理解してもらい共有するためには、コミュニケーションがかかせません。
より良いコミュニケーションをとり、辛いときや手伝って欲しいときは上手に伝えてみましょう。
禁煙や禁酒
妊娠前までたばこを吸っていた、お酒が好きでよく毎晩飲んでいたというような場合、妊娠を機に赤ちゃんのためにやめると、それが原因で寂しさを感じたりストレスを感じてしまうことがあります。
しかし、タバコのニコチンやシアン化合物、一酸化炭素、その他有害物やアルコールは赤ちゃんにとって悪影響となるものであることには間違いありません。
また、タバコを吸うことで血管が収縮したり、血液中の酸素濃度が低下するため、赤ちゃんに送られる酸素が少なくなってしまいます。
そのため禁煙や禁酒は必要ですが、寂しさを感じる原因となりやすいのですね。
タバコの変わりにガムや飴を活用したり、よい香りのするお茶を楽しんだりしてみると和らぎやすいですね。
情緒不安定
妊娠中はホルモンバランスの変化や身体の変化により、情緒不安定になりやすい傾向があります。
比較的に普段はゆったりとのんびりとした性格だったというかたも、妊娠してからイライラしやすくなった、寂しさを強く感じるようになったという方が少なくありません。
妊娠前よりも気分の浮き沈みが激しくなり、マタニティーブルーという状態になります。
マタニティーブルーが原因で寂しさをより強く感じていることがあると考えられますね。
妊娠中の寂しさを紛らわすための対処法!
では妊娠中の寂しさを紛らわすための対処法についてです。
妊娠中は情緒不安定となり、妊娠前なら気にならなかった些細なことでも気になり落ち込んだり寂しさを感じたりすることがあります。
上手に寂しさと付き合い、紛らわしながら、赤ちゃんとの幸せな時間を有意義に過ごしたいですね。
育児書などを見すぎない
妊娠中に今後の育児の事を学んでおきたいと思い、育児書などをよく読むママは少なくありません。
しかし、あまりにも読みすぎてしまうと、不安感が大きくなる原因となり、寂しさの原因にもなります。
ストレスの原因にもなってしまいます。
子育ては育児書通りに行くものでもないので、あまり読み込みすぎないようにしましょう。
パートナーのフォロー
妊娠中のママにとって、頼りになるのはパートナーです。
お腹の赤ちゃんが生まれてからも協力していく大切なパートナーとなりますね。
出産に対する不安や妊娠中の寂しさについて、不安定になりがちなので、一人の時間が多いと、より考え込んでしまったり、寂しい気持ちが大きくなってしまいます。
できるだけ二人で過ごす時間を増やしたり、二人の会話をする時間を増やすことは、寂しさへの大きな対処法となります。
しっかりと心の支えとして居てくれると、ママは本当に救われます。
パートナーからの優しい言動、何気ない気遣い、ちょっとした優しい言葉などでママの気持ちは大きく変化し安定しやすくなります。
一緒にエコー写真を見たり、一緒に赤ちゃんに必要なものを買いに言ったり、体調を尋ねたりしてみましょう。
スキンシップ
パートナーとのスキンシップも大切です。
妊娠するとママは身体が敏感になり、肌へのちょっとした刺激も気になるようになります。
またお腹も大きくなってくると、より動いたり人にくっつくことが嫌に感じることがあるのです。
しかし、そんな中でも、パートナーとのスキンシップはとても大切です。
腰をさすってもらったり、肩をもんでもらったり、そんなスキンシップをとるうちに、どんどん二人の信頼感や仲もよくなってきます。
不安な気持ちや寂しい気持ちも和らぎます。
上の子への気持ち
妊娠中は、上の子の気持ちも気になりますね。
身体が思うようにいかずに、一緒に遊ぶ時間が減ったり、具合が悪い姿を見せたり、寂しい思いをさせてしまっていないかなどを考えると、ママの気分も落ちてきます。
しかし、そんな不安や悩みやイライラは言動に出さなくても子供には伝わります。
一番は妊娠を一緒に喜び、一緒に迎え入れる事を楽しみにして過ごすことが上の子のためにもなります。
もちろん寂しそうなとき、寂しいと言ってきたときは、しっかりと受け止めてあげましょう。
一緒に遊ぶ時間を作ってあげたり、好きなものを一緒に食べたり、たくさん甘えさせてあげる時間もできるだけ作れるとよいですね。
まとめ
妊娠中、妊娠中期はつわりなどが落ち着いていても、心は不安定で寂しさを強く感じたり、不安な気持ちが大きくなることもあります。
しかし、そんなときこそ、一人にならずにパートナーや上の子との時間を楽しむようにしたり、一人でも楽しめる趣味を新しく見つけて見たりしながら、寂しさと上手に付き合っていきたいですね。
一生に一度きりの赤ちゃんとのかけがえのない時間です。
また、不安な気持ちや寂しい気持ちが大きすぎるときは医師や助産師に相談するのもおすすめです。